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2024新潟大賞典GⅢ~全頭情報&予想まとめ[直前まで追記!]|新潟競馬 5/5(日) 11R JRA

ウマ娘のキングヘイローから入り、母父血統が入っているイクイノックスの活躍から馬券を買い、全頭診断までするようになった輩よ!

競馬歴は新人も一流の予想をしていくわ。

クラシック最初のGⅠ桜花賞は
◎ステレンボッシュ○アスコリピチェーノ☆ライトバックで
🎯単勝・馬単・3連単🎯!!

ダービー卿・ニュージランドTと中山1600m重賞を
🎯連続で単勝的中、
アーリントンカップでは
🎯1着馬ディスペランツァ、3着馬チャンネルトンネルを推奨

2週前、
マイラーズカップGⅡ
🎯三連単🎯
福島牝馬ステークスGⅢ
🎯1着馬コスタボニータ
羽田盃JpnG1
🎯1着アマンテビアンコ本命🎯2着アンモシエラ対抗

先週の天皇賞春などは、展開の読み違いもあって、申し訳なかったわ。

今度は、一流の予想をするわよ!!

新潟大賞典まとめ

新潟2000mとは

・左回り、2000m唯一ワンターン
・スタート地点は2角奥ポケット
・3角まで約950mもの直線
・3角手前から徐々に上り傾斜
→独特のコースよ。2000mで日本唯一のワンターンコース
直線が長いので、ほぼ枠の影響は受けないわ
後半に上り傾斜があるので、ここで一旦息を入れる形よ

・3角~4角は非常に緩くて大きなカーブ
・また3角から下り傾斜でスパイラルカーブ
→ある程度ペースを保つこともできるし、
ここで捲っていく馬もいるわよ

・最後の直線は日本最長659m
・直線最初にアップダウン
・残り400mほぼフラット
→非常に最後の直線も長く、アップダウンも早めに終わるので、
各陣営、思い思いの位置でスパートをかけ始めるわ

また、オール野芝で行われる数少ない競馬場
基本的には、スピードが出やすくなっているわ。

全頭情報まとめ

ヴァンケドミンゴ  牡馬8歳 54㎏ 角田和【追込】

父ルーラーシップ 母父アグネスタキオン

34戦4勝 4.3.3.24
前走、12月中山1800mL 9着0.5秒 35秒3内田博
・斤量58㎏
2走前、11月福島記念2000mGⅢ 8着0.8秒 36秒7角田大
・斤量55㎏
3走前、10月京都1800mL 12着0.7秒 34秒7酒井
20年7月福島2000m七夕賞 3着重馬場
・斤量54㎏

直前の情報
最終CW稍重:5F66.5-36.6-11.2 一杯
2週続けて負荷はかけた

個人的診断:C
 前走のリステッドから中5か月で臨むわね。最後の勝利は20年4月福島2000m3勝C、重賞掲示板は同年11月福島記念の2着まで遡るわね。近年は重賞で二けた順位になることも増えてきたわ。今回は福島とは異なる舞台だし、前走GⅡ善戦メンバーも多くて、GⅢにしてはメンバーは揃ってるし厳しそうね…。斤量が54㎏軽いことが、一つ買い目要素かしら

カラテ 牡馬8歳 59.5㎏ 国分優【先行/差し】

父トゥザグローリー 母父フレンチデピュティ

39戦8勝 8.2.1.28
前走、2月東京ダ1600mフェブラリーGⅠ 15着
・ダート参考外
菅原騎手「久々のダートに戸惑っていた感じ」
2走前、1月中山2200mAJCC・GⅡ 10着1.6秒 不良38秒8
・中7か月
・調教も本数少なく、始動戦という感じ
菅原騎手「3角で手応えがなくなりました。休み明けの分かな」
3走前、6月阪神2200m宝塚記念GⅠ 16着1.4秒 上り36秒5
5走前、5月新潟大賞典2000mGⅢ 1着ー0.1秒 不良36秒0
・5番手から
菅原騎手「得意としている馬場で、変に考えすぎず自信を持って乗ろうと思っていました。
終始手応えが良く直線では伸びるという自信がありました。
59㎏を背負っていましたので反応してから伸びるまで時間がかかったが差し切れた。
今年7歳ですが、まだまだフレッシュで、返し馬の時から元気と感じていた。

直前の情報
1週前CW:6F84.5-11.7 騎手騎乗 一杯
最終坂路稍重:4F54.1-392-12.9 馬なり
辻野調教師「1週前は騎手に動かしてもらい、今週もしっかりハミを取らせるように。
このひと追いで気持ちが乗ってくれば。」

