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「診断」は病名をつけること



次のステップの「診断」とはわかりやすくいうと、病名をつけることです。診査で得られた情報と、さまざまな検査結果とを照らし合わせて病名をつけます。

この時点で病名が確定できないときの方法論として、「除外診断」という方法をとることがあり
ます。これは、考えられる原因を除外していきながら、本当の原因を探り当てる診断法です。


「待機的診断」という方法もあります。これは、診査した時点では症状がなく判断できない場合に、症状が現われてくるまで待ち、出てきた症状を診断するものです。


また「虫歯」や「歯周病」といった病名をつけてしまえば診断は終わりかというと、そう単純ではありません。


たとえば「虫歯」や「歯周病」という病名にも、実は専門的にもっと細分化された病名があります。そしてその細分化された病名に対して、生物学的にもっとも適した治療法が存在します。


もし何らかの理由で「診断」がうまくいかず、病名の判断が適切に行なわれなかったとしたら、その歯にもっとも適した治療法が選択されない可能性が高くなってしまうのです。


参考文献
「あなたの歯の寿命、大丈夫ですか?歯医者さんとの賢い付き合い方」
著・石井宏
発行・コスモ21

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