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アーリントンカップGⅢ~全頭情報まとめ[ギリギリまで追記!]

ウマ娘のキングヘイローから入り、
母父血統が入っているイクイノックスの活躍から
馬券を買い、全頭診断までするようになった輩よ!
競馬歴は新人も一流の予想をしていくわ。

この前の桜花賞は
◎ステレンボッシュ
○アスコリピチェーノ
☆ライトバックで
単勝・馬単・3連単で
1万3000円⇒4万3000円

また、ダービー卿・ニュージランドTと
中山1600m重賞を連続で単勝的中で調子を上げているわ。

今度のアーリントンカップは、
母父キングヘイローの競走馬が2頭
走る予定だけど、私情は交えずに分析するわ!

的中とオッズ妙味もバランスをとっていきたいわね。

アーリントンカップ情報まとめ

・アーリントンGⅢ
阪神1600m
右回り・外回りBコース
牡馬斤量57㎏

・良馬場勝時計
22年1分32秒7 ダノンスコーピオン
19年1分34秒2 イベリス
18年1分33秒4 タワーオブロンドン

 水曜日から晴れが続いて気温も20度を超えてきているので、良馬場想定でその時の時計を持ってきたわ。基本的にミドルペースとスローペースの間で進んだうえで、瞬発力勝負になっていくレース。強い主張をする逃げは今回いないので、例年通りのペース配分になりそうに思うわね。

・瞬発力勝負だけでなく外差しも決まる
桜花賞では、上がり最速ライトバックは32秒8
下級クラスでも33秒前後のタイムが出ているわね。

またパトロールビデオを見ると、
桜花賞上位3着はみんな外側から回ってきているわ
勝馬ステレンボッシュ鞍上モレイラ騎手も、
右側から鞭を打っていいて、外に伸びるよう指示していて、
実際そのような結果になっているわ

アーリントンCは毎年
内前有利で決まっていたけど、
例年よりもキレのある外差しも注目した方がよさそうね。

・基本GⅠ経験or重賞上位
NHKマイルの前哨戦の位置づけだけど、
それまでにGⅠレース経験や重賞上位を経験している競走馬が上位を占めることが多い。
前走、条件戦で格上挑戦・或いは昇級初戦は、メンバーレベルが一気に上がるためか苦戦が多い。

ちなみに、GⅠの朝日杯FCに出走馬のみ記載
5位タガノデュード
9位タイキヴァンクール
15位アスクワンタイム
それぞれの結果になってるので、あとで詳細分析する必要があるわね。
とはいえ、ローテはちょうどよくなるのかしら?

・基本的に関西馬が有利
まだ若い馬で輸送が初めてだったりすることもあるので、
基本的には関西馬が有利ね。

登録馬も関西馬中心になっているので、
ここでは関東所属場を記載しておくわ
グローリーアテイン
ケイケイ
ポッドテオ

彼らは基本的に割引になるけど、
例外として18年優勝馬タワーオブロンドンは
後のGⅠ馬。
一流の素質がある馬は、輸送をカバーしているわ。
しっかり実力を見極めたいわね。

全馬情報まとめ

アスクワンタイム 松若【差し】

父ロードカナロア 母父ディープインパクト

5戦2勝
前走、12月阪神1600m朝日FC・GⅠ 15着1.2秒 上り35秒4
・15番手追走も、前が壁で競馬にならず
・1分35秒0
2走前、11月東京1400m京王杯GⅡ 10着1.5秒 上り34秒4
・馬体重+14㎏
3走前、9月小倉1200m2歳GⅢ 1着0.9秒 上り34秒4
・前半33秒3ハイペース、8番手から追い抜き

直近の様子など
3月9日に休養から栗東トレセンに帰厩

梅田調教師「ここ2戦、ノドが鳴っていたので、鞍上が無理をさせなかった
その後、検査もし、しっかりケアしてきて、リフレッシュ放牧を挟んで順調
血統らしく、我の強さは出てきたけど、今のところテンションも何とか落ち着いている」

個人的解説
 昨年の9月小倉2歳S覇者として注目を集めたけれど、その後連続で二けた着順に。よくある強者がデビュー前なので、参考にならないパターンかと思いきや、近2走は喉なりの症状が出ていたそうなので、見直せる面はありそうね。いきなり勝ち負けまでいけるかは微妙も、状態が上向いていれば復活の狼煙をあげられるかもしれないわね。