個人的診断:B+
 22年9月新潟記念、23年5月新潟大賞典と、新潟2000m重賞を連破している新潟の鬼よ。昨年はトップハンデ59㎏を背負っての勝利で強いところを見せたわ。他、東京新聞杯の勝利もあるので、左回りで直線が長いコースで比較的強いみたいね。実績が代われ、59.5㎏のとんでも斤量になるのだけど、さすがに上積みが望める年齢ではないし、どうなのかしら…。とはいえ、やはり軽視は禁物という感じね。

キングズパレス 牡馬5歳 56㎏ 松岡【捲り】

父キングカメハメハ 母父 Dubawi

17戦4勝 4.8.2.3
前走、3月中山2000m3勝C 1着0.0秒 34秒8松岡
・斤量58㎏
松岡騎手「今日は返し馬から落ち着いていて、レースまでのアプローチがうまくいった。
最後ささってしまいましたが、そこが今後のポイント」
2走前、3月中山2200m3勝C 3着0.0秒 34秒8松岡
3走前、12月中山2500m3勝C 2着0.1秒 34秒3マーカンド
「勝てる力はあると思いますが、モタれるところがあって追いづらくなった」

直前の情報
1週前CW稍重:6F82.7-37.1-11.1 馬なり
最終CW重馬場:5F71.3-39.1-11.5 馬なり
斎藤助手「松岡騎手が強い調教はいらないとのことで、時計的に控えめでしたがいい動き。
直線で内に刺さるなど課題はあるが癖を知る鞍上を確保できたのはプラス。
昇級しても通用していい馬なので、好勝負を期待したい」

個人的診断:A
 条件戦ながら、かなりの確率で馬券に絡んでいた馬ね。差し・もしくは捲りで、早い上がりを使えるわ。中々勝ち切れなかったのだけど、3月にようやく3勝Cを勝ち上がったわ。しかも、その時の斤量58㎏から56㎏、舞台が代わるけど、東京で上り3F33秒台の末脚を何度も使っているので、中々切れるはずよ。2000mで2.3.0.0の成績で距離もジャスト。あとは内に刺さる癖を知っている松岡騎手がどうやって導くかね。

シーズンリッチ 牡馬4歳 57㎏ 大野【逃げ/先行】

父ドゥラメンテ 母父ハーツクライ

9戦2勝 2.0.0.7
前走、3月中京2000m金鯱賞GⅡ 13着3.7秒 38秒2吉田隼
・逃げ複数、前沈没
・馬体重+26㎏
2走前、10月京都3000m菊花賞GⅠ 12着1.6秒 35秒5角田大
久保田調教師「終始力んで走っていて、ちょっと長かったかな」
3走前、9月阪神2400m神戸新聞杯GⅡ 10着1.0秒 34秒6角田大
・番手追走も
5走前、3月阪神1800m毎日杯GⅢ 1着ー0.1秒 35秒1

直前の情報
1週前CW:6F82.0-11.1
最終CW重馬場:5F67.5-36.5-11.0 馬なり

個人的診断:B-
 前走の金鯱賞は中半年。しかも馬体重が大きく増加、そして逃げ同士でエキサイトしてしまう展開で大きく後退してしまったわね。調教のタイムは非常に良くなってきているので、そこからの上積みは望めるかしらね。とはいえ、世代レベルが疑問視されているので、いきなりの激走は何とも言えないかしら。

セルバーグ 牡馬5歳 57㎏ 今村【逃げ】

父エピファネイア 母父キンシャサノキセキ

18戦5勝 5.0.4.9
前走、2月小倉大賞典1800mGⅢ 3着0.3秒 36秒8今村
・単騎逃げ
今村騎手「馬場は内が意外と良く、レースプラン通りにいけた。
ハイペースになったけど、粘れるのがこの馬の持ち味です」
2走前、1月京都金杯1600mGⅢ 13着1.2秒 36秒7松山
3走前、11月京都1600mマイルGⅠ 16着2.3秒 36秒5松山

直前の情報
1週前CW:6F82.9-11.9 強め
最終:4F55.4-12.4 末強め
鈴木調教師「先々週、選手とCWでしっかりやってます。今週はテンションが上がらないように。
どうしても力んでしまうので、2000mは長いかな」

個人的診断:C
 前走の小倉大賞典では、久々にコンビを組んだ今村騎手と単騎逃げで大激走、あと僅かで逃げ切るところまでいったわ。かかり癖があるので、逃げをしているのだけど、2000mは過去最長距離でチャレンジといったところね。普通に考えると、オーバーペースになってしまいそうだけど…相性のいい今村騎手でどこまで対応できるかといったところね。

