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Palms BitArtsシリーズで10目チャレンジやってみた(前編)

はじめに

どうも、釣り歴2年目のビギナー釣り人がらんどです。前回初めて書いたチニングについての記事について、いいねやコメント等ありがとうございました🙇‍♂️非常に嬉しかったです。

突然ですが、この動画みたことありますか?
Palmsの沼田さんがBitArtsシリーズのルアーを使って各地で10目釣りに挑戦する、という趣旨の動画です。そんな企画動画の沖縄編。冬の沖縄の渋さに苦戦している沼田さんが面白いです笑

この動画にハマってしまい、沖縄編以外の動画も視聴、気がつくとパームスのプラグがこんなに…
(ちょっと笑えないレベル😂)

これはもう…10目チャレンジやるっきゃねぇな!!

まずは漁港

まず最初に入ったポイントは沖縄中部東海岸の漁港。仕事終わりの1時間だけ、夕まずめの釣りです。7gの鉄板バイブ”Viz”を投げて「タチウオ釣れたらいいなぁ」と堤防をランガンしましたが不発…暗くなるまで釣りしたので一回の釣行でボロッボロになりました。

その翌日も仕事終わりに1時間、同じポイントに入りましたが撃沈。なかなか厳しいですね…

河川のメッキ狙い

次のポイントは沖縄中部東海岸の河口、出勤前の朝マズメ1時間勝負です。若潮、満潮から2時間の下げ潮。潮回り的にはそこまで良いとは言えませんが、朝マズメの活性の高さに期待してポイント入り。メインで使うルアーは50mmのシンキングミノー”Degree”です。

河川のターゲットの代表といえばメッキ。僕がこのポイントでメッキを狙う時によくやるアクションは「キャスト後ただ巻き、かけ上がり近くまでに来たらジャークしてストップ&少しフォール」を岸際ギリギリまで繰り返すというもの。ピックアップギリギリまでアクションを続けるのがミソで、岸際の目視できるくらい近くで喰ってくる事もよくあります。

しかしディグリーを泳がせてみるとあまりジャーク向きではないような…フォール時も「水平にヒラヒラ落ちる」という感じではなく、お尻からスッと速いフォール。いつものアクションはあまり効果的ではなさそうなのでアクションのパターンを変更しました。

キャスト後岸際を沿うようにトゥイッチしながらリトリーブ、岸際ではトゥイッチしてストップを繰り返します。止めは一瞬、フォールしない程度に食わせの間を与えます。しばらく岸際をランガンしているとパクッ!と、ギンガメアジHit!! 上手くいきました。

メッキはこのアクションで釣れる事が分かったので、次は「底まで落としてトゥイッチしながら跳ね上げ、また落とす」を試します。次は底の方でコトヒキがHitしました。

この日の釣行は1時間でこの2匹。2目釣って残り8目です。まだまだ道のりは遠い笑

干潟でチヌ狙い

次のポイントは前の記事でチニングをした干潟です。中潮で満潮から下げ1時間程からスタート。朝マズメ釣行です。水深は40〜50cm程度のシャローなので”TurnPop”と”P.P.Pencil”をメインに表層を攻めます。

ポイント着いてすぐ、ターンポップでドッグウォークをしているとチヌHit!しかしランディングミスで痛恨のバラシ…写真も撮れなかったのでノーカウントです。サイズは25cm程。正直落ち込みました笑

気を取り直して釣り再開。この日は潮の流れが早く、PPペンシルを使うとどんどん流されていってしまうのでターンポップの方が扱いやすかったです。

ターンポップをしばらく使ってみた感想としては、ポッピング時の音がいいですね。短めの入力でポコッといい音が鳴ります。ドッグウォークはキレイに泳がせるのが少し難しい、というのが正直な感想です。

ポッピングしてドッグウォークを繰り返していると小さいヤマトビー(ニセクロホシフエダイ)がHit。ポッピング音に誘われたのでしょうか。ニセクロホシフエダイはこのポイントで本当によく釣れます笑 食欲旺盛なんでしょうね。