アレンジャー 横山典【先行/差し】

父リアルスティール 母父ネオユニヴァース

8戦1勝 1.2.2.3
前走、3月中山1200m1勝C 2着0.3秒 上り34秒2
2走前、1月京都1600m1勝C 4着0.9秒 上り36秒5
・前残り展開で、中団にいたのは厳しかったが、
・上位3頭が、この舞台に出てくる
3走前、1月中山1600mL 4着0.6秒 上り34秒6
・馬体重+8㎏

直近の様子など

個人的解説
 ここ数戦1勝Cで掲示板止まりが続いている中で、格上参戦となっているわね。ここまで8戦1200m~1600mを使ってきて、成績が出ているわ。
芝1200m0.1.2.0
芝1400m1.1.0.0
芝1600m0.0.0.2

 勝った1400mを含めて、1200m~1400mの適性の可能性が高い。また、ローテ1200⇒1600mというのも、ちょっと気がかりなところかしら。厳しそうな気もするけど、鞍上横山典さんは阪神1600mは得意なので、動向はチェックね。

オフトレイル 武豊【先行/差し】

父Farhh 母父Kingmambo

4戦2勝 2.1.1.0
前走、2月京都1勝C1600m 1着0.0秒 上り33秒7ルメートル
・前半3F36秒のややスロー 時計の掛かる馬場
・前残り展開を上がり最速、上り2位に0.4秒差
ルメートル騎手「道中は馬群の後ろでリラックスして走っていましたし、直線ではいい瞬発力を見せてくれました」
2走前、12月中京1勝C1600m 3着0.3秒 上り34秒9川田
・進路つくりに少し手間取った
川田騎手「現状では前との着差通り。道中でもう少しいい走りができれば」
3走前、11月京都1600m未勝利 1着ー0.3秒 上り36秒0川田
川田騎手「もっといい走りができる可能性を残している馬」
4走前、新馬戦2着
武豊騎手「向こう正面でちょっとかかったので、なだめながら。ラストはいい脚を使ってくれましたが、勝馬と同じ脚になった」

直近の様子など
1週前CW:6F67.9-11.3
吉村調教師「1週前に重点を置いてしっかり負荷をかけた。動きは良かった
ハミ受けが難しいところもあるけど、使いながら良くなってきた。
前走が、前残りの流れを差し切る強い競馬、長く脚が使えるので重賞でも」

個人的解説
血統としては、
21年スプリンターズGⅠ勝馬のピクシーナイト
22年ラジオNIKKEI勝馬フェーングロッテンの弟にあたるわね。
また、厩舎として連覇がかかるところ、鞍上を武豊騎手を確保できたのはいいところね。

1勝Cを勝ち上がったところになるけど、その勝ち方は強くて、前残り展開を、6番手から上がり最速で差してきた。そして、上り2位とも差をつけたのは、伸びしろを感じるわね。今回は外差しが比較的決まる馬場なので、穴として抑えておきたいところね。


オベイユアマスター【先行】

父アジアエクスプレス 母父キンシャサノキセキ

6戦1勝 1.1.1.3
前走、3月阪神1400m1勝C 3着0.2秒 重馬場上り35秒4古川吉
2走前、12月阪神1200m未勝利 1着ー0.1秒 上り35秒0
・1枠1番
3走前、11月京都1200m未勝利 2着0.2秒 上り34秒5

直近の様子など

個人的解説
 ウマ娘シンデレラグレイに、そういう名前のウマ娘がでてくるけど、実馬でいたのは初めて知ったわ。血統的にはかなり短距離に寄っていて、唯一の勝ち鞍も1200m。1600mは今回が初ね。

 とはいえ、前走1400m重馬場で3着に入っているので、1600mも持つかもしれないわね。現状どこまで通用するか見定めるのもありそうな気がするわね。

グローリーアテイン 松山【逃げ?】

父ヴィクトワールピサ 母父マンハッタンカフェ

3戦1勝 1.0.1.1
前走、3月中山1勝C1600m 3着0.2秒 上り35秒5
・逃げ、外目から強引にハナを取った
・勝馬ユキノロイヤルが、後にニュージランドTで3着
2走前、1月中山2000m京成杯GⅢ 14着2.6秒
・後方11番手からレースを進めるも… 
3走前、11月東京1800m新馬 1着0.0秒 上り33秒5
・前半3F37秒7超スロー

