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noteの効果が全く得られていないWordPressブログ 今後の方針はどうするか(WordPressでは書けないブログ運営論#19)

2020/3/28から開始してきたnoteですが、当初WordPressブログとの連携を軸に、WordPressの弱点をnoteで補ってユーザーの集客元になればという思いがありました。
今回、意外な結果が出たので、今後の方針と共に記事にします。

Gerd AltmannによるPixabayからの画像)

noteで投稿した週と投稿がない週のビュー

2020/3月末から2020/6月中まで43記事を投稿(公開分)してきましたが、noteで投稿しないときにどの程度ビュー数があるのか確認するため、この2週間(6/13-6/27)はnoteに投稿しませんでした。

以下は、「記事投稿があった週のビュー」と「記事投稿がなかった週のビュー」です。
noteのデフォルトのアクセス解析(ダッシュボードのアクセス状況)は非常に使い辛いですが、無理やり見ると数値的には以下のようになっています。

note投稿数
2020/6/27時点で全公開記事数43(この投稿を除く)
200文字の投稿もありますが、1万文字以上の長文もあり1投稿あたり平均では2000字以上あると思います。

期間毎のビューと投稿記事数
2020/5/03-5/09 380ビュー この週に4記事投稿
2020/5/10-5/16 466ビュー この週に4記事投稿
2020/5/17-5/23 113ビュー この週に投稿なし
2020/5/23-5/30 233ビュー この週に3記事投稿
2020/5/31-6/06 292ビュー この週に7記事投稿
2020/6/07-6/13 160ビュー この週に3記事投稿
2020/6/14-6/20 71ビュー この週に投稿なし
2020/6/21-6/27 53ビュー この週に投稿なし(この投稿を除く)

ここからいえるのは投稿した週はビューが300から400前後、投稿がない週は100ビュー前後かそれ以下という結果です。

Googleアナリティクスでの確認

noteを経由してどの程度WordPressブログが見られたかを確認します。
(Googleアナリティクス集客>ソーシャル>参照元ソーシャルネットワークで確認)
2020/4/1-6/27の内訳では、Twitter経由でのPV300以上、Naver経由でのPV30以上が主であり、他は、Pokect、Facebook、Pinterest、はてなB等が数PVあった程度でした。
上記の通り「note経由でのWordPressブログ参照」はゼロでした。

自分でも何度かnoteからリンクを踏んでWordPressブログを参照していたものの、この数も全くカウントされていないのは一見不思議ですが、Googleアナリティクスのビュー設定のフィルター「自分のIPアドレスの除外」を設定しているため、そこでカウントがされてないのは正常だと思います。

WordPressブログのアクセスとサーチコンソールの新項目で問題が噴出

WordPressの方のアクセス数は公開しませんが、5月は通常よりアクセスが多く、逆に6月は急激にアクセスが減少しています。
原因は大体推察できていますが、5月は巣篭もりでゲーム需要が増え検索数が普段より増加したことが原因。

6月はGoogleサーチコンソールで「ウェブに関する主な指標」という項目が増えたことで、モバイルの「CLS に関する問題」で改善が必要なURLが200以上となり、同時期に検索順位が落ちたことが原因と思われます。
CLSと検索順位が落ちたことの相関はないかもしれませんが、ほかに原因が見当たらないので相関ありの可能性が高いのではと思っています。

CLSとは「Cumulative Layout Shift」で、ざっくり言うと「ユーザーが意図せぬレイアウトのずれ」のことで、スマホからWebにアクセスしてコンテンツを見ようとすると画像や広告が遅れて表示され本文が下にずれてユーザー体験が減った、というようなことを示す指標のようです。
(キャッシュプラグインを使っているため、多少遅れて表示されることは仕方ないのですが。)

コアウェブバイタル(CLS等)については以下を参照

対策としては画像やCSSなどロードがかかる要素を減らして軽くすることが必要になるようです。
自分はレンタルサーバーでConoHa WINGを使っているため表示はかなり速いほうだと思いますが、それでもCLS に関する問題が出た事で、アドセンス広告の位置の変更やAmazon広告を外したりと試行錯誤を続けています。

