20191031

九州に出張が決まるかもしれない。
最短3か月間。
平日はあちらでホテル暮らし。
土日だけ東京に帰ってくる生活。

仕事として現状が打開されることは間違いない。
収入も、日当がつく(しかも非課税)ので、
単純計算で毎月10万弱増える。

前なら躊躇なく「Yes」って言ってたんだろうな。

家に帰りたい理由もない。
土日にやりたいことをやる元気もない。

収入は両親のところに全部納めているから、
収入が増えたら喜ぶだろうし。

ホテル暮らしは自分で掃除しなくても
いつも清潔な環境で過ごせるからラク。

キッチンもないから、
「自炊しなければ」みたいな
強迫観念にも言い訳できる。


なんで今回は行きたくないんだろう。

頭に真っ先に浮かんだのは、
「さみしい」だった。

帰りたいおうちがある。
家に会いたい人がいる。

さみしい。

そうか、私さみしいんだ。
こんなこと感じたことあったっけ。

小さい頃、
ショッピングセンターに置き去りにされたときも
さみしかった気がするけれど、それとはまた違う。

あれは心細さだ。

さみしい、と感じられることは、
たぶん今がとても幸せである証拠。

幸せなんだなぁ。


その一方で、私が離れたくない人は、
「じゃあ九州に行こうかな」
って、あっさり言ってのけた。

すごい人だ。
本当にすごい人だ。

「そういう身分なもんで」
たしかにあなたは会社員ではないけども。

それでも、そう言える人って、
なかなかいないと思うの。

私自身、逆の立場だったら、
言えないと思う。

こういう人になれるだろうか。

まぶしい。






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