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ポケモンSV ディンルー軸トリルスイッチ 構築メモ(S6ダブル)

ランクバトルシーズン6で使用した構築です。
PJCSの予選でも使いました。こちらは軽く参加した程度ですが、第ニ回と第三回で10戦ずつ戦って勝率は7〜8割でした。

構築の経緯

シーズン5のシングルで使った構築と同様に、レギュレーションCで解禁された災厄ポケモンを軸とすることをテーマとしました。シングルではチオンジェンとイーユイを使用したので、それ以外を使おうと考え、ランクバトルが始まる前から気になっていたディンルーを使用することにしました。

耐久にガッツリ振って置き物気味になったり、ディンルーミラーで地割れの打ち合いをしたりするのはスマートではないと感じたので、ディンルーはアタッカーとして運用し、攻防両面で優れてかつ読まれにくい水テラバーストを採用しました。また、ディンルーの特性「わざわいのうつわ」により、他のポケモンのとくこうが下がるため、味方は物理寄りとし、全体的に環境メタを意識して構築を組みました。

使用ポケモン

ディンルー

性格: いじっぱり
努力値: H4 A252 D252

構築の軸となる、アタッカー型のディンルーです。味方に地震があたらない状況を作って地震でガンガン削る動きを理想としています。テラスタルは水で、テラバーストも持たせています。単体攻撃なので地震が打ちづらい場面でウインディなどの水弱点に使ったり、ディンルー対面で使います。挑発は主にモロバレルに対して使います。しっぺ返しの枠ですが、トリル運用もあり得るので今考えるとじごくづきで良かったなと思います。

ファイアロー

性格: いじっぱり
努力値: H4 A252 S252

ディンルーを初手から出す際の不利相性をケアするポケモンを探したところ、先制で高火力技を打てるこのポケモンにたどり着きました。いのちのたまを持つことで耐久振りでないハバタクカミやモロバレルを先制ブレバで葬ります。基本的には補助技は使わずに、ブレバやフレドラを上から押し付けてディンルーやカイナが苦手な相手を倒すことが役割です。反動+珠ダメで場持ちは良くないですが、ディンルーとカイナが通せる状況を作るのが仕事なので、1-1交換になったとしても相手の数を減らすことを意識しています。補助技として鬼火と追い風を入れていますが実際あまり使いません。鬼火はブレバやフレドラを余裕で耐えてくるディンルーやギャラドスに対して使います。おいかぜは念の為入れていますがほぼ使いませんでした。日本晴れでもいいかもしれない。テラスタルは使いません。レイド産の個体なのでエスパーテラスですが気にしないでください。

ハバタクカミ

性格: おくびょう
努力値: H4 C252 S252

普通のCSメガネカミです。ディンルーが場にいると特攻が下がるため、火力がちょっと足りなくなるのでメガネを持たせました。後発に置いて詰める場面で使ったり、ディンルーに飛んでくる格闘技をすかしたりします。ファイアローと同様にとにかく相手の数を減らすことを意識して運用します。

テツノカイナ

性格: いじっぱり
努力値: H4 A252 D252

ディンルーと並べると特性の恩恵を受けて耐久モンスターになります。災厄ポケモン、カミ、ツツミ、ギャラドスの弱点をつけるので非常に頼りになります。弱点を消せるのと、ディンルーと並ぶことが多いため飛行テラスにして地震を無効にできるようにしています。Sも遅いので相手次第ではトリル運用でも活躍します。

ドータクン

性格: ずぶとい
努力値: H252 A4 B252

ディンルーやカイナとある程度相性補完があって、コータスに対応できて、ハバタクカミをはじめとするフェアリーに打点があって、味方ディンルーの地震が効かないポケモンいねえかな〜と思ってたらいました。コータス相手にあまごいをして機能停止を狙います。あまごいはディンルーのテラバーストの火力を高めることもできます。また、ディンルーやカイナとトリックルームの相性がいいので、相手のパーティによってはトリル展開に持ち込む選択肢も取れます。ドータクンが入るだけで戦略の自由度が広がり、一気に面白いパーティになりました。持ち物は当初メンタルハーブを持たせていたのですが、選出相手的に挑発を警戒する必要が無さそうだったので、カミのシャドボを受けられるようにカシブにしました。ナモかオッカでもいいと思います。

ユキノオー

性格: ひかえめ
努力値: H252 B4 C252

ドータクンが奇跡の噛み合いを見せてくれたおかげで最後の枠はピンポイントな対策に割くことができます。シーズン4で使った水テラスチョッキノオーがかなり使えたので再登板させました。主に天候パやマリルリ、ヘイラッシャ、トリトドン入りなどに選出します。水テラスができれば、コータスに対しても有利です。ある程度遅いので、選出段階でトリルを使おうと決めた際に選出することもありました。無効にならない先制技が非常に偉いです。

選出と立ち回り

以下の2つの選出のうちどちらかになることが多かったので、その2つを紹介します。

基本選出
ファイアロー+ディンルー+テツノカイナ+ハバタクカミ

ファイアローやハバタクカミの上からの火力で盤面を整えた後に、テツノカイナとディンルーの並びを通します。ディンルーが最初から最後まで場に居座って、殴りっぱなしになれば理想的な動きです。ギャラドスやヘイラッシャが初手に来そうな場合は先発はファイアロー+テツノカイナにして鬼火ねこだましから盤面を整えます。

コータス入りorトリル選出
ドータクン+ディンルー+テツノカイナ+ユキノオー

コータス入りにはドータクンを必ず選出します。あまごいができれば、相手のプランが崩れるので立て直される前にディンルーの地震で削っていきます。トリルを使うとコータスに先制されるので使いません。場合によってはユキノオーでなくてハバタクカミを出してもいいです。

また、機会は限られますが、コータス入りでなくても、相手の構築に明らかにトリルが通りそうな場合は同様の選出をして、トリルで押し切る展開を目指します。

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