ダンディズム セン馬8歳 57㎏ 富田【差し】

父マンハッタンカフェ 母父シングスピール

33戦5勝 5.9.3.16
前走、2月小倉大賞典1800mGⅢ 8着0.8秒 34秒6
・やや出遅れ
2走前、2月小倉2000mOP 1着ー0.1秒 重馬場37秒1
3走前、12月中山3600mステイヤーズGⅡ 6着1.1秒 上り34秒4
4走前、11月福島記念2000mGⅢ 2着0.0秒 35秒9

直前の情報
1週前CW稍重:7F99.4-38.2-11.8
最終坂路稍重:4F52.2-37.4-12.4
自己ベスト更新、減速ラップ
富田騎手「いつも通り、しっかり動けていました。フレッシュな状態。
自分の脚は使うけど、レースの流れが向かないと難しい馬。うまくかみ合えば」

個人的診断:B-
 小倉・福島・札幌といった、時計の掛かる競馬場を主戦場として、コンスタントに馬券内に絡んでいる馬ね。距離2000m自体は合ってるのだけども、良馬場の新潟は条件が合わないような気がするけど…。新潟成績自体は1.1.0.0だけどその時も道悪。力はあるけど、今回ではないと思うわ。

デビットバローズ 牡馬5歳 56㎏ 横山典【逃げ/先行】

父ロードカナロア 母父サンデーサイレンス

10戦4勝 4.1.0.5
前走、3月阪神1800mL 2着0.0秒 34秒5岩田望
・斤量55㎏
・好位3番手から
・1着馬ステラヴェローチェ
岩田騎手「思ったよりペースが流れていたので、競ってまで
ハナへ行こうという感じではありませんでした。
前走と同じようなポジションでいい競馬をしてくれました」
2走前、1月京都2000m 1着ー0.1秒 35秒4岩田望
・斤量58㎏
・中3か月半、馬体重+12㎏
3走前、9月中山1800m 15着1.1秒 35秒5菅原

直前の情報
最終CW稍重:7F99.1-37.6-11.4 馬なり
上村調教師「2週続けてノリさんに乗ってもらい、感触も良かった。
気性も落ち着いて真面目に走れるようになった。揉まれない位置でスムーズに運べれば」

個人的診断:B-
 1月の京都3勝C2000mを勝って、オープンクラスに昇格した馬ね。以前は逃げで勝っていたけど、ここ最近は番手逃げでもある程度走れるようになったわ。これなら比較的前目で脚を溜める競馬ができそうね。重賞は初挑戦で相手関係が一気に上がるけど、現状でどこまで通用するかね。

ノッキングポイント 牡馬4歳 57.5㎏ 杉原【差し】

父モーリス 母父キングカメハメハ

9戦3勝 3.1.0.5
前走、3月中京2000m金鯱賞 12着2.7秒 上り36秒8戸崎
・中5か月
戸崎騎手「前半はいい入りだったが、直線では手応えが無かった」
2走前、10月京都3000m菊花賞GⅠ 15着2.1秒 36秒3北村宏
・直線で不利有
木村調教師「4角で前が狭くなり、他馬と接触。その後幹部が腫れてきた」
3走前、9月新潟記念2000mGⅢ 1着ー0.2秒 33秒8北村宏
・6番手、差し台頭
・斤量54㎏
4走前、5月東京2400m日本ダービーGⅠ 5着0.2秒 33秒4北村宏

直前の情報
1週前CW稍重:7F95.7-35.6-11.1
最終CW重馬場:5F67.3-37.1-11.0 馬なり
太田助手「ジョッキーに感触を掴んでもらい順調に来ています。
条件は合うと思うので頑張ってほしい

個人的診断:B
 昨年9月の新潟記念の勝ち馬。日本ダービーでもまずまず走っていて、長い距離での末脚直線勝負なら、かなり期待できる馬だわ。菊花賞で怪我があって、それ以来となった金鯱賞は明らかに叩き台。新潟大賞典へ向けて仕上げてきているので、一撃要注意よ。ただ、世代レベルのことと、新潟記念の時に比べて斤量が3.5㎏も上がってくるので、買うかどうかは慎重にしたいわね。

ファユエン 牝馬6歳 53㎏ 菊沢【差し】

父ヴァンセンヌ 母父アグネスデジタル

20戦4勝 4.0.1.15
前走、4月福島牝馬1800mGⅢ 13着6.6秒 38秒8菊沢
・中半年
・落馬の馬を避けて大外へ、参考外
2走前、10月東京1800mアイルランドGⅡ 12着1.1秒 33秒3横山和
・瞬発力勝負、4角12番手で勝負にならず
3走前、9月新潟記念2000mGⅢ 8着0.4秒 34秒3木幡巧
・斤量53㎏