直近の様子など

個人的解説
 最初は中距離路線で進めたものの、京成杯で大敗。3月中山でマイルに挑戦して、外枠から強引にハナを取る形で3着に残ったというころ、マイル適正を感じての参戦ね。

 この時の勝馬ユキノロイヤルが、その後ニュージーランドTで3着に入っているので、メンバーレベルはそこそこかしら?新馬戦でスロー瞬発力勝負を決めているから、噛み合えば…というところかしらね。

ケイケイ 岩田康【先行/差し】

父イスラボニータ 母父Touch Gold

8戦2勝 2.2.0.4
前走、3月31日中山1600m1勝C 1着ー0.1秒 34秒3大野
・4角5番手より
・ずっと外を回していた
・相手関係は揃っていたわけではない
2走前、3月中京1600m未勝利 1着0.0秒 35秒1吉田
・2枠3番
3走前、1月中山1600m未勝利 8着1.2秒 稍重35秒3木幡
・1枠1番も後方に

直近の様子など
最終坂路4F68秒9
杉浦調教師「レース後も順調、疲れも感じない」

個人的解説
 3月に2戦して、1600m未勝利・1勝Cを連勝。その勢いのまま中2週でアーリントンカップに参戦してきたというところね。ローテ的に買いにくいところはあるけど、イスラボニータ産駒なので血統面は合っている舞台ね。

 ただ、鞍上岩田パパはイン差しが得意な騎手、ここ2戦の勝利は外差し。ここの相性はどうなのかしら…。

シヴァース 川田【脚質自在?】

父モーリス 母父ディープインパクト

2戦1勝 1.0.1.0
前走、2月京都1800mきさらぎGⅢ 3着0.0秒 34秒4Mデムーロ
・逃げ
・外差し馬場も、比較的経済コース
・タイムは比較的良し
デムーロ「2走目でゲートでイレ込んでうるさかったですが、行きっぷりが良かった。リズムを崩さないように2番手で運び、直線でも頑張ってくれました」
2走前、11月京都1600m 1着0.0秒 上り33秒8ルメール
・中団から
・前半3F37秒2の超スロー
・外差し馬場でインから伸びてきた

直近の様子など
ポリトラック:6F82.7-12.1
時計は目立たないが、併走馬と同時フィニッシュ
友道調教師「さすが血統馬という感じで実戦でいい走り。勝負根性は母さんのヴィブロス似。身体もしっかりしてきて成長を感じる」

個人的解説
 ウマ娘ヴィブロスの子供になるんだけど、牡馬に比べて牝馬は年1頭しか生産できないことを考えると、なんだか持っているわね。

 それはそれとして、ここ2戦の内容はまずまず。新馬戦はドスロー前残り展開を差しで勝利、2戦目きさらぎ賞は外差し伸び馬場を逃げで先頭と着差なしの3着。器用に立ち回れるので、今回も勝ち負け加わってもおかしくないと思うわね。調教は目立たないけど、試合で勝負根性を見せるタイプ。川田騎手のマイルも強いし、枠を見ながら熟考したいところね。

ジュンヴァンケット 岩田望【差し】

父キズナ 母父キングヘイロー

1戦1勝
前走、3月阪神1600m未勝利 1着ー0.9秒 上り33秒4
・前半3F35秒7
・後ろ振り向く余裕も
・上り1位で、2位と0.8秒差を付けている
・1分34秒8
岩田騎手「調教でもラストでしっかりと脚を使っていましたし、いい馬と思っていた。ラストは見ての通りはじけてくれました。」

直近の様子など
坂路4F56.4-12.8
余力残し 岩田騎手騎乗
岩田騎手「先週しっかりやってるので、今朝は終いの感触を確かめる程度でしたがいい感じ。一度競馬を使ったことで身体もしっかりしてきました」

