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小泉今日子 ""KKCP 90’s"@ Zepp Divercity Tokyo, お台場

昨晩はこちらでした。

小泉今日子 ""KKCP 90’s"
@ Zepp Divercity Tokyo, お台場

小泉今日子 [vo, perc]
上田ケンジ [b, 6st. ukulele?, cho] / 小関純匡 [ds] / 渡辺シュンスケ [key, keyed harmonica] / akkin [el-g, ac-g] / 加藤いづみ [cho, perc]

【以下ネタバレあり】

ステージ中央にデコラティヴなソファがひとつ。
上から巨大シャンデリアが吊られている。
もう、装置からしてKKCPのCP (Club Party) どおり。
今はもう閉店したどこかのクラブで使われていたと聞かされたら、信じてしまいそう。

いやぁ、本編最後の3曲が圧巻。
「La La La…」のダビーなレゲエ。
PortisheadやMassive Attackを思い起こさせるブリストル的な「この涙の谷間」のアブストラクトな響き。
「Fade Out」のつんのめるようなハウスとロックのリズムの合体。
こんなレパートリーを持ってること自体どうかしてると思うし、この3曲を並べてアンコールの拍手をもらう有無を言わせない感じが、〈姉さん、さすがッス〉ってね。年下ですけどね。ホントかっこいいと思います。
ライティングもね、2曲ダークに行って、「Fade Out」でミラーボールびゅんびゅん回すとか、クラブパーティの名に恥じない王道感。
アガるよねぇ。

ずーっと踊り続けて、うしろ/横の方々ご迷惑おかけしました。
だけどさ、この辺の曲知らねぇとか、ビクともできねぇとか、正直ナニしに来てんだよとしか思いません。
踊れないヤツが悪い。
そういうライヴじゃんか。タイトルそうなってんじゃん。
こっちがびっくりするわ。棒立ちなんだって。

セットリスト、載っけちゃいますね。
ネタバレありですから。

小泉今日子 "KKCP 90's" at Zepp Divercity Tokyo 2023. 11. 12.

01 水のルージュ
02 Drive
03 CDJ
04 Moon Light

05 Beautiful Girl
06 For My Life
07 オトコのコオンナのコ

08 バンプ天国
09 東京ディスコナイト
10 女性上位万歳

11 キスを止めないで
12 Love Shelter
13 La La La…
14 この涙の谷間
15 Fade Out

16 (encore 1) あなたに会えてよかった (acoustic)
17 (encore 2) カントリーリビング

中盤のカヴァー3曲連発、特に「東京ディスコナイト」から「女性上位万歳」のいちばん熱唱する2曲とか、アンコールで「カントリーリビング」とか、Subliminal CalmのことをNatural Calamityとさらっと間違えるとか、やっぱ東京の夜知ってるよねぇ。
12inch remix出してた時代の02 Drive、03 CDJで、あぁそういう気持ちでセット組んだんですね、行くんですね、このツアーは、って覚悟させて、イヤならまたの機会でェ、あるかわかんないけどねぇって読み込ませる意思とか、「あなたに会えてよかった」は私の気分じゃないんですけどなmcとか、もう信頼しかありません。


去年のツアーの、前から10列以内というもう二度と手に入らないようなチケットを、抜き差しならない事態から手放すことになった私は、このツアーのテーマを知った時、マジで神は見離さないと思ったし、どうしても今日あの場にいなきゃならなかった。
東京はもう一回、渋谷円山町のど真ん中でこのライヴがあるんだけど、チケット手に入れたいなぁ。


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