その後もチヌを探してしばらくランガンしていると、イーターがベイトを追って捕食しているような波紋がポワン、ポワンと出ているのを見つけました。ターンポップを投げてドッグウォークで誘います。ルアーを追う引き波、水面がパコンと弾け、ラインが貼り、引きを感じる!これぞトップの醍醐味…釣れたのはカマス。カマスも干潟のポイントによくいる印象があります。

この日はこれで終了、2目追加で通算4目になりました。チヌを追加できなかったのは痛いですが、後日リベンジということで…

前半戦はここまで

10目チャレンジ前編はここまでにしておきます。あと6目はどこで何を狙うのか…釣果が溜まったら続きを書きます。最後まで目を通して頂きありがとうございました🙇‍♂️

タックル紹介

Rod: FIDELITY AZUSA 66SL
Reel:SHIMANO ULTEGRA21 c2000s
Line: VARIVAS HighGradePE X8 #0.4
Leader: VARIVAS HARDTOP TiNICKS #2
Snap: NECK-LOCK SNAP No.000

Rod: PALMS Pinwheel77L
Reel:DAIWA CERTATE 19 LT2500S-XH
Line: VARIVAS MaxPowerPE X8 #0.6
Leader: VARIVAS HARDTOP TiNICKS #2.5
Snap: NECK-LOCK SNAP No.000

おまけ【他社ミノーと比較してみた】

本筋から少しズレますが…ディグリー使ってて、同じ「シンキングミノー」でも商品によって得意なアクションが全然違うという事を改めて考えさせられたので、おまけとして書かせて頂きます。

ディグリーの商品ページの説明にもありますが、ディグリーはトゥイッチに特化したミノーというのがコンセプトのようです。実際に使用した感想としても「小柄なボディで重量があり、速いアクションが得意」といった印象です。

僕がこれまで使っていた他社ミノーと並べてみました笑

ジャークソニック55
個人的釣果実績No.1のルアーです。「ジャークしてストップ」時のキレが良いです。この動きを生み出す要因はボディの厚みと腹部の平べったい構造だと考えています。

ボディの厚みは空洞の大きさ、つまり浮力の大きさです。そして平たい腹部も水を受けるため、アクション後の「止め」の時間を長くする事ができるのかな、と思います。

テトラワークス TOTO 48HS
このルアーも「釣れるルアー」として人気がありますね。しかし僕個人の釣果はイマイチ振るいません…(何故でしょう🤔)
このルアーの特徴は平たくて体高のあるボディが生み出す「ひらひらフォール」でしょう。実際使っている時もフォールで食ってきます。

ラパラ カウントダウン5
このルアーはアクションを入れるルアーというよりただ巻きで誘うルアーですね。

角度のついた大きいリップが特徴的で、リップ自体の形もスプーンのように水を受ける構造をしています。巻き抵抗も強くブリブリ泳ぐ印象です。結構潜るので水深がある場所を泳がせたい時に使っています。

他社ミノーと比較したディグリーの特徴
まずサイズと重さを見てみると「小粒で重い」というのが数字にも出てます。何より、5g台のジャークソニック55やカウントダウン5との大きな違いはボディの浮力の低さです。大きなボディで空洞を作り浮力を持たせたジャークソニック55やバルサ材のカウントダウン5と比べると、ディグリーは小さく重いボディにする事で「速いフォール」を意図した設計になっているように感じます。

次に気になるのがリップの角度の浅さです。わかりやすいようにリップを垂直にして並べてみます。

リップの角度が浅いミノーの特徴は「ローリングが大きくなる」事と「素早く潜る」事でしょう。ローリング系のミノーは控えめな泳ぎになりがち(シュガーミノー50Sなんかはかなり控えめな泳ぎしますよね)ですが、ディグリーはリップを扇状にする事で水噛みをよくし、泳ぎにウォブリングの要素を加えているようです。

ルアーの構造から見ても、ディグリーは「速く動かす」ための作りになっているように思います。

流れのある場所で、早めの巻きでガンガントゥイッチしてイーターの捕食スイッチを入れるような釣りに適したプラグだと思います。

10目チャレンジからは、かなり脱線しましたが…おまけも以上です笑
あくまで個人的な見解なので、間違っているかもしれません!!「僕はこういうつもりでこのプラグ使っていくよ」っていうつもりで書いたのであまり真に受けずに、1ユーザーの意見として読んで頂ければ幸いです。

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