見出し画像

ファシリテーターの思考

このブログは「ファシリテーター」をテーマにしたアドベントカレンダー13日目への投稿となります。

先日、研修をした後に「ガオリュウさんって、同時にいろいろされていますよね」と言われて、そうかも?と思ったので、ファシリテーターの思考について書いてみたいと思ったのでした。
同時にいろいろやっている話は、ファシリテーター養成講座的なことをやった時にも同様のことを言われたことがあって、確かに同時にやっている自覚はありました。わかりやすいところだと「ファシリテーショングラフィック」という話を聴きながら書き取って、ファシリテーションも行うのがあって、習得してもらうのに、バラバラにして学んでもらおうとしたことがあります。

今日の質問については、研修の場だったので、同時に…というか、以下のポイントについて思考を順番に早く回している感じだと答えました。
1.時間
2.研修の進行
3.進行時の参加者の表情や状態、リアクション
4.反応、適応、提案などファシリテーターの振る舞いが必要か、不要か?
5.作用することをする

これに答えるまで「時間」はかなり無意識で気にしていたみたいで、認知できてなかったのですが、リモートになってからは特にPCの時間が目に入りやすいこともあって、最初にちらっと時計を見て、場の目的に対して、残りの時間を確認する様になってます。リアルの時はなんとなく60分間隔は腹時計的に身についていたので、30分と60分は感覚でやってた感じです。

進行は実は事前に分刻みというか、やることに対して何分かけて良いかを決めていて(その通りにならないことが多いので、ずれた時間から計算する式をスプレッドシートに入れて準備してます。残り時間とやれること、そして目的までの状況を思考している感じです。
3,4,5についてはぐるぐる回しているので、場からのフィードバックがあるたびに、もしくは進行に対して想定していた目的に達しているかを見ながらどこまで回すか考えています。

結局は聴きながら書いて、進行を意識しつつ、参加者を観る(ホールドも)という思考です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?