直前の情報
最終CW重馬場:5F67.3-36.6-1F11.4 馬なり
勢司調教師「ここを目標に仕上げてきた。調教の動きは良かった」

個人的診断:B+
 一撃要注意の馬よ。勝ち上がりには時間を要したものの、東京・中京など左回りのコースで、上がり最速の末脚を何度も繰り出している馬。3走前の新潟記念は、最後の直線でやや馬群に揉まれた形。2走前はスロー前決着で展開向かず、休み明けの前走福島牝馬は、落馬の影響を大きく受けたので度外視。軽斤量53㎏なら、ちょっと押さえておきたいわね。

ブレイヴロッカー 牡馬4歳 56㎏ 太宰【先行/差し】

父ドゥラメンテ 母父Elusive City

18戦4勝 4.3.2.9
前走、4月阪神2600mOP 2着0.2秒 33秒3太宰
・4角13番手から上がり最速、大外から
太宰騎手「乗り替わりでしたが、同じレースに何度も乗っていて、
レース映像も見て感触は掴んでいました。
道中はリズムよくいきましたし、4角手前の反応は良かったです。
まだ緩さはありますが、良い馬ですし、まだまだよくなると思います」
2走前、3月中京2000m金鯱賞GⅡ 7着1.3秒 35秒6丸山
・先行では残った方
丸山騎手「理想的なポジションで流れに乗れましたが、
内で我慢していた方が結果的に良かったかも。
最後まで頑張ってくれました。
3走前、2月京都記念2200mGⅡ 6着0.6秒 35秒1酒井
・捲り
酒井騎手「初めての重賞でも差のない競馬をしてくれました。
最初は力みがあったけど、向こう正面に入ってからは流れの中で競馬が出来ました」

直前の情報
最終CW稍重:6F84.1-37.4-11.7 強め
平山助手「変わりない。真面目に走れるようになった。まだまだよくなる」

個人的診断:B+
 昨年秋に関西圏で勝ち上がり、今年から重賞に挑戦している4歳世代の馬ね。京都記念・金鯱賞と2度挑戦して、掲示板までもう少しというところでまとめてはいるわね。前走は、2600mOPで上がり最速の末脚で2位まで持ってきたわ。今回の重賞も楽しみだけど、もっと長い距離の時に勝ち上がっているので、新潟2000mが合うかどうか?スタミナはあるので、最後の直線の長いのが、いい方向に出るかどうかね。

ホウオウアマゾン 牡馬6歳 58㎏ 佐々木【先行/差し】

父キングカメハメハ 母父アグネスタキオン

22戦3勝 3.4.2.13
前走、2月小倉大賞典1800mGⅢ 中断 佐々木
・スタート直後、落馬
2走前、1月中山金杯2000mGⅢ 5着0.4秒 35秒1横山武
・2番手追走も
・斤量58㎏重め
横山騎手「この距離で折り合いがどうかと思いましたが、
2番手で折り合えて、最後も踏ん張ってくれました」
3走前、12月阪神1400mカップGⅡ 17着1.2秒 35秒5坂井

直前の情報
1週前CW稍重:6F83.8-38.2-12.0 一杯
最終:7F99.9-38.6-11.9 一杯

個人的診断:B
 阪神巧者で、阪神代替のマイルCSで5着に入ったこともあるわ、とはいえここのところ通用しなくなって、中山金杯で初の2000m挑戦。2番手追走も折り合って5着、斤量も重かったわ。小倉大賞典は、スタート直後に落馬となったものの、カラ馬で1着馬より早くゴール。距離延長は今のところいい方向に出ているわ。注目はされていないようだけど、ちょっと考えた方がいい馬ね。

マイネルクリソーラ 牡馬5歳 56㎏ 丹内【先行/差し】

父スクリーンヒーロー 母父ムタファーウエク

22戦4勝 4.5.4.9
前走、2月中山記念1800mGⅡ 5着0.7秒 稍重36秒6津村
・4角14番手から、大外
・開幕週で先頭が止まらず
・斤量57㎏
津村騎手「ゲートを出る直前で横を向いてしまって、出負けしてしまった。
道中はいい感じだったし、直線も外からいい脚を使ってくれた
必ず重賞を勝てます」
2走前、1月中山金杯2000mGⅢ 3着0.2秒 34秒6デムーロ
・斤量55㎏
・4番手追走
3走前、11月京都2000mL 2着0.3秒 34秒8デムーロ
・内前有利、最後方から外回した

直前の情報
1週前CW稍重:6F82.70-37.4-11.1
最終CW重馬場:6F84.1-38.3-11.5 馬なり
手塚調教師「ハンデは56㎏だし、丹内騎手もゲートは遅いのは分かっているみたい。
新潟2000mもあってそうだし、うまく立ち回ってくれれば」