友道調教師「前走の脚は凄かった。追切はジャスティンミラノと合わせて、1馬身遅れたけど、最後まで動けていた。2戦目でテンションが上がるかどうかだけど、使ったことによる+αはあると思う。

個人的解説
 先月デビューしたばかりね。基本的に、ある程度キャリアがある方が有利なんだけど、デビュー戦はなかなかの勝ち方。上り33秒4の全体トップだけでなく、上り2位に0.8秒差を付ける内容。鞍上も後ろ振り返る余裕があったようね。

 この時期は、未勝利戦のレベルは落ちてくるとは言え、底はまだまだ見えないのは末恐ろしいところ。追切も皐月賞馬候補ジャスティンミラノと合わせてて、いい調教を受けているわね。持ち時計1分34秒8から、1分33秒台まで短縮できるようなら面白い存在になるわ。

 ピッチ走法なので、タフ馬場のほうがいいけど、阪神最終週なので、良馬場でもいい感じになるかしら。

シンドリームシン 浜中

父キズナ 母父Harlan's Holiday

3戦1勝 1.0.1.1
前走、1月中山1600mL 7着1.4秒 上り35秒2田辺
2走前、12月阪神1600m 1着ー0.1秒 上り35秒3
・前半34秒5とある程度流れた、4角9番手から
3走前、11月東京1400m 3着0.2秒 上り34秒1
新馬戦、チャンネルトンネルの3着

直近の様子など

個人的解説
 12月に阪神1600mで未勝利を勝っている馬ね。ただ、前走格が上がり7着大敗。そこから3か月程間隔が空いているので、かなり伸びているかどうか。新馬戦では、今回人気するチャンネルトンネルの3着に敗れている。実力的に通用するかしら??

セレスト 川端

父ホークビル 母父スクリーンヒーロー

6戦1勝 1.1.0.4
前走、2月小倉1800m未勝利 1着ー0.1秒 稍重37秒0
・捲り、向こう正面で11番手→1番手押し切り
・斤量54㎏
2走前、2月小倉1800m未勝利 11着2.1秒 上り39秒8
・1番人気、逃げてしまった?
3走前、1月小倉1800m未勝利 2着0.1秒 稍重37秒3

直近の様子など

個人的解説
 これまで1800m~2000mを使ってきて、前回小倉で初勝利、そしていきなりここに参戦してきた馬ね。小倉で忙しい競馬をしているので初の1600mはともかく、斤量54㎏→57㎏に上がって、小倉ではない急坂もあるので…苦戦想定の馬になるかしら。現状でどこまで通用するか。

タイキヴァンクール 幸【差し?】

父エイシンヒカリ 母父キングヘイロー

6戦1勝 1.1.1.3
前走、3月中京1400mファルコンGⅢ 10着0.9秒 上り34秒2
・大外枠で出遅れ後方競馬
・上りは3位良かったが、ダノンマッキンリーが差し切っているが…
2走前、1月京都1600mシンザンGⅢ 10着0.9秒 上り36秒6
・差し台頭レース、6番手追走も直線で不利
3走前、12月阪神1600m朝日GⅠ 9着0.6秒 上り34秒9
・外差し馬場で、内に入れていた

直近の様子など

個人的解説
 朝日杯に参戦した母父キングヘイローということで注目しているけど、中々難しい立場にいるわね。朝日杯は外差し馬場で内に入れての9着、シンザン記念では最終直線で不利を受けて10着、ファルコンSでは大外枠で出遅れて10着…。多少の不利くらいなら、掲示板まではいかないと重賞レベルとは言えないところ。

 ファルコンSは短距離出遅れの中上り3位の脚を評価する声もあるけど、近い位置にいたダノンマッキンリーが差し切っているから、レベルの差を見せつけられたわ。今回は、比較的外も決まるし枠も関係ない馬場になりそう。ここで通用しないなら、重賞挑戦は一旦置いた方がいいように感じるわ…。

タガノデュード 古川吉【先行/差し】

父ヤマカツエース 母父ハーツクライ

9戦1勝 1.1.3.4
前走、3月中京1600m1勝C 3着0.2秒 上り34秒1
・前残り展開
2走前、2月京都1600m1勝C 4着0.2秒 上り34秒1
・1着オフトレイル
3走前、12月阪神1600m朝日GⅠ 5着 上り34秒9
・15番人気、差し展開は向いたものの4角10番→5番

