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oh!庭ya!ガーデナーノート、スタートしました。

皆さん、こんにちは!
お庭の樹木の剪定・刈込といったお手入れ、植栽やエクステリア・造園工事など、お庭にまつわる様々なサービスを手がける株式会社oh庭ya(「おにわや」と読みます。)の赤嶺と申します。

この度、oh!庭ya!ガーデナーのアカウントを開設させていただくことになりました。

私は仕事柄、日々採用の場面に立ち会うため、たくさんの求職者の方とお会いし、この業界のこと、この仕事のこと、そして私たちのサービスについてお伝えする機会が多いです。

その中で感じるのは、「植木屋」「造園業」「庭師」という業界自体の認知度が低いこと、認知度が低いことで結果としてイメージ先行になりがちなこと、それゆえに、当社が取り組んできたこと・取り組もうとしていることがなかなか伝わりづらい、ということです。

そのため、このノートでは、oh!庭ya!ガーデナーのリアルな声を通して、私たちのしごとについて、お伝えしていきたいと考えています。

今日は初回ということで、私から、「私たちoh!庭ya!は何をしてきたのか」についてお伝えしたいと思います。

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植木屋・造園業・庭師というと、「職人」というイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか?
そして、「職人」というと真っ先に思い浮かぶのは、「技術」というワードではないでしょうか?
実際に、「職人としての技術」が顧客に評価されてきた業界であり、仕事である、という側面はあります。

それは、サービスとしてのひとつのあり方だと、私も思います。

ただ、サービスとして提供する上で忘れてはならない視点があります。
言うまでもなく、顧客の視点。顧客は何を求めているのか?です。

「草むしりだけお願いしたい」
「自分が出来ないあの木1本だけお願いしたい」
「あの枝だけ短くしたい」

私たちが日々お客様と接する中でおっしゃっていただくご要望の数々です。高度な技術を求められるのだと思われがちですが、実はこういったニーズが非常に多いんです。

しかし、私たちが創業した頃、そもそもサービスの提供に対して対価すら定められておらず、職人の日当から価格を計算する「1日●万円~」といった料金設定が主要でした。

創業当初に出会ったお客様から、『草刈りを依頼したら、「草だけなら行かない」と断られた』という話を伺ったことも数多くあったそうです。
それが私たちが目にした現実であり、アタリマエでした。

そこで、当社は業界ではじめて、木の種類と大きさによって細かく料金を設定し、庭木1本500円からの価格で剪定や伐採などを行うサービスの提供を開始しました。

具体的な施工事例や、そのご依頼にまつわるストーリー、スタッフのコメントやお客様の声など、列挙すれば「そんなの当たり前だよね」という情報ですが、そういった情報を数多く掲載し、見えにくい業界で積極的な「見える化」を進めてきました。

専門知識は、それ自体ではなく、それをどう活かすかが大切です。

なまじ経験を積み、知識を身につけると、「この木はこう切らなければだめだ」「そんな切り方はありえない」と頭でっかちになりがちです。それはこの仕事に限ったことではないでしょう。

私たちが常に見つめてきたのは、ご依頼者のご要望。拘ってきたのはそのご要望に応えること。
知識や技術を、依頼者の要望に応えるために“どう活かすか”を考えることでした。

草むしりだけ。
ほんの10分で終わるお手入れ。

そんな依頼を受けていては、赤字になってしまうのではないか。
そんな風に捉えがちです。

しかし、ユーザーのニーズはそこにある。

だとしたら、そのニーズに応え、価値を提供することにこそ、事業としての存在意義があるはず。

そう考え、サービスを創り、届けてきた…それが私たちが歩んできた歴史です。

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