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7回目の献血

今回も成分献血を行った。

普通の献血は、次回献血が出来る日まで、結構時間がかかる。

カラダの中で、血液を生成するまで、待つ必要がある。

血が出来ていない状態で、献血したら、こちらがやばいやん。

けど成分献血だと、血液はまた体内に戻すから、早い時期に次回の献血を行える。

ただ、抜いた血液をカラダに戻すので、献血を行っている時間が長い。

献血が終わるのに1時間ぐらいかかる。

誰かの役に立つから、献血はしたかった。

献血には、強い思い入れがある。

2008年10月に妻が入院した。ひどい貧血だった。原因不明。

輸血をしないと命にかかわる。それで、定期的に輸血を行った。

1か月に1回ぐらいのペースだった。輸血をしないと死ぬ。そんな状態。

その時、献血をしてくれた人に誰だけ感謝したかわからない。

僕も献血しよう、誰かのお役にたとうと強く思った。


2009年3月19日、妻は霊山に旅立った。

僕は、重度のウツになって、睡眠薬がないと眠ることができない。

抗うつ剤など精神関係の薬も服用した。

うつ病から、パニック障害、不安症、両極性障害と、精神疾患は進んでいった。

精神病院には、2回入院した。

重度のアルコール依存症にもなった。

そんな状態の人の血液が使えるわけがない。

精神疾患はなかなか治らない。何度も自殺を考えた。

死ねなかった。

薬の副作用はひどかった。

薬を依存症。薬を飲まないと凄く不安。

だけど何とかやめたくて、何度も挑戦して失敗した。

2017年7月、2回目の精神病院への入院。退院したのは、8月末。

お酒をやめようと、決意した。アルコール依存症はもうごめんだ。

最初の1週間はつらかった。禁酒も何度も挑戦して失敗した。今度こそは成功させたかった。

成功させないともう後はないとなぜか思った。

1か月、2か月と禁酒が出来た。そのころから睡眠薬が減らせるような気がして少しずつ減らした。

半分に割って服用した。1か月ぐらい半分の睡眠薬を使った。

そして医師と相談して、半分の量が1錠になっている睡眠薬に変更してもらって、その睡眠薬をもう1か月服用した。

その錠剤を半分にして1か月服用、、、

そうして睡眠薬を飲まなくても、平気で眠れるようになったのは、2018年3月だった。

抗うつ剤をやめたのは、2カ月後の2018年5月に入ってから、、、、

飲んでいても意味がないように思ったので、5月に辞めた。特に問題は起こらなかった。

そのころ担当の医師と色々あって通院も辞めた。

アルコールの影響も、薬の影響も、ない奇麗な血液だと思っている。

やっとここまで来た。

本当に感謝します。

色々な事を思い出して、この感謝の日記に、気持ちを書きます。

ありがとうございました。

これからも頑張ります。

生きます。

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