直近の様子など

個人的解説
 9戦1勝で10戦目のローテ。なんだか勝ち切れないのに、朝日杯FCは5着に食い込んできている馬、察するに相手なりに走っている印象ね。また、上り坂での強さも感じるわ。格上挑戦とはいえ、重賞チャレンジした方がよさそうなタイプ。馬券を買うかは分からないけど、ちょっと面白いのは確かね。

チャンネルトンネル 坂井【先行】

父グレーターロンドン 母父Henrythenavigator

4戦1勝 1.1.0.2
前走、3月中山1800mスプリングGⅡ 4着0.7秒 上り33秒8松岡
・超スローペース、4番手から浮上できず
・内3頭いる状態で外分回し、直線は外側にヨレた
松岡騎手「思った位置を取れたのですが、少しイレ込んでいました。まだ精神的に幼いですが、もう少し体が絞れてくれば良くなると思う」
2走前、2月東京1600m1勝C 4着0.3秒 上り33秒8
・最終直線で大きな不利有
3走前、1月中山1600mL 2着0.4秒 上り34秒7
・2番手追走

直近の様子など
1週前追切:坂路4F52.4-12.3
福永厩舎「うちは基本的に馬場の悪い時間帯でしかやってないが、いい動きをしている。今までのレースを見ていたら難しい馬なのかなと思ったが、めっちゃ乗りやすい。走りそう。
使ってきている馬だから心臓は出来ているし、サラッとやるだけでいいと思う」

個人的解説
 注目している馬ね。2走前、東京1600mで直線で大きな不利がありながら勝馬と0.3秒差の4着。前走のスプリングSで大きな注目が集まったものの、史上に残るスローペースで、中団でノーチャンス。また、少し直線で寄れた面もあったそうね。

 そんな中、アスケラ福永新厩舎に転厩したわけだけど、すごく走りそうと厩舎内評価は高いみたいね。乗り替わりとなる鞍上坂井騎手は、阪神1600m&先行馬は滅法得意。血統的にも距離短縮はいいわね。

 前走に皐月賞権利獲りに仕上げているローテが嫌われるけど、激変の可能性を信じたいところね。

ディスペランツァ モレイラ【差し】

父ルーラーシップ 母父Medaglia d'Oro

5戦2勝 2.0.0.3
前走、3月阪神1600m1勝C 1着ー0.1秒 上り33秒1
・4角11番手から、上がり最速、2番手に0.5秒付けた
・差し有利の馬場も、先行優位の展開だった
・勝時計1分33秒4まずまず
Mデムーロ「とてもいい瞬発力、強い内容でした」
2走前、12月ホープフル2000mGⅠ 9着0.9秒 上り35秒2
・4角8番手追走も上がらず
・ラスト200mで止まった印象も?
モリス騎手「結果的に距離が長かった。ベストなポジションだったが、ぐっとくる足がなかった。1600m~1800mが良さそう」
3走前、11月京都2000mラジオGⅢ 6着0.2秒 上り35秒2

直近の様子など

吉岡調教師「前走は、追い出しを待つくらいの余裕があり、瞬発力が凄かった。
追切は併せた馬も良かった中、しっかり動きました。前走より状態はいい、マイルも経験して慣れたんじゃないかな」

個人的解説
 昨年のホープフルまで中距離路線を使ってきたものの、最後に脚が止まるなど結果が出ず。中3か月空けて出場した阪神1600mで余裕の勝ち上がりで、目下注目株となっている馬ね。

 4角11番手から一気に加速し、断トツの上り1位で差し切った競馬。勝時計1分33秒4も悪くない。追い出しを待ったくらいだったので、調整次第では2年前(良馬場)の優勝時計1分32秒7も狙えるわ。鞍上も桜花賞制覇モレイラ騎手を確保。パワフルで飛びの大きい走りで阪神外回り1600mはいい舞台。一気に、NHKマイルC候補に名乗りを上げてもおかしくないかしら。


