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バイタルサインデータって 何?

バイタルサインとは、 文字を訳すと「生きているコト(vital)を 示す様/兆候(sign)」となる。
そして、バイタルサインデータを直訳すると「生きているコトを示すデータ」となるのだけど、
私としては若干意訳して
「生きていると色々な刺激を受け、
 その刺激に反応して 変化するココロとカラダの状態を計測したデータ」
だと考えている。
"心拍数"なんて 際たるもので、運動という刺激を与えると 上昇するという変化をし、一般的には それを"脈拍数"という形式で 計測し、データとして取り扱う。だから、脈拍数を、心拍数と呼ぶことが殆どである。

 ※心拍数は 心臓の鼓動の速さ で
  脈拍数は 血管を流れる血液の脈動の速さ であり、
  計測部位や手法が違うため学術的には区別すべきものらしい。
  では、この二つが異なる場合は? …となると、
   心臓に近くて太い血管が破裂などして 血液を心臓から送れなくなった 事件が生じた時。
  緊急手術などをされる一部の医者さんにとっては、区別して認識する必要があろうが、
  それ以外は、両者を区別する必要が殆ど無い。
   
他にも"体温","血圧","呼吸数","意識レベル" ….  新型コロナウイルス感染で有名になった"SpO2(血中酸素飽和度)"などが挙げられる。
 で、皆さんの中には 「バイタルサインデータって 余り聞き馴染みがない。時々、バイタルデータとか聞くけど それと同じ? 違うの?」と感じておられる方もおられると思いますよね。
この投稿の最初に  定義を示した様に、バイタルサインデータは 生きているが故にある生体反応の情報なので、本人の生死と直接関係しない…でも その方の固有の情報である 指紋や DNAなどの生体情報など は 含まれないことになる訳です。これらも含めた広範囲の生体データを ここでは バイタルデータ としています。
※バイタルサインとして計測したデータのことを、
 バイタルデータとされている方がおられることは承知です。

でも、バイタルデータという言葉の方が聞くし、お医者さん等も そう言っているのでは?と思われた方も居られると思います。お医者さんや看護師さんの一部の方は、長ったらしい名前の バイタルサインデータのコトを 略して  バイタルとか…バイタルサインと 呼ばれる。 それもあって、この2つの言葉の境界線が あやふやになり、コトを ややこしくしているのです。

しかし、ここで 扱っているのは、バイタルサインデータと言われる範囲の情報を扱います。
 ※ ただ、この投稿の中では ViSiDaと略すコトを お許しください。
しかも、日常生活の中で スマートウォッチ等の計測デバイスを活用して計測された情報。
そして、医療などでいう"意識レベル"は、呼びかけに応える?などの意識が薄い状態の情報を主に扱うみたいなのですが、 ここでは 計測舞台が日常生活なので  ちょっと体調悪く!〜 自分らしく/活き活きとしていると感じている!とかの主観の情報も扱うことになることもご理解ください。
 ※ 昨今、国連で言われ 様々な方の思いや考えで変化/変遷している
  well-being という言葉がありますが、
  まだまだ あやふやで掴み処が難しいと感じています。
  その あやふやな上に ここで扱うような まだ柔らかいモノを乗っけると、
  始末が悪くなりそうなので、一旦 ここでは 出来るだけ避けてみたいと思っています。。