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冷え冷え芝張りの日~新米ガーデナーの日記 第16日~

こんにちは!

今日は4月に実施した芝張りの作業を思い出しながら、ここに書き留めたいと思います。
その日は風が強くて、4月なのにとても寒かった!日陰だと凍ってしまいそうなくらい、冷たい風がぴゅーぴゅー吹いていました!
フリースを中に仕込み、作業したのを覚えています。
4月とはいえ、作業する場所によっては防寒対策が必要ということを学びました!
首元、足元、冷やさないように対策が大切ですね!

今日は初芝張り作業に同行しました!!!
“リビングの目の前に芝生”なんて、とてもすてきですよね!
でもどうやって芝生って作るんだろうか・・・・種でも植えるんだろうか・・・
そんな疑問を頭にたくさん浮かべながら、現場に向かいました!

本日のお庭には、ゼニゴケというコケがへばりついていたので、コケを剥がす作業からスタートしました!
ゼニコケとは、苔類に属するコケ植物で、地面にへばりつくように平たく繁殖します。
裏側から仮根を伸ばし、地面に貼りつき、平らに繁殖していきます。
土を少し掘ったらゼニゴケがびっしり!!丁度日の当たらない、日陰の部分に繁殖していました。

調べたところ、ゼニゴケは生命力、繁殖力が強く、日陰や湿気の多い場所や水はけの悪い場所を好むそうで、
放っておくとさらに繁殖しナメクジ発生の原因になるそうなのです。。。

まず、ゼニゴケが繁殖している、土の上澄みを取り除きました。
ゼニゴケを剥がすとき、鋤簾や鎌などを使うと、塊で取り除けるので、とてもやりやすかったです。

あと、石や砂利などが混ざっている土の場合、芝の育成に支障をきたすそうなので、
芝張りの前に取り除いておくのがよいそうです!

今回は部分的に芝を張るので、床砂を盛る高さに合わせて地面を掘り下げていき、
芝マットを埋め込むような感じで進めて行きました。何だかパズルのような感じで面白い!!!


芝マットをレンガの並びのように並べていきます!
今日は隙間を1センチくらい空けて配置していきました。
これを目地張りというそうで、隙間を空けずに張っていく方法を、べた張りというそうです。
目地張りは隙間を空ける事で、芝の境目から水が浸透しやすく、丈夫な芝に育つそうです!
詰めすぎると水が行き渡らなくなってしまうそうなので、少し隙間を空けながら配置するのがよいとの事でした!

芝マットを敷き詰めたら、上から目土をかけていきます!
目土(めつち)とは粒のそろった細かい土で、とても水はけが良くキメが細かい土です。
目土をすることで、地温を保ち成長を補ったり、芝生をより厚くして密度を上げたり、新芽や茎の保護、根の乾燥を防いだり、
様々なメリットがあるそうです!

目土を掛けた後は、手で均等に均し、最後に、板の上から足で踏み固めます。目土の量は水やり後でも芝の葉が見える位の量にします。
芝の葉が目土に完全に隠れてしまうと、枯れる原因になるので、掛け過ぎず丁寧に!!
最後全体に水をやりをして作業終了!!!


芝生を張るのに適した時期があるとの事で、教えてもらいました!

関東~西日本は芝が育ちやすい春3月中旬から6月が適しているそうです!
東北~高冷地では4月上旬以降から6月!
芝を張った後は根付くまで(2~3週間)頻繁に水をやる必要があるので、梅雨前に芝を張ることで、その後の芝生の水やりがとても楽になるそうなのです。

芝生が美しい芝生になるかどうかは、この後のメンテナンス次第!
刈り込むことで、より青々しい美しい芝生になるそうです!

葉が細くて肌触りが柔らかく、チクチクしにくい品種などもあるそう。
優しい踏み心地の芝生はリラックス効果もあるんだろうなー。。。
寝転がったり、本を読んだり、バーベキューしたり、ピクニックしたり・・・
作業が終わっても、フカフカ芝生の妄想が止まらない一日でした。

研修はまだまだ続く・・・

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