トップオブザロック Mデムーロ【差し】

父ルーラーシップ 母父マンハッタンカフェ

1戦1勝 1.0.0.0
前走、12月阪神1800m 1着0.0秒 稍重上り35秒0
・比較的差し台頭、4角7番手から
2走前、
3走前、

直近の様子など
最終坂路:4F53.3-12.1
石坂調教師「前走は、馬体がまだ緩い中、結果が出て驚きました。調教でキレが出てきていて、すごく楽しみな一戦です」

個人的解説
 1戦1勝、中4か月でここに臨む馬もいるのね。新馬戦は、比較的展開に恵まれた阪神1800mでギリギリ勝利。この時はまだ馬体が仕上がっていない中だったということで、いきなりの格上挑戦にも手応えを感じているみたいね。馬が戸惑う可能性はあるけど、どこまでいけるかしら。

ポッドテオ  北村宏【先行】

父ジャングルポケット 母父ダノンシャンティ

8戦2勝 2.3.3.0
前走、2月東京1600m1勝C 1着ー0.1秒 上り33秒7キング
2走前、1月東京1800m1勝C 2着0.0秒 上り33秒5キング
3走前、1月中山1600mL 3着0.6秒 上り34秒8北村宏司
・2着チャンネルトンネル
新馬戦、東京1800m
・勝時計1分48秒5、後半4F46.3 1F11.2と強い競馬

直近の様子など

畠山調教師「(4走前、シックスペンスに食い下がった)中山も苦手ではないが、広いコースを求めて阪神に向かう。相手なりに走るタイプだが、NHKマイルC権利取りの相手にどこまでやれるか」

個人的解説
 9戦目になるけど、中2か月空いている馬ね。わずか2勝だけど、3着以内はずっと外していないので、相手也に走るタイプなのは間違いないわね。関西輸送初なのがマイナスだけど、東京ながら上り33秒台の末脚を使ったこともあるので、侮れない1頭ではるわね。

ワールズエンド ムルザバエフ【先行】

父ロードカナロア 母父ゼンノロブロイ

1戦1勝 1.0.0.0
前走、2月京都1600m 1着ー0.1秒 上り34秒8川田
・4番手追走
・のちに中距離連勝するシュガークンに勝利
・早くから抜け出したのが良かったか

直近の様子など

個人的解説
 2月京都1600mの新馬戦1着のみで格上挑戦ね。ただ、血統ロードカナロアは強いし、何よりこの時勝ち切ったシュガークンが後に中距離路線で連勝しているというのがプラス要素ね。川田騎手が乗り替わるのは残念だけど、こちらのムルザバエフ騎手確保で何とか通用するところを見せたいところね。

