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PALMS BitArtsシリーズで10目チャレンジやってみた(後編)

どうも、ビギナー釣り人のがらんどです。10目チャレンジ後編という事で、長かったこの記事も今回で完結です笑 一応、前2つの記事を読んでいない方のためにリンク貼っておきますね。

今回はラスト2目の釣行+αといった感じで書いていこうと思いますので、もうしばらくお付き合い下さいませ。

ラスト2目を求め漁港のSLSJへ

新たな魚種を釣るためにSLSJ(スーパーライトショアジギング)に挑みます。

実はこの釣行の前に水路のハタ狙いに挑戦しましたがなんの成果も得られなかったのでまるまるカットです😂

沖縄のSLSJはパルプンテ
色んな魚種を狙いたい場合、SLSJは効率的かもしれません。なぜなら何が釣れるか分からないから笑 ドラクエでいう『パルプンテ』、ポケモンなら『ゆびをふる』です。僕の過去釣果ではコバンヒイラギやイケカツオ、スジアラやコバンザメ等、プラグを使ったライトゲームではあまり釣れない魚も釣れています。(※ブリーデンのメタルマルをジグと見なしていいなら…ですが)

さらにここ数日は気温も低く、魚たちは深場にいる可能性が高いだろうと踏んでSLSJに賭ける事にしました。

使うジグはもちろんMiniatureDax。1番重いものだと14gまでありますが、使っているロッド(Pinwheel 77L)のキャパ的に10gをMaxにしておいた方が無難なので10gをメインに使用します。

ポイントの探り方
ショアジギングについて色々な有名アングラーの動画を見て勉強していると、狙いめは「潮目」や「潮が効いてる」ポイントらしいです笑 スミマセン、僕自身ショアジギングの経験が薄いもので😂

という事で「潮が効いてる」ポイントを探っていきます。探し方は「巻いた時に重く感じる場所を探せば良い」との事なので、広い堤防をランガンしつつ、巻き感が重くなるポイントを探していきました。

「ここかな?」というポイントを見つけたら「ジグを底まで沈め、ワンピッチジャークで3回しゃくり上げてまた底に落とす」を繰り返します。使っているジグが10gと軽いため、着底がわかりやすいテンションフォールで落とします。

1時間程度その方法でボトムを探ってみましたが、うんともすんとも…アタリすらありません。しゃくる回数を増やして広いレンジを探ってみても、表層ただ巻きもダメ…ということでアクションを変えてみることにしました。

リールひと巻きで2回しゃくりに変更
ハーフピッチジャーク(リール半周で1しゃくり)がすっごい苦手なのでちょっとインチキするんですけど、リールひと巻きでタ・タンと2回しゃくり上げるアクションをします。(ライトゲームでミノーを使ってる時にリール1巻きで2回ジャーク入れるアクションと同じ要領です笑)

↑イメージ図
通常のワンピッチジャークと比べると同じレンジ幅でもアクションの回数が2倍に

なんと、このアクション変更が功を奏しました。今までアタリすらなかったのに、アクションを変えて2投ほどでコツンとアタリが!

アタリがあった付近を探っていくと…ググッ!来た来た!!とリールを巻いていきますがあまり引かない…「これはエソっぽい」と思いながらあげてみると…違う!!誰!?笑 初めてみる魚種

Twitterでお魚に詳しい方に伺ったところ『ヨコフエダイ』という魚の幼魚とのこと。これで9目め、10目達成に王手がかかりました。

下げ潮の河川でコチ狙い…のはずが

ヨコフエダイを釣った帰り道、ふと「この潮位ならコチ釣れるかも…」と思い近所の河川に寄っていくことにしました。

1,2目めを釣ったポイント。そこまでコチで有名なポイントではないと思うのですが、潮位の低い時にコチの活性が上がる気がして目をつけていました笑 しかもtwitterでフォローしている方が、最近このポイントでコチあげていましたので笑 
一応、僕自身も一度だけこのポイントでコチを釣っています。

使うルアーは”Mildred Salt” しっかり沈めてゆっくり巻き、たまにチョンチョンとアクションを入れてみます。めぼしい場所を一通り攻めてみましたが、何も反応ナシ…この日はコチ不在のようです笑 時間的にもしっかり日が登った頃なので、食い気がある時間じゃなかったのかもしれません。

「せっかく寄ったし、なんでもいいから釣りたいなー」とMiniatureDax 1.5gを投げてつつランガンしてみることにしました。

しばらく投げているとコツンと手元に伝わる感覚が… 「アタリか?」とまたしばらく投げていると今度はジグを追ってくるメッキの姿が見えました。

1.5g極小ジグは最強の坊主逃れルアー?
僕がミニチュアダックス1.5gを使用する時のアクションを紹介します。

キャスト後、底まで落としたら竿を立てながら竿先をふるふると軽くトゥイッチします。この時リールはゆっくり巻きつつ、水深に合わせてボトム〜探りたいレンジまでジグをしゃくり上げていきます。この時、表層近くまで上げすぎてしまうとルアーが水面から飛び出してしまうので注意です。しゃくり上げた後は竿を少し寝かせてラインのテンションを抜きつつ、再び底までフォール…これを繰り返します。

↑イメージ

ジグを使用している時のドラグ設定は強くしゃくった時に少しだけドラグがでる程度にしています。1.5gだとめちゃくちゃゆるゆるです笑 もし大きい魚が食ってきても針を曲げられないようにするため…というのが大きな理由ですが、個人的には軽いジグの時はドラグ緩め設定の方が針の乗りが良いような気がします。…気のせいですかね😅?