個人的診断:A
 非常に面白い馬ね。今年になって重賞を使うようになったけど、中山金杯は比較的前目でレースを進めて3着。中山記念は、ゲートで失敗、その後4角で大外を回ってソールオリエンスを追いかけるようにして5着。しかも開幕週で前が止まらない中でのことなので、見直せる内容よ。ゲートに課題があるのは気になるけど、差しだと脚が溜まるのは非常にいい。鞍上も、地方競馬場だとめっぽう強い丹内騎手を確保できたのは大きく、本命候補よ。

ヤマニンサルバム 牡馬5歳 58㎏ 齋藤【逃げ/先行】

父イスラボニータ 母父ホワイトマズル

21戦6勝 6.4.4.7
前走、3月中京2000m金鯱賞GⅡ 10着2.4秒 36秒8三浦
・前総崩れ
三浦騎手「休み明けで馬体は増えていましたが馬の感じは良かったです。
1角で他の馬に来られた時に、1Fくらい力んでしまい、走りが崩れました。
休み明けでこの形はつらかった、もっとうまく誘導してあげられれば…
使ってよくなる馬なので、ここから良くなってくる」
2走前、12月中京2000m中日新聞杯GⅢ 1着ー0.1秒 34秒2三浦
・12.6 - 10.5 - 11.6 - 12.8 - 12.7 - 12.0 - 11.8 - 11.3 - 11.5 - 12.0
・行きたがるところを三浦騎手がぐっと抑えさせ、
・残り1000mからロンスパ戦に持ち込み、
・内目から運んで直線はスムーズに外へ持ち出した
・前総崩れの中、1頭だけ前目4番手先行し1着
・崩れた12着のホウオウビスケッツが東京新聞杯3着
三浦騎手「返し馬で、今日は自信を持って脚を溜めていこうと思った
前走が逃げたことで、この馬のリズムは掴んでいた」
3走前、10月東京2000mL 1着ー0.2秒 重馬場34秒6三浦
・後半5F57秒8 5連続11秒台の末脚
・内前有利ではあった
7走前、5月新潟大賞典 7着2.5秒 不良38秒2浜中

直前の情報
1週前CW:6F81.5-35.5-11.2 齋藤騎手騎乗
最終坂路稍重:4F51.8-37.4-12.2 馬なり
連続でハヤテフクノスケと追切 2馬身追走してクビ差先着

個人的診断:B
 左回りににめっぽう強い逃げ馬。昨年12月中日新聞杯で重賞初勝利を決めたわ。金鯱賞では、他の逃げ馬とやりあってしまい大敗したので、今回仕切り直しね。セルバーグなどほかに逃げ馬がいるので、番手逃げすることができれば、左回りで6.0.1.5の成績なだけに、馬券内に入ってくるかもしれないわ。昨年は、逃げれず7着となった舞台でリベンジなるかしら。

ヨーホーレイク 牡馬6歳 59㎏ 荻野極【先行?】

父ディープインパクト 母父フレンチデピュティ

8戦3勝 3.1.2.2
前走、3月中京2000m金鯱賞GⅡ 3着0.9秒 35秒4藤岡康
・1年10か月ぶり、馬体重+14㎏
・斤量57㎏
・掛かりまくって逃げとやり合うも3着に残った
・1着馬以外は相手関係に疑問視?
藤岡騎手「返し馬から雰囲気が良く、スタートも上手に出てくれました。
内から主張してくる馬が行ったときに力む形になり、
1角~2角は狭いところでエキサイトとするところがありましたが、向こう正面で落ち着いた。
4角を手応えよく回って最後もしっかり脚を使ってくれています。
2年ぶりの実戦ということを考えれば、よく走ってくれています。」
2走前、22年1月中京2200m日経新春杯GⅡ 1着ー0.1秒 34秒4
・ステラヴェローチェ相手勝利、とはいえ有馬記念から中2週だった
・差のつきにくいスローペースで上り2位に0.3秒差付けた
・ただ、本馬は2㎏軽い斤量と条件は良かった
3走前、21年5月東京2400m日本ダービーGⅠ 7着0.6秒 33秒8

直前の情報
1週前CW稍重:7F97.1-80.4-37.3-11.1 一杯 3頭併せ
最終追切坂路稍重:4F54.2-39.8-12.4 末強め
友道調教師「今日は息を整える程度、前走はさすがという力
使った上積みも見込めると思う」

個人的診断:A+
 一番の実力馬じゃないかしら。クラシック21年世代で、22年日経新春杯の勝馬なんだけど、怪我が多く、前回の金鯱賞が1年10か月ぶりのレース。常識的に馬券内は難しいはずだけど、なんと3着。しかも序盤に掛かる場面があり、前総崩れの差し台頭レースで3着に踏みとどまった。ポテンシャルはやっぱり高いわ。ハンデ59㎏は重いけど、叩き2戦目で上り目は十分、復活は十分よ。