また、出走が近づいたら、追記するわ。

全頭まとめ・予想

1枠1番ポッドテオ  北村宏【先行】
畠山調教師「先週のNZTよりアーリントンの方が勝負になりそう」
北村宏「立ち回りはいい馬。良い枠になった経済コースから抜け出せたら」
1枠2番アレンジャー 横山典【先行/差し】
昆調教師「口向きの改善が必要。適度にペースが流れて、馬群がばらける隊列になれば」
2枠3番ディスペランツァ モレイラ【差し】
陣営「前走はマイル適正を見込んで出走した。ミルコ騎手は余裕があって重賞でもと。
今回ミルコはどうしても断れず10番に騎乗だが、ディスペランツァなら勝ち負け」
2枠4番シンドリームシン 浜中【差し】
武調教師「爪の状態が良くなるのを待った かなりの馬体増から
デビューから減ってきていたし、成長分もある 広い阪神コースは合う」
3枠5番シヴァース 川田【脚質自在?】
友道調教師「馬体に迫力があり、走りに幅が出てきた。実践タイプ」
川田騎手には、稽古の動きだけで判断せず、坂下からしっかり追えと」
3枠6番グローリーアテイン 松山【逃げ?】
金成調教師「前走は、ムキにならないようリズムよく走らせてくれたので思ったほど止まらなかった。
ペースが早くなってくれれば頑張ってくれるはず」
4枠7番チャンネルトンネル 坂井【先行】
福永調教師「稽古に騎乗し乗りやすくて走る馬」
坂井騎手「操縦しやすそう」
4枠8番タイキヴァンクール 幸【先行/差し】
中尾調教師「身体をしっかりしていない分、エンジンがかかるまでに時間を要する
上積みは見込めるので展開が向けば少しは」
5枠9番ワールズエンド ムルザバエフ【先行】
池添調教師「初戦は非常に中身の濃い内容でした。個々を目標にした
相手は強くなりますが、先々が楽しみになる走りができれば」
5枠10番トップオブザロック Mデムーロ【差し】
岩佐助手「放牧を挟んで体のバランスがよくなり、精神面の成長もある
初戦がいい勝ち方だったし、ここでどんな競馬ができるか」
6枠11番セレスト 川端【捲り】
羽月調教師「2走前のように前へ行くと甘くなる面があるので、脚を溜めたい
距離は問題ないですし、息の長い脚を活かしたい」
6枠12番アスクワンタイム 松若【差し】
陣営「前2走は喉の状態が最悪で参考外。今回はじっくり仕上げ問題ない」
7枠13番ジュンヴァンケット 岩田望【差し】
友道調教師「初戦で勝てる仕上げにと思ったら3月に。ただし楽勝だった。
前走で仕上げたので、テンションが上がっているのと外枠はマイナス
上積みは十分なので、どれだけ通用するか」
7枠14番ケイケイ 岩田康【先行/差し】
杉浦調教師「元々稽古で動いていたが、走りに真面目になったことが一番
中1週は問題ない」
8枠15番オフトレイル 武豊【先行/差し】
吉村調教師「マイルのここを目標に進めてきた。1週前はコースでやったし、順調。
いい末脚を持っているので重賞でも楽しみ」
武豊「欠点は折り合い、自分が乗った新馬戦も難しい面があった。
レースごとに成長はしているが、外枠は不利かも…」
8枠16番タガノデュード 古川吉【先行/差し】
増井助手「外枠歓迎、前走は内枠が裏目に出たけど、力は付けている。
相手は強くなるが、前が引っ張って、朝日杯のように外から進出出来たら掲示板以上も」

 良馬場で恵まれているわね。これなら桜花賞みたいに、内側も外側もある程度決まる馬場コンディションじゃないかしら。明確な逃げ馬がグローリーアテインくらいしかいないのが引っかかるけど、スローに近いミドルペースくらいで推移。場合によっては、上がり33秒を切るか切らないかくらいの瞬発力も必要になってきそうね。

それを踏まえて予想よ

◎2枠3番ディスペランツァ
 2000mでデビューも距離短縮の1600mで非常にいい結果がでた馬ね。前走は、同舞台で良馬場時の優勝タイムに近いタイムを出してきたわ。これに"マジックマン"ことモレイラ騎手が乗るのだから、3着以内は堅いとみたいわね。

○4枠7番チャンネルトンネル
 覚醒あるかもしれない馬ね。ここ2走は展開に恵まれず惜しい結果が続き勝ちあがれず。福永厩舎転厩で、成績が一気に上向くかもしれない馬ね。スプリングSからの参戦と、ローテが気になるけど、いい調整はできているかもしれないわ

△3枠5番シヴァース
 きさらぎ賞トップとタイム差なしの3着からの参戦ね。過去2戦はインをつけた点は恵まれていたとはいえ、どちらも外伸び馬場でトラックバイアスに逆らった点は優秀。今回も枠に恵まれて、また脚質は自在。川田騎手のやりやすいように運べそうに思うわ

1枠1番ポッドテオ
 1月・2月東京の1勝CでレースをしていてNHKマイルは見据えて調整しているわね。中山で右回りも経験しているので、阪神でもいいんじゃないかしら。あとは多頭数が初めて、過去2走先行にめっぽう強いキング騎手が乗っていることかしら。

3枠6番グローリーアテイン
 スローペース想定なら抑えて起きたい馬ね。楽逃げできると残ってしまうかも

5枠9番ワールズエンド
7枠13番ジュンヴァンケット
 抑えておきたい1戦1勝馬。格上挑戦になるけど、新馬戦はある程度余裕をもって勝利。一気にやってくるかしら。

6枠12番アスクワンタイム
 小倉2歳S勝者。近2走は喉鳴りの影響があって度外視、復帰初戦に注目と言ったところ。いきなり馬券内に来るかもしれないけど、激変はあってもいいわ。

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