いつの間にかの独り言が人を幸せにする
右の上奥歯の詰め物が取れてしまったので、歯科医に予約をして、仕事帰りに行ってきました。
午後一番に予約が取れたので少し早めに行くと、すでに60代後半くらいのご婦人が座って居られました。
軽く会釈して、スマホでスケジュール確認をしながら呼ばれるのを待つことに。
するとブツブツとご婦人の話し声が聞こえてきます。
最初は携帯で誰かと会話をしているのかと思ったのですが、チラッと様子を伺うとご自身のカバンの中をゴソゴソと探りながら、どうやら独り言を言っているようでした。
それもノリツッコミなのです(笑)
「携帯電話持ってきたよね?」
「携帯してないと携帯電話の役目はたしてないわ!」
カバンの中を探りながら・・・
「なんでないの??」
「なんでやろ?」
「おーーい、携帯電話さん。どこー?」
「返事するわけないか・・・」
質問形式で一人会話が進む場面もあったり、声のボリュームも結構大きい。
さんざん探してようやく「あった、あった、あった」と見つかった様子。
様子を見るでもなく伺っていた私も一安心。
すると今度はメガネがないと探し始めました(笑)
「メガネがない、メガネがない」
「見えないから見つからない!」
その後、手探りでメガネをようやく探し当てたところで治療の順番が来て、ご婦人の名前が呼ばれました。
せっかく探し当てた携帯電話とメガネを「はーい」と返事と共に、慌ててカバンの中にドサッと放り込み治療室へ向かうご婦人。
それまで我慢していまいたが、もうギブアップ。
吹き出してしまいました(爆笑)
もう今日一日の嫌な出来事やネガティブな気持ちが一気に吹っ飛んで行きましたよ(^^♪
おばさんの私も買い物している時とか、考え事している時は無意識に独り言つぶやいちゃってます^^;
そのうち今日出会ったご婦人のように、無意識に通りすがりの人を幸せな気分にさせちゃうような、魔法の独り言がつぶやける日が来るかもしれません!
そんな神の領域に踏み込む日が来ることを願って、
日夜精進してまいります(笑)
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