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『カリスマ戦場童貞の人生相談 第1回(第22稿)』

 早いもので、カリスマ戦場童貞になって、もう1週間経つ。

 俺レベルのカリスマ戦場童貞になると人生相談くらい、バッチコ~イとジワジワ始めてもいいのではないか。

 正直、今まではこんな俺なんかが人生相談するなんて、とてもとてもと遠慮してきたが、なんやかんや言うてもうちの業界じゃカリスマ張ってますんで、もう大手を振ってイカせて貰って、いいんじゃね。

 では、遠慮なく。

【カリスマ戦場童貞のオールナイト人生相談 一人目】

「ベトナム戦争の戦場にどうやったら行けるかココ、15年間ばかし毎日考えているのですが、なかなかいい答えが出ません。冗談とかネタではなく、長年真剣に悩んでいます。どうしたら、ベトナム戦争の戦場に行けるのでしょうか?」(日本国・匿名希望(ナイショ歳))

 答え、はよ!(2014年9月10日(水)15時15分記)



 言っとくけど、今宵はオールだかんね。ちゃんとオールナイト人生相談って書いてあるから、明日の朝9時までは待ってます、ついでに新しい運命の戦場やまだ見ぬハイテク淫夢などが現れるのを待ちながら。じゃあ、みんな、遠慮せずコメント欄にドンドン答え、はよ!(2014年9月10日(水)23時50分記)



 んもぅ~、ナニさ、揃いも揃って根性なし意気地なし甲斐性なし!(2014年9月11日(木)9時記)

 よ、よっくも据え膳に恥をかかせてくれたわねえ。せっかくこのカリスマ戦場童貞様がオールナイト人生相談したのに、指一本触れないで回答0のコメント0ってどういうこと? 最近はココにコメントしないのが流行ってんの? ヘタにコメントして変なのに絡まれたくないとでも? 分かるわ~、それ。

 まあさ、本業はココ15年間で1円も稼いでないどころか、数百万円の累計赤字だけど(食えない仕事の唯一のメリットで、15年間やってもこの程度の赤字で済んでいる)、ちゃんと副業で兵站はしっかり確保しているから、引き続き例の答えを1人で探し続けるよ。てか、正味の話、正解をゲットしようがしまいが、書くことは大差ないからね。

 ちなみに俺は高校時代、「食えない戦場特派員を一生やる気なら、別の手段で兵站を確保する必要がある」との結論を出し、それを第一優先事項に未来予想図を作ったおかげで(途中で「食えない戦場特派員」が「食えないベトナム戦争の戦場特派員」に変更したが特に問題はなく、金銭的には後者の方がお得なくらい)、兵站がしっかりしている分、死の行軍で神風バンザイ玉砕突撃的なハングリー精神には欠ける気がするけど、一番最初に「別の手段で兵站を確保しよう」と思ったのは、ある意味ハングリー精神からだからね。

 さ、慣れないことはやめて、いつものアレに参りましょうか。

 いくぜ、今回の漫画化ノンフィクションは10人目となる漫画家さん、「和田ラヂヲ」先生(https://note.mu/radiowada )です!

(注:漫画化ノンフィクションとは、うちの戦場童貞ノンフィクション(全53回予定)を、「1回につき1人の漫画家さん」形式で、合計53人の漫画家さんに漫画化をお願いし、その一部始終をリアルタイムドキュメンタリーしちゃう感じのヤツです。

 尚、うちの戦場童貞ノンフィクションは今回を含めて残り32回で、まだ44人もの漫画家さんに漫画化依頼をしなきゃいけません。

 今まで、9人の漫画家さんに漫画化ノンフィクションを仕掛けさせて頂きました。

前回は空飛ぶたんたんめん先生。

前々回は熊田プウ助先生。

前々々回は古泉智浩先生。

前々々々回は山本さほ先生。

前々々々々回は中川いさみ先生、相原コージ先生、ほりのぶゆき先生。

前々々々々々回は大谷秋人先生。

前々々々々々々回は若狭たけし先生。

 現在の戦績は9戦0勝2敗で、7試合はまだ絶賛勝負中です。詳細は随時更新中の各回をご参照ください)。

 長い説明コピペの後、まずは恒例の「大人の金コミュニケーション」で和田ラヂヲ先生にお近づきのご挨拶をば!

