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【生き方】笑顔にあふれる人

私のポリシーというと大げさだけど、
お店の人に気持ちのいい接客を受けたなと感じたら、

  • 意識的に笑顔をつくること

  • 気持ちトーン明るめに話すこと

この2つだけ心がけている。
普段あまり感情を出さないので、ちゃんとできているか
あまり自信はないのだけど。
そして私自身、性格ねじ曲がった存在を自負しているので
この先どんな未来があったとしても、
「私に接客業なんぞ務まるはずがない」という、
こちらは確固たる自信があるため、
接客業を生業としている人たちには、本当に尊敬しかない。
コンビニの店員さんも、配達の人も、窓口での受付の方も
ただただすごいと思う。

私が接客業の何を知っているんだと言われれば何にも答えられないし、本当の苦労の部分を語れるような存在ではないのだけれど、
私の想像では計り知れない苦労があるであろうサービス業であっても
自分以外の誰かを笑顔にできるというのはそれだけで
何物にも代えがたい才能だと思う。

私がそれを同じようにできると思えないから、本当にうらやましい。
だからそういうものをもらった時に
せいぜいできることと言ったら、
なけなしの笑顔と「ありがとう」を返す
これくらいしかできない。

書いていて思い出したこと。

私の祖母がとても笑顔が素敵な人だった。
いつも私の話を丁寧に聞いてくれて、
物静かだけど、いつもニコニコしていた。

笑顔が似合う人とはきっとこういう人のことを言うんだろうな
我ながら自慢の祖母だった。

もう何年も前に亡くなったのだけど、
その時の遺影も大変和やかな笑顔で、
仕上がった時に母と「本当にいい写真があったね」と話したほど、
祖母の生き方を体現したかのような写真だった。

残念ながら、その才を孫である私は
その笑顔を受け継ぐことは出来なかったようで、
ひねくれた性格と世間の波に葛藤し、
笑顔よりも無表情か苦虫を嚙み潰したような顔をしてる時が
多い人間になってしまった。

もう一度だけ祖母と話せるとしたら、
笑顔の秘訣をぜひとも聞いてみたい。

私は自分ではあまり長生きしたいとは思わない人間だけど、
万が一何かの手違いで私が祖母と同じくらいの年になったら、
自然に笑える人になれたらいいなとは思う。

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