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リバトルレターのことをre-battle だと思っていた

 投稿していた論文が帰ってきた。有り難いことに、Rejectではなく、Major Revision で戻ってきた。ここに蹴られたら、次にどこに出そうかと悩んでいたので有り難い。レフリー(査読者)様の仰せの通りに論文を直しているところである。

 論文を投稿して、レフリーからコメントがつくと、その全てのコメントに対して、コメント返しをしなければならない。いわゆる既読スルーみたいなのは許されない。全てのコメントに対して、一個一個返事をするのだ。

 このコメント返しの手紙のことを「Rebuttal letter」というのだが、この読み方を指導教員が「リバトルレター」と発音していた。学生時代、その発音をはじめて聞いたとき、私は「Re-battle letter」だと勘違いをした。レフリーと再び戦うためのお手紙だと(笑)。今では良い思い出である。論文のリバイスを作って、リバトルレターを書く度に「Re-battle」だと思っていた学生時代を思い出す。

 ちなみに、私の初めての論文の英語は海外の共同研究者がみてくれたのだが、リバイスの際も英語を手伝ってくれた。その際、その方から「Rebuttal letterがとっても大事だから、そっちの英語もみたいので送って」というメールを貰って「Re-battle」じゃないんだと気づいたので「Re-battle」を披露したり使用したりして恥ずかしい思いはしないで済んでいる。

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