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「INSIDE MERY」と「スターティングgRPC」をあわせて260部頒布しました #技術書典

4/14(日)に開催された技術書典6に会社有志の「MERY Engineer Team」というサークルで参加してきました。お立ち寄りいただき皆様、ありがとうございます!記録としてレポートを書きたいと思います。

印刷部数と頒布部数

合同誌の「INSIDE MERY」を300部、個人で書いた「スターティングgRPC」を150部刷りました。どちらも日光企画さんにお願いしました。それぞれ10部強予備をいただけました。当日の被チェック数は127でした。

結果として「INSIDE MERY」は100部頒布、「スターティングgRPC」は予備も含めて約160部完売でした。完売後はダウンロードカード を20部弱、BOOTHで今日までに30部販売できています。ちなみにかんたん後払いも導入しましたが利用率は50%くらいでした。

基本的には余らせたいと思っていたので、「スターティングgRPC」はもう少し刷ればよかったな・・・と思っています。200部にするか迷いましたが、被チェック数的にはそこまで伸びていなかったこともあり、余り過ぎても困るため難しかったです(50部余るくらいを狙って150部としていました)。

「INSIDE MERY」は120-150部くらいの頒布を想定していたため、少し目標を下回りました。中身はなかなか面白くできたと自負しており、表紙もかわいいのでいけるかな?と思っていたのですが、外側から中身が伝わりづらい点があったかと思います。次回はもう少し工夫したいです(一方「スターティングgRPC」は遠くからでも「gRPCの本である」ということは一目瞭然でした)。サークルとしては継続して参加していきたいので、(抽選に通れば)少しずつ消化していきたいと思っています。

印刷についての振り返り

Adobe Illustrator CCで保存したデータが日光企画さんの環境では開けないため再入稿となりました。CS6の保存形式まで対応しているとのことでした。受付のPCではCS3までしか開けなかったので、次回はCS3の形式で保存していく予定です。

表紙の塗り足しが足りずに二度ほど再入稿しました。ぴったりにする意味はほぼないと思うので、指定の倍くらい塗っておいたほうがいいなと思いました。

MacのPreviewで書き出し直す時にB5にし忘れるのを何度かやっていたんですが、入稿データでもやってしまいました。これはその場で直せたのでまあよかったです。

日光企画さんのサービスでA2ポスターが1枚つくのですが、仕上がりもよくかなり目立っていたので、頼んでよかったです。あえていうなら、キャッチコピーを足したり、簡単後払いのQRコードとかも付けられるとよかったかな・・・と思います。サークル番号(け30とか)もあると良いかもしれません。表紙と同じくらい重要なので、次回はもう少し時間をかけたいです。

ノベルティ

ステッカー二枚をつけました。なかなかいい感じの仕上がりになったかと思います。ぬりえも無料配布していましたが、午前中は「ご自由にお持ち帰りください」という感じだったところ、全くお持ち帰りいただけなかったので、後半は「INSIDE MERY」に挟み込んでお渡ししました。

ぬりえを塗って#INSIDE_MERYとハッシュタグをつけてTwitterに投稿いただくと抽選で一名の方に豪華な記念品を差し上げますので、ぜひお待ちしてます。ぬりえはこのノートにも添付しました。

次回も何か考えたいと思います。

ダウンロードカード 

「スターティングgRPC」にはダウンロードカードをつけました。カードはラクスルにお願いしました。頼んだ日が木曜日で土曜日に届いて、日曜日が本番という流れでかなりギリギリだったので、無事届いてよかったです。

初めはBOOTHにパスワード付きZIPでアップしていましたが、実機でうまく展開できない現象があったので、前日にBOOTHのシークレット公開機能によるPDF配布に切り替えました。かんたん後払いのダウンロード機能でも配布していますが、翌日にならないとダウンロードできないのが微妙かな・・・と思っているので、今後も継続して使うと思います。シークレット公開機能は月額500円くらいかかります。

設営

こんな感じになりました。

mochikoAsTechさんのノートの通りにダイソーで購入しました

あとはAmazonでポスタースタンドを卓上/フロア用で一つずつ買いました。

ポスタースタンド に吊るした時に、端が丸まってしまうので、ダンボールで補強しています。次回は何か考えたいです。

見本は最終的に3部ずつ用意しました。初めから3部あってもよかったと思います。

スターティングgRPCの執筆進行状況

3/17 もくもく執筆会で構成を決めたりしました。友だちができてよかったです。進捗2%。

3/24 ほぼゼロ。コラムはちょっと書いてた気がする。

3/31 進捗5割。

4/7 7割。表紙を奥さんが描いてくれました。

4/10深夜 推敲中。

4/10午前 入稿

こんなんでも本になるんだな・・・びっくりした

完売したスターティングgRPCと今後

「INSIDE MERY」については技術書典以外での頒布予定はありませんが、「スターティングgRPC」はBOOTHで電子版を販売しています。

もしよかったら、買ってください!

今回本文のみで56ページ書きましたが、二冊同時進行の中で書ききれなかったこともあるので、次回の技術書典に向けて増補して、改訂版を出したいなと思っています。なお改定時はBOOTHの方にも反映していく予定です。

ここに書くか(書かないかもしれないから)迷ったのですが、宣言駆動執筆ということで、今のメモを貼っておきます(なおまだ1文字も書いてない)。

- 1章を書き直す
 - まとめをもう少しちゃんと書く
 - REST/gRPCの技術選定チャート(無理かも
- 5章のログでなんとなく分散トレーシングする
- 6章 protocプラグインで一章書く。
 - validator
 - プラグイン自作
  - メッセージ型からrouter/entity(Go)生成
  - model(Ruby)生成
 - コラムはgrpc-gateway
- 7章 streamingでサーバー側更新をフックして、クライアント側へイベントを送る
- 7章 コラムでChannelzで監視
- 付録でgrpc-web
- Ruby/Goのcodegenの公式ドキュメントを整理して付録にする
- ページ数の都合で削った参考文献を戻す

基本的に自分が今読みたいことを半年後に本にするという感じで進めてます。

最後に

初めはどうなるかと思いましたが、社内でも執筆ムードが盛り上がっているし(自分でも一冊書きたい人がちらほらいたりする)、なんだかんだで二冊頒布できてよかったです。初参加に当たっていろんな記事を参考にしてきたので、このとりとめもないノートも誰かの参考になれば幸いです。


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