(注:「大人の金ニケーション」とは、「まず『note』にいる漫画家さんの有料マガジンや有料ノートをショッピングし、ついでにフォローもします。これだけすれば、仕返しの大人の金コミュニケーションでショッピング返しはなくても、フォロー返しくらいならちょっとは増えるんじゃね、金の力で」のことである)

 しっかし! 和田ラヂヲ先生が今日現在、販売されている有料ノートや有料マガジンというか、まだノートが0冊なので残念ながら何も買えませんでした。

 とりあえずフォローだけさせて頂き、挨拶運動第二弾の「スッキ二ケーション」として、スッキスッキ攻撃をしようにもノート0冊じゃ、それすらできない…。

(注:「スッキニケーション」とは、「おはようのスッキから、おやすみのスッキまで、今日もスッキスッキ大作戦!」と題して、とりあえず「好きって言っとけば問題ないっしょ」とばかりにお目当ての漫画家さんが新規ノートをアップした際などにスキボタンを押して、下心丸出しコミュニケーションを図ろうとする大人の恋愛行為のことである)

 でも、もうヤレることはすべてヤッた。こまめにコピペ説明もしたった。後はおとなしく様子見するのみ。

 尚、今後の予定としましては、「大人の金ニケーション」や「スッキニケーション」のおかげで、漫画家の先生からフォロー返しやスッキ返しなどの反応があるやいなや(いや、別に「ないやいなや」でも可ですが)、「お前はもう俺のフォロワーだ!」面丸出しや「俺のこと、スッキなんだろ、お前は!」面モロ出しで、「あの~、うちの戦場童貞ノンフィクション原稿の1回分を漫画化して欲しいなあ」とお願いしちゃいます、具体的にはこんな感じで!


【漫画化詳細】

 まず漫画化をお願いする原作回をコチラで指定させて頂きます(変更も逆指名も何でも可です)。後はもうすべてお任せします。1コマ漫画でも4コマ漫画でもストーリー漫画でも(1ページでも100ページでも)、ネーム段階のままでも下書き段階のままでもペン入れ段階でも何だって構いません。どこかに「原作回のタイトル&URL」さえ明記して頂ければ、全然関係ない漫画でも白紙のままでももう何でもいいっす。こんな原作なんて気にせず、好き勝手やっちゃってください!

【原稿料】

 些少で大変恐縮ですが、「原稿料2万円」プラス「漫画化が完成しましたら、ご自身のノートにて、最高値付けの1万円で売ってください。私が即買います!(私の購入確認後、お好きな値付けでそのまま1万円なり1000円なり100円なり無料なりと値段変更して頂いて構いません)」という条件でお願いさせて頂けないでしょうか。尚、原稿料2万円は漫画化承諾を頂いた直後、ご指定口座に振込みます。振込をご確認後、漫画化に着手して頂ければ幸いです。

【締切】

 漫画化ご承諾後の振込確認から2~3か月後くらいを目途に、そこを何とかどうか宜しくお願い致します。


 以上、簡単にまとめてみました。

 今のところ、和田ラヂヲ先生には『水曜スペシャルノンフィクションどうでしょう 第1回(第3稿①、❷、③、❹、❺)』の漫画化をお願いさせて頂くつもりです。

 尚、和田ラヂヲ先生の漫画化ノンフィクションの続きはココこと、今回にドンドン更新していきます。乞うご期待あれ!


【和田ラヂヲ先生の漫画化ノンフィクション】

*今現在、まだ何の動きもございません。



 さ~て、お次は戦場童貞ノンフィクションに参りましょうか。

 と、その前に、いつもの説明コピペからどうぞ!

 何はともあれ、うちの戦場童貞ノンフィクションの漫画化につきましては、『ベトナム戦争従軍希望記 「カレン民族解放軍従軍希望記」編』の目次』から、まずご覧ください。

 万が一、わざわざご覧したくない方にも一応、うちがどんな戦場童貞ノンフィクションなのかを簡単にココで補足説明しておきます。

「中2のとき、『あ、俺ってば、ナチュラルボーン戦場特派員だった』と天啓を受けた俺がその10年後、戦場童貞を捨てるため、ビルマの軍事政権相手に半世紀以上、民族闘争を続けているカレン民族解放軍の従軍取材と、ビルマの軍事政権に迫害を受けて、隣国タイに国外避難しているカレン族の難民キャンプ取材をしに行くも、初海外取材の約2ヶ月間ことごとく失敗に失敗を重ねるだけ…しかし最後の最後に『あ、ちょっと間違ってたや。正しくは、俺ってば、生まれつきベトナム戦争の戦場特派員だった』と再天啓を受ける。だから戦場童貞のままだよ」って感じのまさに戦場童貞ノンフィクションです、一言で言うと。

 いいんです、ノンフィクションの醍醐味は成功譚ではなく、大失敗譚にあり!

 というわけで、基本的に初海外取材の2ヶ月間、何も起こりません。もうね、そんな危ない戦場とか特に危なくない難民キャンプとかもうどこにも、全然余裕で超たどり着きませんからご安心ください。

 そんな失敗の連続以外は何も起こらなかった戦場童貞な青春の日々を、いかに素敵なノンフィクションに書き上げるかが俺のヤルことで、漫画家さんには是非、その自称素敵なノンフィクションを叩き台の原作にし、見違えるように素晴らしい漫画にして欲しくて欲しくて、もうたまらないんだ、な、だから、いいだろ?

