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ハスキー VS 海風


昨年末に予約してあった1月7日は
低気圧が通過中で、私にとっては
願ったり叶ったりの天気となった。
風が強く時々アラレも降ってくる
悪条件。ハスキーフェレンの性能
を確かめる絶好の機会である。
雲の流れは早く天気もころころ変化する。
雨が降ったかと思うと、ミゾレやアラレに
変わりバチバチとテントに打ち付けてくる。
かと思えば何回かは写真のような晴れ間も
ありました。
キャンプ場は越前渚オートキャンプ場。
前日の予約確認時点で完ソロだと分かって
ました(^o^;) 区画10を予約していたのだが
翌日も予約入ってないので好きな場所に
設営して構わないとオーナーは言うので、
「風の一番強い区画はどの辺になりますか」
と聞いたら、松の木のない3~5区画がもろに風が来ると言うので、平らな石ころのないとこを選んだ結果3、4区画の中間辺りに決めた。
風速3~5mの風が吹き波も荒く、岩にぶつかるたび波しぶきが広がる。午前中に着いたがこのあとどんどん雨風は強まる予報。


今回初使用のガイロープに付けるLEDライト
今まで何回もロープに引っ掛かっているのでいい加減対策しなきゃと使ってみたが雨にも強く勿論足を引っ掛けることは無かったのでとても良かった(*´ω`*)
動画しか撮ってないので写真はないが晩飯は牛すじ鍋をすすりながら地酒花垣をグビグビ。ビールも嫌いじゃないがやっぱ鍋には日本酒がサイコーに合いますね(*^_^*)
夕方頃から風は更に強まり風速6~7m級も時々吹いてくるようになってきた。雨風が強いのでタープは立てられず、焚き火もできず、必然的にお篭もりキャンプになります。
ハスキーフェレンはシンメトリーなドーム型テントにしては前室広めの空間があり、ロースタイルにはなるけど椅子とテーブル+αくらいの物は入れられる。
正面からの強い風はフェレンの形状では何の問題もなく過ごせていたが、深夜1時ごろから45度風向きが‬変わり横から煽られるようになってきた。風も8m級が普通になり瞬間的だが10~12m級の風も来る。その度フェレンは横に傾きランタンが大きく揺れまくる(^o^;)
雨が小止みになった隙にすかさず横風対策用にガイロープを3ヶ所(テントの左右で計6本)追加。加えて風上側のベンチレーターに連結してあるロープもベンチレーターが開きにくい角度に打ち直す。
一気に横揺れがピタッと治まった。風速は変わらず8~12m級が斜め前方から吹き荒れている。風に押されて多少幕は凹んだりしているが僅かだ。自作スカートを付けて下からの吹き込みを抑えてあるのも効果大だと感じる。
普通ならこれで安眠できるのだが⋯キャンプ場に来た時から終始荒れ狂う波の砕ける音がゴーゴーと地響きみたいに止むことはなく、聞き慣れないその低音に浅くは寝れても熟睡するには至らなかった( ̄▽ ̄;)
元々夜中に小用で1~2度起きる生活なので別に睡眠不足が苦にはならないが、鳴り続ける波の音は計算外でした。
翌日も雨模様でしたがたまに晴れ間も。完ソロなので今日中なら好きな時間に帰って構わないと言われてたので本来のチェックアウト時間になってから撤収開始したのでした。

フェレンはかなり風に強いテントだと確信が持てました。おそらく横風対策のガイロープ追加しなくてもテントが倒壊するまでにはいかなかったと思いますが、
ガッシリ固めて安眠できる状態にするには四隅にあるガイロープを二股に分けて張る。更にテント横で交差してるポールからもガイロープ張って固定するとほぼ360度どこから風が来ても対応出来るというのが分かっただけでも今回の完ソロは価値がありました(*´ω`*)またやりたい。
最後まで読んでいただきありがとうございました(*^_^*)

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