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ポケモンSV ノオーツツミ 構築メモ(S4ダブル)

パラドックス環境も2ヶ月目になりました。奇数シーズンではシングルバトル、偶数シーズンではダブルバトルをメインでやることにしているので、今季はダブルをやっていました。シーズン3ではトドロクツキ、ハバタクカミ、テツノドクガを採用したパーティを使いましたが、シーズン4では他のパラドックスポケモンに焦点を当てたパーティを構築することにしました。本記事では構築の経緯と使用したポケモンを備忘録として記載します。

シーズン4のレギュレーション

シーズン3と同様でミライドン、コライドン、災厄ポケモン以外のパルデア図鑑のポケモンが使用可能です。

構築の経緯

テツノツツミの性能に魅力を感じていたのですが、命中不安定のハイドロポンプを主力技にする気にはなれなかったので、ハイドロポンプに頼らない立ち回りをするべく、代わりに雪状態の必中ふぶきを使うことにしました。必然的に天候役のユキノオーと組ませることになるので、ユキノオーにオーロラベールでも使わせてサポートさせようと最初は考えていました。

ただ、氷タイプ2体の並びでは、鈍足のユキノオーがオーロラベールを使うのを待てるほどの安定感はなさそうです。むしろ、テツノツツミにオーロラベールさせた方が強そうだと感じ、「ツツミで上から壁貼って後はごり押し」で戦ってみることにしました。

素早さ操作ギミックに頼らずに戦うため、後続にはテツノカイナなどの高耐久アタッカーを採用し、壁とテラスタルを盾に殴り勝つことを重視しました。

使用ポケモン

テツノツツミ

性格:おくびょう
努力値:H4 C252 S252

基本的にはオーロラベールを貼って後は吹雪を連打する役割です。主にユキノオーと一緒に選出します。技構成はメインウェポンのふぶき、構築の軸のオーロラベール、ふぶきと相性の良いフリドラまでは確定で、残り1枠はまもるでいいと思います。持ち物はひかりのねんどかタスキが候補ですが、オーロラベールさえ貼れれば、一撃で倒されても後続で殴り勝てるため、ひかりのねんどを持たせて使いました。テラスタルは使わないのでなんでもいいです。

ユキノオー

性格:ひかえめ
努力値:H252 B4 C252

今作からあられ→雪への仕様変更で耐久が上がりました。とつげきチョッキを持たせると、物理、特殊両面で実際の数値よりもかなり高耐久になります。この耐久を生かして必中ふぶきを連打できるため、追加効果のこおり状態もだいぶ引きやすいです。ふぶき以外の技構成はふぶきの通りが悪い水タイプ(特にツツミやヘイラッシャ)に有効なリーフストームとと炎タイプに有効なだいちのちから、先制技でこおりのつぶてです。弱点が多いため、テラスタルを切って対応する機会がかなり多いです。ウィンディやコータスなどの炎タイプ相手への水タイプへの変更はかなり有効ですが、タイプを変えると雪のB上昇がなくなることに注意してください。

テツノカイナ

性格:いじっぱり
努力値:A252 D252 S4

オーロラベール+オボン+ドレパンで圧倒的な耐久を盾に殴り勝ちます。チョッキはユキノオーに取られているのでオボンですが、実質的に物理耐久も上昇することになるのでかなり強いです。パーティ単位でフェアリーを誘うのでヘビーボンバーを入れています。テラスタルは地面技を無効にする飛行にしています。

ニンフィア

性格:ひかえめ
努力値:H252 C252 S4

ツツミノオーのどちらにも弱点を突ける格闘タイプに対して強く、ツツミを殴ってくる特殊アタッカーにも強気に出られるため採用しました。基本的にはハイパーボイスを連打し、ダメージレースに勝ちます。炎テラスはふぶきの通りが悪い鋼タイプに対して有効ですが、後述の通りコータスに対しても使用することがあります。ユキノオーとテツノツツミをセットにした場合、後続の枠では唯一の特殊アタッカーなので基本的には選出していました。

イダイナキバ

性格:いじっぱり
努力値:H4 A252 S252

ゴリ押しマン。カイナやノオーがまもるを持っていないので地震ではなくぶちかましを選びました。はたきおとすはイエッサン+グレンアルマ(イエアルマ)を意識して採用しています。テラスタルはパーティ単位でフェアリーを誘うことや、イエアルマに対抗できることから鋼です。

カイリュー

性格:いじっぱり
努力値:H252 A252 S4

ノオーツツミはイエアルマがかなり厳しいので、最後の枠はこの対策に割きたいと考えていました。自分がイエアルマを使っていた時に1番キツかったのがアイススピナー持ちのカイリューだったので採用しました。鋼タイプを誘いやすいパーティにも関わらず、炎技がニンフィアのテラバーストしかないのが不安だったため、ほのおのパンチを持たせています。オーロラベール+マルスケで弱点も容易に受けられるので弱点保険を持たせていますが、そもそもカイリューを選出しなければいけない試合でノオーツツミを並べてオーロラベールを使えるかどうかは怪しいので、この辺は努力値配分も含めて検討の余地があると思います。

選出と立ち回り

基本選出
ユキノオー+テツノツツミ+ニンフィア+テツノカイナ(orイダイナキバ)
先発でノオーツツミを投げてオーロラベールをします。あとは吹雪やハイパーボイスを連打したりして何とかします。テツノカイナとイダイナキバは刺さっている方を選出しますが、迷ったらカイナでいいと思います。オーロラベールは8ターン持つので、トリックルームを使われた場合でも慌てずに5ターンしのぐことを優先します。

ペリッパー入り
天候を取れる可能性が高いので初手でノオーツツミを投げてもいいです。雨パはオーロラベールさえ使えればあとはカイナでパワー勝ちできる場合が多かったので、何としてもオーロラベールを張ることを意識していました。

コータス入り
素早さ的に天候を取られるのでユキノオー先発は避けます。先発はカイナ+ニンフィアが多かったと思います。テラスタルは対面ならユキノオーで切ってもいいですが、なるべくニンフィアで切りたいです。ニンフィア側にもコータスに対して有効な技はないですが、いまひとつでもハイパーボイスはそれなりに入ります。

イエアルマ
カイリュー+イダイナキバを先発にすることが多かったです。イダイナキバはグレンアルマが草テラスを切るorイエッサンがこの指を使うケースがほとんどなので、どちらにも通るはたきを選択することが多いです。ワイドフォースでイダイナキバが消し飛ぶのが一番キツいのでテラスタルは大抵イダイナキバで切ります。

寿司コンビ
基本選出で行きます。相手にこの2体がいた場合、どういうわけかかなりの確率で選出されたんですけど、雪+壁で受けれますし、ノオーのリフストとツツミのフリドラが刺さるのでまず負けませんでした。

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