ぶっちゃけ、ママとデザイナーの両立、どう!?―デザインワーク編―
こんにちは。たけうち(@garakutamju)と申します。
1歳の息子を育てながら、デザイナーをしています。
産休・育休を経て職場復帰してからの半年間をもとに、
「ぶっちゃけ、産休・育休から復帰後のママとデザイナーの両立、どう?!」
という話を書いています。
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①保育園入園&職場復帰直後の生活について
②ママとデザイナーの両立について ←今回はココ!
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私のデザイナーとしての現在の働き方は下記です。
・デジタル中心の制作会社勤務
・9:00〜17:00(1h時短) ※裁量労働制
・デザイナー7年生
・9人のデザイナーチームのリーダー(マネージメント8割/デザイン2割くらい)
マネージメントの話も絡んでくるとややこしくなるので、今回はデザインワークの話に絞り、以下のテーマで書いていきます。
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▼CONTENTS:
① 時短でデザインの時間、足りる?
② なるべく子どもと一緒に居たい…リモートでのデザイン、ってどう?
③ デザイナーに必須のインプット&アウトプット、できてる?
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① 時短でデザインの時間、足りる?
足りないこともあります(´・ω・`)
我が家では息子の保育園の送りはパパ、迎えは私です。
出産前は、デザインが間に合っていないとき・納得いかないときには、遅くまで残ることもやろうと思えば出来ました。
ですが、現在は容赦なく保育園のお迎えの時間が迫ってくるので、スケジュール管理はかなりシビアになってきます。
基本的にオペレーションは時間内に収めるようにしていますが、どうしても間に合わないときはこんな感じに。。。
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17:00 退社
17:30 保育園お迎え
18:00 買い物後帰宅 → 家事・子ども夕食
20:00 パパ帰宅・大人夕食
21:30 お風呂(担当:パパ)→ 寝かしつけ
22:00 子ども就寝 → 作業タイム!!
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息子は就寝が遅いほうで、作業開始は早くても22時。集中して作業しているとあっという間にてっぺんを越えます。
デザインをする上で、リサーチ〜コンセプト設計あたりまでの時間は一定の時間が必要かなと思っています。
一方でオペレーション速度は上げることが出来ると思うので、時間の短縮に繋がる最新のツールだったりPhotoshopの使い方なんかには敏感でありたい…!と思っています(出来ているとは言っていない🤤)。
② なるべく子どもと一緒に居たい…リモートでのデザイン、ってどう?
コミュニケーションの工夫の必要性を、ひしひしと感じます!
※ そもそも子どものお世話をしながら作業ができるかについては、お子さんの性格や月齢・年齢にかなり依存すると思うので、ここではその点には触れず、あくまでもリモートでのデザインについて書いていきます。
デザインのオペレーション自体はPCがあればどこでもできますね。
気をつけたいのは、プロジェクトメンバーとのコミュニケーションだと思います。
例えばディレクターとデザイナーでトンマナを相談するとき。隣で同じ参考サイトを見ていても、いざデザインに起こしてみたら微妙に認識がずれていた…!なんてことはあるあるかなと思います。
他にも、デザインのフィードバック、エンジニアさんとの実装の相談、などなど。。。プロジェクトメンバーと認識をあわせたり、繊細なニュアンスを伝える場面は多くあると思います。
そういったコミュニケーションは、対面であってもちょっとしたことでズレが生まれやすいので、リモートであればそれがさらに顕著になります。
そのため、自分のデザインを言語化して相手に伝えるスキルや、相手の伝えたい事を適切に読み取ることのできるスキルがより一層必要になり、プロジェクトメンバーとのコミュニケーションに対面以上の工夫が必要になると思います。
時短やリモートで減ったコミュニケーションをどう補うか。
実践していることの中から、3つの実例をあげます。
01_なるべくテレカン(電話会議)する:
弊社ではappearを使用してテレカンすることが多いです。
会員登録なしで4箇所まで参加でき、Chromeのアドオンを入れれば画面共有もできるところがお気に入りです。
ちなみに、MacBook Proの内蔵マイクでテレカンすると、音声が聞き取りにくいことも。。。2,000円くらいでUSBマイクを購入するだけでもかなり音質が変わるので、テレカンの機会が多い会社さんにはオススメです。
02_社内のデザインレビューにも簡単な資料をつける:
社内でデザインレビューを行う際、以前はカンプと簡単な説明文をプロジェクトメンバーへ提出+口頭で補足・擦り合せ、とすることが多かったのですが、さいきんはリモートでのコミュニケーションも増えたため、「めっちゃ軽い!」でおなじみのAdobe XDさんで簡単な資料を添えるようになりました。
さいきんの案件のサンプルはこちら。
実際はこの後に、デザインカンプ+説明書きが続き、計7ページ。
内容はプロジェクトによって変わります。
自分が作成するのにも10分程度。相手が読み込むのにも5分とかからないような簡単な資料ですが、デザインに対する認識の一致レベルがグンと上がります。
XDで作ったのは私がやりやすいからで、ツールは何でも良いです。文章のほうがデザインを説明しやすい人は、文章で書いても良いと思います。
やり方は、自分&プロジェクトメンバーがやりやすい方法であれば、何でもOKです。
03_Slackで分報:
これは弊社メンバーが社内のコミュニケーション活性化のために取り入れてくれたのですが、自分がリモートするときにも、時短で先に帰った後にも、かなり役立ちます!
分報についての詳しい記事はこちら。
https://note.mu/reoleo/n/n102308f5b4e3
同じ場所にいなくても、気軽にお互いの状況をシェアできたり、メンバーが何か躓いた際にスグ助けることができたりするので、とても助かっています。
③ デザイナーに必須のインプット&アウトプット、できてる?
いま私がもっとも課題感として持っているのがコチラです。
ぶっちゃけ産前ほどは出来ていないかも🤤
ワーママ生活は朝早くから始まります(赤ちゃんの多くは早起き)。
会社での業務、保育園の送り迎え〜家事…と常に時間に追われ、ようやく子どもの寝かしつけ。 よーし、寝かしつけが終わったらフリータイムだ!自分の事をやるぞ!
…と思いますよね。そう思っていても、気付いたら自分も一緒に寝ています(ちなみに私は週に3〜4日くらいは寝かしつけで寝落ちします)。
そして、1歳の息子は未だに夜中2回くらい起きるので、必然的に睡眠も細切れになり、だいたい常に眠いです。
そんな生活をしていると、当然 業務外でのインプット&アウトプット量は減ります。
移動時間や朝の時間を利用したりしないとなー、と考え中です。
パパさんママさん、ぜひ秘訣を教えてください(´・ω・`)
ママになった自分の、デザイナーとしての変化を楽しみたい。
このように、ママになって働き方が変わったことによって、必要なスキルが変わったりします。
また、子どもが生まれたことで、他のママさんや保育士の先生、地域の方々など、それまで交流のなかった方と触れ合ったり、子どもを通して新しい発見をしたりすることで、デザイナーとしての価値観なんかにも変化があるかと思います。
毎日時間に追われ、子どもの病気などイレギュラーも大量発生するワーママ生活は色々と大変なところも多いですが、その変化を楽しみながら、デザイナーとしてレベルアップしていければ良いなーと思っています。
…ということで、2回に渡って「ぶっちゃけ、産休・育休から復帰後のママとデザイナーの両立、どう?!」という話を書きました。
まだワーママ歴半年のひよっこなので、またこの先壁にぶち当たったり、考え方が変わったりすることもあるかもしれませんが、ワーママ仲間さんや、これからママになる方、その周りの方に、ほんの少しでもご参考になれば幸いです。
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