メッキの姿は確認できたので、あとはメッキがいる場所にさえ投げれば釣れそうです。扇状に探りながら少しずつ立ち位置を変えていきます。
そしてついにその時が…ギィーっと鳴るドラグ音、よく走るこの引き、小さくても十分楽しめます。ドラグを少し締めつつ岸まで寄せて上げると…

オニヒラメッキ!まさかの10目め笑 このポイントではギンガメかロウニンが釣れるイメージだったので、まさかのこのタイミングで10目達成するとは思ってもみませんでした😂こんな小さいメッキでも嬉しさで少し手が震えました笑
この後も少しだけ釣りを続けて、ついでにロウニンメッキもGETし納竿です。

10目達成!釣れた魚種まとめ
1.ギンガメアジ
2.コトヒキ
3.ニセクロホシフエダイ
4.カマス
5.クロホシフエダイ
6.ミナミクロダイ
7.ゴマフエダイ
8.ロウニンアジ
9.ヨコフエダイ
10.オニヒラアジ

タックル紹介
Rod: PALMS Pinwheel77L
Reel:DAIWA CERTATE 19 LT2500S-XH
Line: VARIVAS MaxPowerPE X8 #0.6
Leader: VARIVAS HARDTOP TiNICKS #2.5
Snap: NECK-LOCK SNAP No.000

10目チャレンジをやってみて

このチャレンジをやってみて良かった事の1つが、どのポイントでどの魚が釣れるのか普段より考えながら釣りが出来たことです。メインのターゲットを決めつつも「外道が釣れた時に魚種が被らないようにするには…」とか考えてました笑

もう一つはフィールドに立った時にしっかり考えながら釣りが出来たことです。記事を書く時に…の話ではありますが、「自分がどう考えてどう動いたか」を言語化して考えを整理できたのは大きなメリットだと思いました。

1番良かった事は自分の釣りの引き出しを知れた事です。今回、釣れた魚のほとんどは河川(特に河口)がフィールドでした。僕がもともと河川のライトゲームをメインにしていたため、それ以外の引き出しが乏しい…ということに気付かされました。リーフでの立ち込みの釣りや河川のもっと上流の汽水域、渓流の釣りを知っていればもっとバラエティに富んだ10目をお見せできたのに笑 

10目チャレンジはメリット沢山、皆さんもBitArtsシリーズで!…とはまで言いませんがお好きなメーカーでもいいですし、プラグ縛り、ワーム縛り等しながら挑戦してみてはいかがでしょうか?DuoのテトラワークスシリーズとかJacksonのピグミーボックスシリーズで挑戦するのも面白いかも知れません😂

おまけ

今回のおまけは10目チャレンジを終えた僕の「BitArtsシリーズのオススメルアーBEST3」を紹介します。特にルアーフィッシングを始めたばかりの方に寄せたランキングとなっています。

【第1位】Degree
これは間違いなくオススメルアーですね。よく飛ぶし操作感がいいです。他のミノーとの使い分けを考えてもルアーケースに1つ入れておきたいルアーです。このルアーについては『10目チャレンジ前編』で書いているのでそちらをご覧ください🙇‍♂️


【第2位】MiniatureDax 1.5g-3g
これ投げても釣れなかったらそこに魚はいないですね…っていうのは言い過ぎかもしれませんが笑 少なくとも僕の中ではそうです。今度メッキが入ってくる場面に遭遇した時は何匹釣れるか挑戦してみたいです。

特にルアーフィッシング初めたばかりの方はこのルアーでボトムをとる恐怖を克服してもらいたい笑 着底させていい場所と根が荒くて着底させちゃいけない場所を見極められるようになると、釣りがラクになります(僕は釣りを初めたばかりの頃ボトムまで沈めるのが恐怖でした笑)


【第3位】P.P.Pencil
個人的に使ってて楽しいルアー第1位。このルアーについても『10目チャレンジ中編』で触れていますので、そちらをご覧ください🙇‍♂️ オススメルアー1位にしてもいいくらい好きなルアーなんですが「状況を選ぶ」という事と「これからの寒い時期は使いにくい」事、「ルアー初めたばかりの人には扱いにくい」事を考えて3位としました。


【番外編】Lipless Degree
僕がシンキングペンシル苦手なのもあってこのチャレンジで1匹も釣る事が出来なかったのですが、釣れるルアーな気がするんですよね…尻下がりの姿勢でヒラヒラ〜ってフォールするんですよ。釣るまで使い続けようと思います笑

以上で『PALMS BitArtsシリーズで10目チャレンジ』全記事終了です。最後までお読み頂きありがとうございました。ここからは何目まで伸ばせるかゆる〜く挑戦していこうと思いますので、ある程度釣果が溜まった頃に更新があるかもしれません。

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