無題

ヒサカキの剪定~新米ガーデナーの日記 第6日~

今日は剪定のご依頼です!

お庭の樹木が、塀から外に飛び出して、道路にまで達してしまってるので、
とにかく小さくしてほしいというご要望でした!

私が担当した樹木は、ヒサカキという木です!
耐寒性の弱いサカキという木の代用として用いられることが多いようで、
見分け方としては、葉縁の鋸歯が在るか無いかなのだそうです。

ヒサカキの木は耐陰性の高い木で、春夏秋冬どの季節でも育てやすく、
春に咲く小さなクリーム色の花は独特の香りがします。
剪定したこの日は、まだ蕾でしたが、しっかり香りはあり、
なんというか・・・独特な香りがし、
インスタントラーメンの粉末のよう・・・
胡椒のような香りがしました・・・

ヒサカキの花言葉には「内気」「治癒」「神を尊ぶ」といったものがあるそうです。
「神を尊ぶ」というのは、枝の先端にある小さく生えた芽が鎌状に曲がっており、
それが勾玉を連想させることから神聖さを見出したとされています。

耐暑性、耐寒性のあるヒサカキは、あまり育てる場所を選ばないことから、
育てやすい植物として人気があるそうです。

今回剪定したヒサカキの木は高さが大体4~5mくらいはあり、脚立がないと、剪定は難しいサイズでした。
7段の脚立に登るのが怖くて、足をガクガクさせながら、何とか届く位置まで上りました!

まず遠目で見て、「塀から飛び出さない程度」ということを踏まえ、樹冠を定めた後、
明らかに飛び出た大きな枝を切り落として、徐々に細かい部分を剪定していきます!

本来、樹木上部から、不要な大きい枝を間引き、
徐々に細かい部分を剪定していくのが手順で教えてもらったのですが、
脚立のぐらつきがとても怖かったのもあり、下から切り始めてしまいました。

高いところにある枝を切り落とす際、無理な体勢で剪定しそうになり、
余計な力が入って、残したい新芽のある枝を傷つけてしまいそうになりました。。。

もし傷つけてしまったら、せっかく残した新芽に栄養がいかないかもしれません。
枝そのものにダメージを与えて、腐らせてしまうかもしれません。
ハサミを入れたらもう戻る事はないのです。。。

慎重かつスピードを気にしながら、足元が不安定な中で剪定しないといけません。
迷いすぎてしまうと、腕や首が疲れてしまい、ハサミに入れる力具合にも影響してしまいます。
想像以上にとても難しく、プレッシャーのある作業でした!

なんとか完成し、細川ガーデナーにチェックしてもらいOKが出ました!
上出来です!と褒められ、とっても嬉しい!!!!!

少しわかりにくいですが、こちらです!

剪定前

梅の木がヒサカキに隠れて見えませんね。

剪定後

新芽は残し、樹木本来の揺らぎを残しつつ、小さくしました!!

次回の剪定は、段取りと手順を意識しながら、スピードも上げていけるようにがんばります!!!

新人庭ガール、研修はまだまだ続く・・・

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