リフレーミング 牡馬6歳 57㎏ 丸田【追込】

父キングヘイロー 母父バトルプラン

26戦5勝 5.6.510
前走、4月福島2000mL 1着0.0秒 34秒2丸田
・スタート出遅れ
・後方外から直線一気
・前残り展開で差し切った
・斤量55㎏軽かった
丸田騎手「康太が乗っていた馬で縁がある馬だと思っていました。
カッコいい競馬をしようと思っていました。よく伸びてくれました。
2走前、3月中山2200m3勝C 1着0.0秒 34秒5川田
・2角12番手→4角5番手
・斤量58㎏
川田騎手「自分のリズムで競馬をしながら、最後まで精一杯の走り、
何とか捕まえてくれました」
3走前、2月京都2000m3勝C 3着0.4秒 33秒7団野
・斤量58㎏
・2着馬ニホンピロキーフ→マイラーズ3着
団野騎手「堅実にこのクラスで走っていて、どんなコースにも対応できます。
チャンスは近いと思います」

直前の情報
1週前CW稍重:7F97.1-37.3-11.1
最終:4F52.8-39.8-12.7 末強め
減速ラップ
鮫島調教師「中2週ですが、ある程度しっかりやりました。
前走後は、成尾記念も考えたんだけど、状態がいいのでここへ。
状態は前走よりいいくらいだと思う」

個人的診断:B
 数少ないキングヘイロー産駒リフレーミングが、6歳になって3勝C・リステッドを連勝!重賞初挑戦は感慨深いわね。しかも前走は、やや出遅れて、大外を回すしかなくなった中、福島4角13番手から
一気にぶち抜いていく強いレース!これは期待したくなるわね。ただ、注意点は4か月連続のローテ、さらに斤量が2㎏重くなってメンバーレベルが上がるというところね。簡単ではないけど、得意の末脚勝負に持ち込んでほしいわね。

レーベンスティール 牡馬4歳 58㎏ 津村【差し】

父リアルスティール 母父トウカイテイオー

7戦3勝 3.2.1.1
前走、12月香港ヴァーズ2400m 8着 モレイラ騎手
・斤量55㎏
田中調教師「香港についてから、スクミが出てしまって調整が上手くいかなかった。
出走を判断したのは、自分なので、馬にかわいそうなことをしました」
2走前、9月中山2200mセントライト記念GⅡ 1着ー0.3秒 33秒9モレイラ
・7番手から
モレイラ騎手「金曜日にこの馬の調教に乗せてもらい、能力があると感じていた。
いい勝ち方、特別な馬になっていく可能性が高い。GⅠ馬になるチャンスはある」
3走前、7月福島1800mラジオNIKKEI賞GⅢ 3着0.1秒 34秒4戸崎
・4角10番手から
・内前有利で追い込みで展開向かず

直前の情報
1週前CW稍重:6F82.2-36.2-11.1 馬なり
最終CW重馬場:6F82.3-37.4-11.3 馬なり
田中調教師「休み明けで病み上がり後だが順調。
メンタル面も少しずつ大人になってきている
元々中距離に適性はあるので、ここを考えていた。

香港から帰国後は、しばらく放牧していた。良い状態で走れなかったので
馬の状態が落ちていて、立て直しに時間がかかってしまいました。

牧場で丁寧にケアしてもらって、今はしっかり回復していますし、
厩舎に戻ってきてからも問題なく調整で来ています。
元々からだが傷みやすい子ですが、それも収まっています。

新潟2000mは直線がすごく長いコース、良いバランスで走ることで脚を溜められるかが
ポイントと思って、操縦性を確認してもらうためにジョッキーに乗ってもらいました。
津村騎手は"反応も凄くいいし、乗りやすかった"と好感触を掴んでくれた。

これまで東京で2回走っていて、新馬戦はソールオリエンスに負けましたが走りは良かった。
今も左右のバランスが整っていないところが合って、左回りの方がパフォーマンスが上がる
と考えていますし、外回りコースは広くて競馬がしやすいので良いイメージを持っています。

前走で大敗してしまってるということで、今回は挽回しないといけない思いを強く待っています。
ローシャムパークの大阪杯の時も同じでしたが、帰国初戦で何とか結果を出したい

個人的診断:B
 4歳世代で、まだ実力が分かっていない有力馬よ。新馬戦で、後に皐月賞馬となるソールオリエンスの2着、9月セントライト記念でそのソールオリエンスの追い上げを凌いでの重賞勝利。その後、菊花賞に行かず、香港ヴァーズを選択した馬よ。その時は非常に状態が落ちてしまい8着。そのあと立て直しに時間がかかり、5か月ぶりのレースよ。上りの末脚は非常に魅力のあるところね。

