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QUBIT "showcase #00"@ Unit, 代官山

昨晩はこちらでした。
QUBIT "showcase #00"
@ Unit, 代官山

DAOKO [vo] / 永井聖一 [g]  / 鈴木正人 [b, synth-b, 6st.-b] / 網守将平 [key] / 大井一彌 [ds]


いま、眼前で繰り広げられている現象を言い表す単語があったはずなんだけど、なんだっけなぁって考えてて、思いついたのが〈パパ活〉。
自分で笑ったよね。
もう、いろんな意味で思惑が一致した結果、そう見えるってことなんだとは思うが、思惑という意味においては、本人たちやまわりのビジネス絡み、取り巻くおともだちまで含めて、みんな腹にイチモツ持ってそうな音楽。
ホンネなんか置いといて、とりあえずみんなでウマいモンでも食いに行きましょうって言ってるように聞こえる。
今夜の最終打ち上げは中目黒(ナカメ)でしょうか。

でもまあ、そこまでのクオリティを保証できるから言えることで、そこらの小僧がホザこうもんなら、オトナがよってたかってブッ潰しちゃうけど、これだけ機能的で量産利きそうな酸いも甘いも噛み分けたオトナのワザ見せられちゃうとねぇ。

UNITの入口からスゴかったよね。
一般客より関係者招待のが列長いしさ、中に入ったらメジャーを生き抜いてきた社長サンたちがゲストエリアに車座で、重鎮の大往生について語り合ってる。
客の90%はあのバンドそのバンドの拗らせちゃったオジファンだし。
久しぶりに加齢臭がひどいフロア。
元凶のひとりが自分だと自覚しつつも、こりゃ目に沁みる。

オープニングにガッチガチなレトロフューチャーなムービー使い、テクノをベースにアイドルヒップホップからラテン、ジャズと溶かし込み、鈴木正人のうしろに何度ホソノさんの幻影がチラついたことか
デジタルなライティングの同期も含めてリハーサルも予算ガッチリ、アニメ(ガンダム)方面への目配せも忘れずで、そりゃレーベルさんもチカラ入りますよ。
ムービーのカメラ、いったい何台あったでしょうね。5台や6台じゃききません。
タイトルの "show case" はそういう意味ですよね。
この映像を編集して宣材にしたときのタイトル。

徹頭徹尾「プロフェッショナル -仕事の流儀-」なライヴをお腹いっぱい味わって、はー満足って時計見たら20時00分。
ランニングタイム55分かな、まじプロフェッショナルなタイムキープに驚いちゃったよね。
編集なしで完パケいけんじゃん!!
年内配布完了っすか。
レコ屋さんの店頭展開エンドレスですねぇ。

CD1枚分だけのレパートリーをきっちりご披露し、アンコールなし。
そりゃそうでしょ。だって、30分後会場で1次打ち上げという名のご歓談でしょ?

もうNHKみんなのうたに1曲提供してるらしいけど、このバンドはNHK音楽番組制作班が大好きでしょう。
「SONGS」とかすぐ決まっちゃいそう。


2023.12.22. 追記
アルバムはミュージックマガジン年間ベストでJ-POP部門のナンバーワンに輝いた。
選者の方々のバランス感覚の証明とでもいうような結果だ (笑)
このプロジェクトを誰が主導しいつまで続けるのかわからないけど、主導する人が続ける意思を明確に見せない限りそこで終わってしまうのがなんとなく目に見えるだけに、注目を浴びてしこたま儲けるのが音楽産業のためには必要だと思うなぁ。
急いでタイアップ決めてくださーい。
化粧品のCMがいいと思いまーす。

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