また投稿記事のインデックスもなぜかされ辛くなり、6月に投稿した以下の記事がずっとインデックスエラーで登録されておらず、何度もインデックス登録リクエストすることで登録されたものの、「Google に登録されていますが問題があります」というURLとなっています。

サーチコンソールで原因不明のインデックスエラーになり続けた記事

WordPressの設定も全く変更しておらず、サイトマップも普通に読み込まれており、URLも外から普通にアクセスでき、Googleサーチコンソールで何かの設定を変えたということもなく、これまでは普通に新規記事を投稿してインデックスされていたので全く原因が分かりません。
Googleサーチコンソールの仕様もしょっ中変更されるため、ユーザーの側でコントロールするには限界があります。

今後の方針

まずnoteで分かったのは投稿したときに一時的にビュー数があり、その後0ではないものの、ほとんど記事は見られないことです。
noteで見られているのはフォロワーを除けば投稿するときに付けるハッシュタグでこれで興味あるタグの記事を一覧で見るという人が大半だと思います。
タグを付けた新規記事が一時的に見られ、その後沈んでいくため、遡って記事を見るという人以外の目には触れず、結果的に投稿したとき以外には見られないという状況になります。
ほかにはnoteトップページからカテゴリ以下を一覧的に見るのも便利なのでそちらで見る人も多そうです。

これは独自ドメインなし無料ブログで新規記事を投稿した時に非常に似た状態です。
noteは検索経由からも見られますが同ドメイン2件の検索結果の縛りから大抵の記事は検索結果に表示されず、note内部での参照に留まります。
WordPressや独自ドメインブログのように一度投稿したら検索結果によって少しずつでも見られるという状況にはなりません。

後は、参照元ソーシャルネットワークでの結果から、noteで43投稿記事(計2972ビュー)を書いた時点でnoteからWordPressブログの参照はゼロということがあります。
今後noteで投稿数を増やせばもしかしたら増えるかもしれませんが、ゼロのままという可能性もあります。
noteにWordPressで書いた記事を貼り付けたりしていますが、noteの作りからWordPressブログに大きくユーザーを誘導することは難しいです。
普通、他の人のnoteを見てもヘッダーにあるブログのURLを踏む事はまずないので、他の人も同様だと思います。

自分がnoteの投稿記事でブログとWordPressをテーマにしているのも、WordPressブログ側のジャンルと無関係なので、訴求力がないということもあるかもしれませんが。
いずれにしろnoteはWordPressブログの集客元としては現状全く機能していないということです。
noteでWordPressブログと違うジャンルの話を投稿することは楽しいですが、WordPressに影響が全くないのであれば、同じ投稿ペースで続けるのも難しいのかなと思っています。

noteはnoteで、「これまで書いた記事を有料化して(購入して)見ていただく」という目標はあるので完全に辞めることはないと思いますが、当初目標にしていた「WordPressとnoteでの連携」については効果がないものとして今後は別のやり方を考える必要がありそうです。
一案としては別のWordPressブログを新規で立ち上げることも考えています。
現在運営しているWordPressブログは実験としては色々な試行錯誤が出来た面はありますが、色々な面で頭打ちでこれ以上活動していくことも難しいため、新規のWordPressブログを立ち上げてそこで活動していくのが一番可能性があるのではと感じています。

ドメインオーソリティと被リンクという点では意味がある?

「WordPressとnoteでの連携」に全く効果がないと書きましたが、ドメインパワーと被リンク(バックリンク)という意味では、noteを始めた2020/3月以降、WordPressブログのドメインオーソリティがかなり上がっており、それに伴って被リンク数も増えており(このnoteからリンクを貼っているため当たり前といえば当たり前ですが)そういう意味では全く連携に意味がないということはないと言えるかもしれません。

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