 と、いきなり迫られてもアレでしょうから、じゃあ、ちょっとコレってどんな感じの戦場童貞ノンフィクションで、どう漫画化すればいいのかなあなんてイメトレ練習がてら、お試しというか社会見学してみませんか?

 えっ~とまず、漫画化の練習台になるような日を初海外取材の53日間から適当にセレクトしてみました。

 適宜、文中の()内で、(こんな感じで、漫画化して欲しいなあ)とつぶやいたりダンマリ決め込んだりします。気にしたり、気にしなかったりで前向きに漫画化の方を善処して頂ければ幸いです。

 それではお時間ある際に、お気が向いたら、どうぞよろしくお願いします。

 今回は初海外取材のとある花金をピックアップ!(基本、「1回1日」主義です。たまに「1回4日」主義や「1回3日」主義が紛れ込みます。なぜなら、この『ベトナム戦争従軍希望記 「カレン民族解放軍従軍希望記」編』は全53回に、「初海外取材の53日間(1999年12月15日~2000年2月5日)」と「1989年~2000年2月末までの戦場童貞エピソード(中・高・大・社会人・初海外取材前の準備期間・初海外取材後の事後処理期間)」をギュウギュウに詰め込むので、こういう「1回4日」だ、「1回3日」だのまとめ回が必要になります。だって、中学時代で3回分(『第1回(第5稿)』、『第1回(第6稿)』、『第1回(第7稿)』)も使ったりするゆえ)


【2000年1月21日(金)】

 朝11時、起床。いきなり寝起きから手詰まり感を覚える。ああ、もうこれ以上、不良の真似事なんて思いつきもしにゃいにゃ~ん。う~ん、猫語も不良とは違うしなあ~。ナメ猫。

 とりあえずヤル気のないダルそうな不良でも気取って、面倒クセ―から5連泊目(450B)。来るなら一昨日来やがれ、スパイども! はい、今日の不良ゴッコ、もう終了!

 12時、一仕事終えたので職場を後にし、昼マック(90B)でダラダラ読書という黄金の流れ。

 タバコがうまいなあと薄ボンヤリ、強烈なエアコンの風にビュンビュン流れゆく紫煙の動きを、目でキョロキョロと追う。

 傍目には、今日も誰か逆ナンしてくれねえかなあって見えたりして。ちょっと勘違いしないでよ!

 …ああ、もうこういうベタにも飽きたなあ。

 14時、そんな気分でホテルに戻る。寸暇を惜しんで、シャワーを浴びたり読書したり昼寝したり。

 だって、せっかくホテル代で1日450Bも払っているんだ、朝早くに出掛けて、夜遅く帰ってきて、バタンキュ~と寝るだけじゃもったいない。

 24時間で450Bちゅうことは、1時間あたり19Bなんだから、ホテルを留守にしたら、その時間分だけ無駄金を払っていることになる。

 なるべくホテル滞在時間を長くし、意味なく何度もシャワーを浴びたり、眠くもないのにベットを味わい尽くすためにお寝坊さんの上にお昼寝までしたりで是が非でも元を取らないと。

 時は金なり。つまり時間稼ぎすればするほど大金持ちになれるのだ。ホテル滞在時間が長ければ長いほど、それらに比例して小銭がチャリンチャリンと増える気がするから、もうやめらんねえよ、ああ、たまんねえ。

 ちょっと思い出してごらん。俺は不良ゴッコをするためにタイくんだりまで無駄使いしにきたわけじゃない。

 とにかくもう家計は火の車よ。うだつのあがらない安月給すら貰えないのは変わらないのに、物価だけドンドン高くてなってイヤンなっちゃうわ。

 19時、夕飯は8番ラーメン(100B)。もうグルメな感想なんてねえよ。もはやおふくろの味って感じだもん。

 もう一つの我が家の味というか、妾宅の味と申しましょうか、セブンイレブンにも立ち寄る(43.5B)。

 20時、飛ぶようにホテルへカムバック! ちなみに、夜遊び人はとっくに廃業しましたから、ひっそりと誰も知らぬ間に…(どうも、2014年の俺です。この日、何時に寝たかの記録がないが、きっといつものように1、2時に就寝したのでしょう。ちなみに、後3日と迫った大事件は、世界中の新聞沙汰にまでなったんですよ、乞うご期待!)。

○本日の出費、「計算するのが面倒臭いから、各々で適当にしといてよ」B。ついでに一日の流れも「いちいちうっとうしいから誰か簡単にまとめといて」ジャ~。


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