１．額装とは

　　「額装」とは作品が魅力的に見えるよう額に入れることであり、美術作
　品や写真などを保護し、鑑賞するために額に入れる装飾的な手法です。絵
　やポストカード、写真を素敵に見せて飾れるように入れるのが額装です。
　　一方、「額縁」は、絵画や写真を入れて飾るための枠であり、絵や写真
　を入れたとき美しく見せたり、立体的に見せられるように作られます。

２．目的

　　額装は、作品を保護することだけでなく、美しさや価値を引き立てるこ
　とにもあります。具体的には、外部からのダストや湿気、紫外線などから
　作品を保護し、劣化や変色を防ぐ役割があります。
　　また、額装によって作品の視覚的な魅力を高めることができるため、美
　術館やギャラリーなどでの展示でも、額装された作品が多く見られます。
　作品を特定のコンテクストに配置する役割も果たし、作品の意味やメッセ
　ージを強調することができます。
　　そして、フレームに収めることで、作品表面を直接傷つけることを防ぐ
　ことができます。紫外線カットのフレームや、アート作品専用の額装ケー
　スなど、より高度な保護をすることもできます。

　　私自身は、額装は作品の価値を高める効果が大きいと考えています。
　　例えば、エルメスのオールドポスターの額装にオレンジ色の用紙を使用
　することで、ブランドカラーに合った額装をすることができます。
　　作品の所有者や愛好家にとっては、額装によって作品の価値を高めるこ
　とができるため、重要な要素です。

３．額装の注意点

　　　額装を行う際には、作品の種類やサイズによって適した額装方法を選
　　ぶ必要があります。額装には、作品の保護や美しさを高める効果がある
　　一方、適切な方法を選ばなければ、逆に作品を損なうこともあります。
　　　額装がご不安な方やより良い額装を見付けたい方は、専門家に相談し
　　ながら額装を決めることをおススメします。

　　　額装には細かい配慮が必要な作業であり、適切な額装をすることで作
　　品を長く美しい状態で保つことができます。

４．まとめ

　　額縁は、作品の保存や耐久性を確保するための重要な要素であり、作品
　の評価や価値も向上させることがあります。
　　一方、額装は、作品の持つポテンシャルを最大限に引き出し、鑑賞者に
　より良い体験を提供するために行われる重要なプロセスであるといえるで
　しょう。

５．お問い合わせ　　

　　額装にご興味のある方は、額装を得意とするガクソウヤにお問い合わせ
　いただければ幸いです。
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