 ただ、やはり世代のレベル、そして中5か月の復帰戦で、斤量が一気に上がって58㎏を背負うこと、また、外国人騎手の時しかまだ勝利がないのと気がかりなところはあるわね。とはいえ、他の海外帰りの馬が結果を出しているのは、非常にいいところ。流れに乗りたいところね。

まとめ

A+:ヨーホーレイク
A:キングズパレス、マイネルクリソーラ、
B+:カラテ、ファユエン、ブレイヴロッカー
B:ノッキングポイント、ホウオウアマゾン、ヤマニンサルバム、リフレーミング、レーベンスティール

以上になるわね。
展開としては、セルバーグが逃げて、ヤマニンサルバムが追走する形が予想される。これに人気馬がついていくかどうかね。つかなければ、そこまでペースが上がらないので前残り、そうでなければ差し台頭。ここは枠順までみて熟考ね。

ただ、天気予報からすると良馬場開催は確定的なので、スピード決着に強そうな馬をピックアップしたほうが良さそうな気がするわね。ハンデ戦ということもあって、中々人気通りにならないけど、私はそれでもヨーホーレイクだけは強いように思ってるわ。

枠順・最終予想!

1枠1番ヨーホーレイク 牡馬6歳 59㎏ 荻野極【先行?】
石橋助手「この中間も手加減なく乗っていますし、前走以上は間違いないのですが…脚元の問題で休んでいた馬。広いコースは合うが、ハンデの59kgは少しかわいそうに思います」
1枠2番ホウオウアマゾン 牡馬6歳 58㎏ 佐々木【先行/差し】
金羅助手「外傷もあって復帰が延びたが、帰厩後はいい動きを見せており影響はなさそう。2走前の内容から現状は中距離が合う。楽しみ。」
2枠3番ヴァンケドミンゴ  牡馬8歳 54㎏ 角田和【追込】
仲田助手「ここに向けてしっかり仕上がっているし、調教の動きから年齢的な衰えは感じない。ハンデも軽くなるし、うまく流れが向けば。」
2枠4番デビットバローズ 牡馬5歳 56㎏ 横山典【逃げ/先行】

上村調教師「スムーズならオープンでもやれるのが分かった。左回りも問題ないし、この馬らしい競馬ができれば」
3枠5番ダンディズム セン馬8歳 57㎏ 富田【差し】
野中調教師「ケイコの動きが良くて、毛ヅヤもいい。晩成型で8歳でも充実しているのを感じます。前走に比べて今回の方が条件はいいし、自分の競馬に徹して流れが向けば」
3枠6番セルバーグ 牡馬5歳 57㎏ 丸山元気【逃げ】
鈴木孝調教師「初めての距離だし少し長いかもしれないけど、仕上がり自体はいいからね。いつも通りいいペースで逃げて、どこまで粘れるか。
4枠7番ノッキングポイント 牡馬4歳 57.5㎏ 杉原【差し】
太田助手「前走は負け過ぎ。放牧を挟み順調に乗り込んできました。相手は強くなるが直線が平たんに変わるのはいい。仕切り直しの一戦。」
4枠8番ブレイヴロッカー 牡馬4歳 56㎏ 太宰【先行/差し】

本田調教師「すごく状態がいいし、脚質的に後ろからだから直線の長い新潟は合うと思う。しまいの生きる展開になってくれれば、斤量も56kgなので十分にやれる」
5枠9番カラテ 牡馬8歳 59.5㎏ 国分優【先行/差し】
辻野調教師「年齢的なものが気持ちが入りづらくなっており、3週続けて併せ馬をやりました。良績がある舞台で本来の走りができれば」
5枠10番ファユエン 牝馬6歳 53㎏ 菊沢【差し】
勢司調教師「前走は、落馬の影響を受けたが、調教ではメンタルの心配はなく動きも問題ない。ハンデ53㎏新潟2000mは好条件。あとは展開次第」
6枠11番リフレーミング 牡馬6歳 57㎏ 丸田恭介【追込】
古川助手「2連勝、鞍上が速めに抜けるとソラを使う面を考慮して、うまく乗ってくれました。状態面での上積みもあり重賞でも楽しみ」
6枠12番シーズンリッチ 牡馬4歳 57㎏ 大野【逃げ/先行】
池内助手「力んでしまって、脚を使えていないレースが続くので組み立ての工夫が必要かも。うまく前に壁をつくり、折り合って運べれば。」
7枠13番キングズパレス 牡馬5歳 56㎏ 松岡【捲り】
斎藤助手「能力は通用するが、直線で右へ行きたがる。その点は課題だけど、左回りの方が競馬はしやすいと思うし、乗り慣れた鞍上なら。
7枠14番マイネルクリソーラ 牡馬5歳 56㎏ 丹内【先行/差し】

