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戦国ダイナスティ SengokuDynasty 祝発売 初心者質問「どう遊ぶゲームなの?」

前作MedievalDynasty発売から約一年、新作Dynastyシリーズが出ました。ご存じの通り戦国時代を舞台にした「戦国ダイナスティ(原題:SengokuDynasty)」

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面白い遊び方とは

何回もニューゲームをやり直すことが前提

 遊ぶ方針は主に2つ
1、村を作ることをあきらめてMAPを全部探索してどこに何があるか調べる、探検サバイバルで頑張る。
2、村を作ってシナリオを進めながら、建築物をたくさん作って村人に仕事を割り振る、本格村シミュレーターとして遊ぶ。
 このどちらかを選ぶべきでしょう。
 個人的には2をおすすめしたいところですが、2か月ぐらいででバージョンアップしそうなので、その都度ニューゲームで村の作り直しをしなくてはいけないという徒労感、ツラミ、エグミという辛さは何事にも人間的成長を促すことを覚悟してください。
 既にクエストの不具合もあり、ニューゲームでやり直さない限りアンロックされない建築物に不満を述べている人もいます。とりあえずやり直せば問題ないので大丈夫でしょう。

現時点での戦国ダイナスティの評価は「アーリーアクセスとしては最高の出来で、つまりユーザーがプレイして公式に報告するという理想的なデバッグをしている状態」

現在steamの評価は「賛否両論」から「少し好評」です。ちなみに前作のMedievalDynastyは発売当初は「非常に好評」でした。
 これには推測できる理由が存在します。
1、アーリーアクセスといういわゆる未完成状態でリリースされてます。
2、サバイバル要素があまりブラッシュアップされていない。
3、村を作る過程がとても時間がかかるしメンドクサイ。
4、村人の管理がよく分からないし仕事させても効率も悪い

 1つ目のアーリーアクセスは言わずもがなですが、改めて説明。ゲームを作るにはお金がかかるため、ゲームを完成させるための資金が必要になります。
 そのためアーリーアクセスを公開して資金の確保を行い、開発を継続して正式リリースを目指します。そのため、未完成な部分が多いのが特徴ですが、ユーザーを集めるために肝となるゲームシステム部分は確実に作りこんでからアーリーアクセスを開始することがほとんどです。
 そのため未完成だという指摘は一切不要ですが、日本のマーケットはなぜか未完成を指摘する人が後を絶ちません。コレガワカラナイ、ではなくユーザーが文化の違いを認識するしかないのです。
 また配信者もその点はしっかりと視聴者に伝えていきましょう。

 二つ目のサバイバル要素ですが、戦闘の難易度が低いことが期待した戦いができずに面白くないという事です。
 ココの部分は戦闘が楽しいという事をを期待している場合は肩透かしを感じるのは仕方ないことです。
 しかしながらゲームスタジオは戦闘が未熟な人がほとんどのマーケットと捉えており、ゴリ押しの戦闘方法もあるためその点は初心者に優しいものです。
 個人的には動物も盗賊も同じ動きで襲ってくるのが改善してほしいとは思ってます。

 三つ目ですが、戦国ダイナスティは村を作って大きくしていくということが一番のメインコンテンツであり、ユーザーも一番期待しています。
 ですが実際はユーザーには作る楽しさが伝わりにくいようで少しの建物を作ったら村づくりを一旦終了する人が多いようです。アーリーアクセスということもあってニューゲームをし直さなければいけない前提なので本格的な村づくりをしている人は少数となっています。
 また建築においてはトグル階層の独特UIがプレイヤーにとってストレスになっています。
 この点についてはゲームスタジオも認識しているようでガイドや説明を細かく入れていき、プレイヤーが悩むことなくゲームを進めることができるように改良していくとの事です。

 四つ目は実の所、前作でも不満の大きかった内容で当面の問題はUIなのですが説明が以前よりもなされており少しずつ分かりやすくなっています。
 また仕事を任せた後の生産量については村を複数運営するにあたって倉庫が共有されており、村を維持するのに適度な生産量となっていることに気づけるかという事です。
 これ以上村人が生産数を増やすとあっという間に倉庫に物があふれてしまいアイテム管理のゲームとなってしまいます。これでは村づくりの楽しさが減ってしまう可能性があるのではと予想しています。

制作会社の初の作品であるがためデバッグの手が足りないか

 最近のSteamのゲーム会社は期限を決めてアーリーアクセスであっても発売して、そこからデバッグをしていくという手法をよく見かけるようになりました。
 日本では通常においてデバッグも終わったほぼ完成状態のパッケージ化できたゲームが好まれます。
 また日本独特の評価基準がありレビューにマイナス評価がつきやすのです。
 そのため海外メーカーは悪評が付くのを恐れて日本語化せずに売ることがほとんどです。
 今回戦国ダイナスティを作ったゲームスタジオはポーランドのSuperkamiで、この作品が初のゲームリリースとなっています。
 ということは、デバッグのノウハウがそれほどない又は予算的な都合が主な理由でアーリーアクセスとして発売されていると推測されます。

でも楽しい遊びはユーザーが見つけてしまう

 戦国ダイナスティ(Sengoku Dynasty)が日本で特に売れているとのことですが、理由はまだ分かりません。
 私の推論ではコンセプトが戦国時代の一舞台であること、戦闘や戦争をせずに村づくりの体験ができるということ、海外(欧州)が作った戦国時代のゲームであることが要因かなと思っています。
 SNSではフンドシ一丁で奈落に落ちる姿をTwitterで投稿しているのを見つけました。
 面白いバグを見つけてSNSに投稿するという流れはアーリーアクセスならではの光景かなと思います。
 これを機に戦国ダイナスティを飼われた方はこんな楽しいことがあったという体験をぜひSNSで発信していただけたらと思います。

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