ガーデナー(庭師)養成講座を振り返る~第10日 下草編~
ガーデナー養成講座 第10日。
これまでは、立木や生垣の刈り込み、立木の剪定など、どちらかというと視界に入りやすい木々のお手入れを座学と実践で学んできました。
今回は、いわゆる「下草」のお手入れを実施していただきました。
その様子をご紹介します。
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≪午前の部≫
・ローズマリーのお手入れ
・ヤブランのお手入れ
皆さん、実際にお手入れをされてみて、その前後で、その植栽スペース全体のイメージががらりと変わることに驚いておられました。
こういった下草の手入れもそうですし、たとえば雑草をとってあげる作業もそうなのですが、一見すると地味な作業をひと手間加えるだけで、印象がガラリと変わります。
≪午後の部≫
・次回お手入れするお庭の視察
・道具のメンテナンス
・チームに分かれて、作業工程を組む
今回は、チームに分かれて、ある“作業”を行っていただきました。
それは、『作業工程を組むこと』です。
しかも、「ただ工程を組む」だけではありません。
今回、皆さんに工程を組んで頂いた場所は、次回以降、参加者の皆さんで実際にお手入れをしていただく場所。
そう、皆さん自身で組んだ工程をもとに、皆さん自身でお手入れをする、というわけで、当然責任重大です。
まず、皆さんで現地を視察。
その上で、チームに分かれて工程を組んでいただき、チームごとに全体に対してプレゼン。
さらに、講師の細川から、課題・改善点をお伝えし、再度チームごとに分かれて改善していただきました。
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今日はどちらかというと地味な作業。ですが、その地味な作業をすることで、お庭が引き締まることを体感していただけたのではないかな…と思います。
さらに、「剪定ができるようになる」「刈込ができるようになる」だけでなく、「庭のお手入れができるようになる」上で必要な『工程組み』や『段取り』についての学びもスタート。
次回からは、自身で組んだ工程をもとに、仲間に指示してお庭のお手入れを仕上げていただく、より実践的な場になります。皆さんのさらなるレベルアップが期待できそうです。
ということで、次回は、「自分で組んだ工程をもとに、自分たちで作業を実施する」というテーマで、ウバメガシの生垣刈込に挑戦していただきます。
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