ギンガムチェックは憧れだった
私がギンガムチェックという
言葉を認知したのは、
「ギンガムチェックの小鳥」という曲を
聴いた時だった。
ギンガムチェックのような世界で
たったひとつの
誰も知らない言葉でお話してた
鳥籠の中での会話について
綴られているのだけれど、
幼心に、美しい秘め事のように感じて、
ギンガムチェックの世界に憧れた。
その後、それは模様の呼称だと知った。
ギンガムチェックの服を
着ている人を見かけるたび、
なんだか美しくて、とても魅力的に感じた。
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23歳。
私は服を選べなくなっていた。
「ぼくの好きな君になる努力を怠るなんて、
よっぽど自分に自信があるんだね。」
「どうして自分で選んだ服を着ているの?
恥ずかしいから息子の隣を歩かないで」
「君は赤色が本当に似合わないね。
口紅すらとてもいやらしくみえる。
化粧もまともにできないの?」
毎日全てがダメだと言われ続けた。
もともと、自分の容姿に自信がなかったし、
悪い容姿で服や化粧に気を遣うのは
身の程知らずだと信じ切っていたから、
彼らの指摘もまた真実であると
まっすぐに受け取り続けた。
ご縁を絶ったあとも、
今もまだ、彼らの声が耳元で鳴る。
クローゼットの前に立つとき
鏡の中の自分を見たとき
化粧をするとき
街中を歩いているとき
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私は自由になりたい。
自由であるということは、
自分で何かを選択し続けること。
そして、その結果を責任を持って受け止めること。
少しずつ、前者はできるようになってきた。
昨日、ギンガムチェックのワンピースを着た。
Y
A.着る、という選択をした。
W
A1.それを「悪」だと言う人は居ないことがわかった。
A2.私の憧れた、美しい人になれたかはわからない。
「こういう人」を自分で持てていないことがわかった。
T
A1.ギンガムチェックの服を着る際、卑屈にならない。
A2.どういう人になりたい?の解を持ち、そのために必要なことを実行する。
M
*ギンガムチェックの服を着ると前向きな気持ちになって、外に出たくなる。
さぁ、前を向くぞ。
いってきます。
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#TOC #制約理論 #YWTM
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