手塚調教師「いい背中で調教はオープン馬らしくいい動き。状態はいいね。ゲートの出がどうかだが鞍上も分かっているし、他馬との比較で56kgも魅力。うまく立ち回ってくれれば」
8枠15番レーベンスティール 牡馬4歳 58㎏ 津村【差し】
山崎助手「香港のダメージが大きく、レース後は間隔を空けての調整。最終追いはしまいの伸びが良くいい動きでした。良馬場でやれそうなのは何よりです。海外帰りでも格好はつけてほしいですね」
8枠16番ヤマニンサルバム 牡馬5歳 58㎏ 齋藤【逃げ/先行】
中村調教師「前走は、1角2角の入りが悪く折り合いを欠きました。いい感じで調整できています。程よく時計がかかる馬場なら自分のリズムで行ける」

 枠や鞍上は関係なく、基本マイル馬のセルバーグがおそらく逃げるでしょう。セルバーグはミドルより早いペースか。そして間を開けてヤマニンサルバム・シーズンリッチ、さらにはヨーホーレイクやデビットバローズあたりが追走する形。集団自体はミドルより少し遅め。

 結果的にセルバーグの大逃げの形になるかしら。距離は長いけど、この形で勝ちを狙いにいくと思うわ。基本的には、コーナーは緩やかで最後の直線が長く瞬発力勝負なので、差し追い込みが多い。また、今日の新潟を見た限りは、結構外も伸びていたし、脂の乗っている差し馬には注意よ。

◎7枠14番マイネルクリソーラ
 ここにきて充実期を迎えてきていそうな馬よ。初重賞今年の中山金杯は前目で進めて3着、前走の中山記念はゲート出遅れて、開幕週の中、大外から仕掛ける形になりながら5着まで浮上してきたわ。ゲートに難はあるけれど、その点は前走より距離が延びるので、何とかなるとみる。鞍上もこの馬で未勝利を勝っている丹内騎手を確保できた。これで前走より斤量が1㎏軽くなる56㎏になるのなら、大きな印を打っていいと思うわ。

○4枠8番ブレイヴロッカー
 何かといわれる4歳世代。今回4頭出てるけど、推すのはブレイヴロッカー。2走前の金鯱賞は、比較的前目追走。差し台頭のレースになった中、3着ヨーホーレイクから0.5秒差はまずまずのレースだった。前走の、阪神2400mOPは、最後方付近から鋭い末脚で2着まで浮上。なんだか新潟大賞典のいい前哨戦になった気がするわ。脚を溜められれば楽しみな存在よ。

▲1枠1番ヨーホーレイク
 屈指の実力馬ね。前走の金鯱賞はおよそ2年ぶりのレースながら、まさかの3着。しかも、道中引っかかった場面もあって、差し台頭レースで前目で3着残りと恐れ入ったわ。正直上積みしかなく、GⅡ→GⅢで本命も打とうかと思ったけど、斤量59㎏がどう出るか。2年ぶりレースから叩き2戦目でどれくらい耐えられるか…。これでいけたら、GⅠで上位に来てもおかしくないわよ。

△5枠9番カラテ
 外せないわよね。22年9月新潟記念、前年新潟大賞典の勝者。それだけじゃなく東京でのGⅢでの好走もあり、左回りの直線の長いコースの鬼よ。斤量59.5㎏あるのと、前走がフェブラリーのダートで参考外、8歳馬で上がり目がない、これでオッズを落としてるなら、やはり買っておくべきね。比較的特徴あるコースだから、リピーターは注意よ。

△7枠13番キングズパレス
 非常に安定感の高い馬。2勝クラス・3勝クラスを勝ち上がるのに10戦要してはいるものの、馬券を外したのは1度。後方から追い込んでしっかり結果を残している馬よ。いきなりの重賞挑戦ということで、斤量も前走の58㎏から56㎏なので、一気に勝つ可能性もあるわ。ただ、刺さる癖があるということ、新潟瞬発力勝負らしくキンカメ産駒が苦手とするコースで、印まで。とはいえ、きてもいいわね。

☆5枠10番ファユエン
 爆穴一頭紹介よ。なんといっても4走前、7月中京3勝Cで、今回比較的人気するだろうキングヘイロー産駒リフレーミングに勝っての1着馬よ。その後重賞3戦して掲示板外ということで、評価を落としているけど、展開が向かなかったわ。前走復帰戦となったの福島牝馬Sは落馬事故を大きく避ける形になったので参考外。斤量53㎏の馬は、基本的に買うなのデータだけど、差しに展開が向けば一撃あるわ。

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