↑の写真はこないだ食べたピーマン。みごとなフック状。

おはしに引っかけてみたらうまくはまった。

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そんな話はともかく。

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昨夜、思いがけずに「今年の目標」をひとつ叶えてしまいました。それは「車の運転をする」ということ。免許を取って20年ちょっと、でも実際に運転をした回数は両手の指で数えられそうな。しかも最後の記憶は、子供が小学生＆幼稚園の頃。余裕で10年経ってると思います。
その頃は7人家族だったので、車も頑張れば7人乗れるタイプのやつでした（車種はホンダのストリームというやつ）。しかし、義母も義父も亡くなり、夫が「大きい車を取回すのが不安になってきた」と言い出したので、この春15年ぶりに小さめの車に買い替えたのです。なので運転そのものは10年ぶりだわ、この車は初めて扱うわで結果として大冒険。

そもそもなんでそんなことになったかというと、長男が電車を乗り過ごして3駅ほど行きすぎて、もう上りの電車はないとLINEしてきたから。都会の電車とは違ってここら辺の「3駅」は、歩くと5時間かかります。…朝になるやん。夫は飲んでたので「タクシーで来い」と言ったのですが…、前に同じようなシチュエーションで乗ったタクシーの運転手さんが怖かったらしく「もう二度とやだ」と思ったそうな。だったら乗り過ごすなよという説教をしていても埒が明かないので、とりあえず歩き始めたようでした。

「ねえどうする？」

「俺がクビ覚悟で運転するか？」（←飲酒運転なんて発覚したら一発解雇です）

「……運転、してみようかなあ。車も新しくなったことだし」

…ふと、魔がさしてそんなことを口走ってしまいました。新しい車はいろいろ機能がついてて、前の車と距離が近すぎても開き過ぎても警告音が鳴るようなやつです。しかも、長男が歩いてる道は、ここから左折一回右折一回であとはひたすら道なりに進めば着く場所。車庫出し車庫入れはマンションの敷地内だから夫がやってくれるというし。夜中だからそんなに人も車もいないから大丈夫だよ、と…言いくるめられてしまいました。

よし、と決心して着替えて、寝ていた次男を起こして「にいちゃん迎えに行ってくる。もし、もしもお父さんとお母さんが帰ってこなかったら君はひとりで強く生きて行ってくれ」と今生の別れも済ませて（次男は寝ぼけてテキトーに返事してた）。

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外に出てみたら、小雨が降ってました。酒気帯びの夫に駐車スペースから車を出してもらって、まずは座席を正しいポジションに設定するとこから講義されます。それからブレーキとアクセルの位置。サイドブレーキとシフトレバー（ていうんだっけ？ＰとかＤとか書いてあるやつ）の意味。そもそもエンジンのかけ方もわからん、と言ったら、この車はキーレスなのでそこらへんテキトウに動くらしい（？）。

言われた通りに右足でブレーキを踏んで、シフトをＤに入れて、サイドブレーキ下ろして、ブレーキから足離してゆるゆると（確かこれ「クリープ現象」とか言うんですよね！ん？クリープ？クレープだっけ？コーヒーにニド？？）動き出し私道を進んで、ウィンカー左につけて左折して…いよいよ公道デビューです！

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もう肩はガチガチ、足はぷるぷるだったのですがそこはもう開き直るしかないということで、確かに昼間に比べて深夜0時過ぎは人も車もほとんどいません。だんだん慣れてきて、そこそこ余裕持って「運転」しました。

…なんとか長男を発見して後ろに乗っけて、帰るためのＵターンだけ某店の駐車場お借りして一瞬夫に代わってもらって、また帰路について…若干の渋滞を引き起こした場面もあったようですが（気がつくと速度がまったり40km/hくらいになってる）大きな問題はなく帰ってこれました。

次の運転はまた10年後かなあ。…それまで更新続けてるかしら。そう考えると返納しなくてよかった（笑）←結構マジで考えてた時期もあったよ

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