4000円台で組める白青黒群衆ハーキル(MTG スタンダード)

この記事は、ゼンディカーの夜明け~ファイレクシア:完全なる統一期のスタンダード環境で書かれているので、環境が進むと事情が変わっている可能性があります、それを踏まえてお読み下さい。


今シーズンで使ったデッキ、決勝戦まで行けたので公開。
 
クリーチャー:20枚
集まる群衆/Gathering Throng
熟練の魔術師、ハーキル/Hurkyl, Master Wizard
墓地の侵入者/Graveyard Trespasser
病的な日和見主義者/Morbid Opportunist
復活したアーテイ/Ertai Resurrected
 
スペル:16枚
実験的占い/Experimental Augury
切り崩し/Cut Down
喉首狙い/Go for the Throat
シェオルドレッドの勅令/Sheoldred's Edict
 
土地:24枚
難破船の湿地/Shipwreck Marsh
水辺地区/Waterfront District
水晶の岩屋/Crystal Grotto
閑静な中庭/Secluded Courtyard
爆発域/Blast Zone
3 島
3 沼

サイドボード
発展の暴君、ジン=ギタクシアス/Jin-Gitaxias, Progress Tyrant
隠し幕/Concealing Curtains
夜の棍棒使い/Night Clubber
沈黙の蜘蛛、琴瀬/Kotose, the Silent Spider
 
wisdom最安値で4665円(2023年4月調べ)。




基本的な動きは、除去を撃ってクリーチャーを押し通すだけ。
息切れ対策によって、手札を維持しつつ展開できる。
除去の効果が薄いコントロール相手には、サイドからクリーチャーに振り替えてアグロとなる。


熟練の魔術師、ハーキル/Hurkyl, Master Wizardは、3マナ2/4というスタッツで優秀なブロッカーになるとともに火力耐性を持ち、生き残っていればアドバンテージをもたらし続ける。
複数のカードタイプにわけることもできるが、現環境のカードタイプではインスタントがもっとも強いと考えているので、このデッキではスペルはインスタントのみに絞って構築している。自分のターンにインスタント除去をプレイすると、ターンエンドに5枚からまたインスタント除去を選べるというループを形成する。病的な日和見主義者/Morbid Opportunistと合わせ、相手のクリーチャーを除去しつつアドバンテージを取っていく。
以前はインスタント除去に加えてドロー操作を入れて土地の数を絞り、必ずインスタントを引き当てられる構成だったが、テンポが悪かった。クリーチャーに枚数を割き、インスタントはほぼ除去のみに絞ったところ、ハーキルの不発の確率はあがったがテンポはよくなり、勝率を引き上げることに成功した。

集まる群衆/Gathering Throng
コモンと侮るなかれ、出すだけでパワー3後続が4枚まで保証されるという強力なアドバンテージを持つ3マナ生物。
この効果はグリクシス系デッキに強く、除去単に強いグリクシス系デッキへの穴を補完できる。

閑静な中庭/Secluded Courtyard
最近はダメランを使わず、こちらをよく使っている。
ダメージをくらわずアンタップイン、このデッキのクリーチャーはほぼ人間でまとめているが、ある程度クリーチャータイプが寄るだけでも十分使えると思われる。
特に3~4マナのダブルコストのクリーチャーがいるデッキで重宝し、起動型能力を持つクリーチャーとも相性がよい。

かつて高額カードだった爆発域/Blast Zoneも、現在では数十円。現代のカードパワー相手では、昔と違ってカウンターを貯めるのにテンポが追いつかないのだと思われる。
ただ今回、増殖カードが収録されたことによって、実用可能なレベルに引き上げられたと思っている。青黒というパーマネントに触るのが苦手な色では重宝するし、2~3マナのカードが強い現代スタンダードでは、2~3枚流しもワンチャンあり得る。

夜の棍棒使い/Night Clubber
現状で対策カードが少ないダニ系カード全般に強いサイドボード。
 
 
 
2023年4月下旬から、wisdom-guild最安値1枚1000円以下、総額10000円以下で構築する限定スタンダード大会を始めます。
高額カードが使えない、初心者がスタンダードを始めやすいレギュレーションとして考えましたので、ぜひ興味ある方はご参加下さい。

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