裕樹

何かを作る人 何かを壊してみる人 詩をかいたり絵を描いたり人形を作ったりしてます 北海道在住

「消えない」

個性が消えてしまう。という話を聞いたことがある。
 私は本が好きだ。たくさん読むのが好きだ。でも本を覚えるのは好きなわけじゃない。片っ端から読んでどんどん忘れていく。
 どんどん忘れても本にはどんどん影響を受ける。生まれたときからこれまでの人生、私は影響を受けなかったことは一度もないだろう。
 私の個性は、私自身が持っているアンテナと、そこに引っかかった数々のものたちで出来ている。ココロの遺伝子を

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企画展を主催してみる

グループ企画展を主催してみたい、あるいは主催するには、と考えている人がいるかもしれないので今日はそんな話を書いておこうと思います。
 私の場合は「主催はワンマン」が一番参加していて楽だったので、私自身は「ワンマン主催」主義で居ます。話し合いをしません。その代わり、運営を手伝ってもらうこともほとんどありません。手伝ってもらうならばそれ相応の報酬を用意して手伝ってもらったほうがたぶん都合がいいし、おそ

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字展 - 4 -

字展の4が開催される。
 なんと昨年と同じ日程である。狙ったわけではなく偶然そうなったことを、昨日データをそろえて気がついた。
 字展は札幌の貸しギャラリー、event gallery space. SAPPORO UNDERGROUND 「NECCO」で毎年開催されている。
 今年で4回目。やっても3回と思っていたのだが、4回目もあるとは驚きだ。それもこれも参加してくださる方や、観てくださる方が

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立ち寄り場所

ふと気がつくと、私の町の古本屋は全国チェーンの大型店舗のものしかなくなった気がする。
 ちょっと検索をしてみて、すぐに出てくるのは大型店舗。くまなく探したらあるのかもしれないが、もしかしたらもっと必死に探したら出てくるのかもしれないけれど、私が学生の頃はもうちょっと小規模の古本屋や中古レコードのショップがあったように思う。
 今ならCDショップか。
 学校の帰り、わざわざ少し遠いというのにバスを降

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「変なものを観にいこう」

展覧会なるものに興味がなかった私に、友人が「変なものを観にいこう」と道立近代美術館に誘ってくれた。常設展だったと思うが私はそこで運命の出会いをするのだが、その話は後のほうでするとして。
 「変なものを観にいこう」と友人が言って、常設展に行き、何がへんなのかよくわかってなくて、友人がくすくす笑いながら展示を回るので、私はなにがなんだか、と後をついていった記憶がある。
 さらーと足を止める気配がなく、

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字には無限の可能性がある

字展、という展覧会の主催者をしている。
 場所は札幌、会場は決まっている、neccoというギャラリーだ。
 そこのオーナーに「天井から床まで字で埋め尽くした狂った展示がしたい」と小さく話したことがあった。
 それがオーナーの脳裏にあったらしく「裕樹さん、グループ展でそれをしない?」と言われた。
 小さい展示を主催したことはあったが、大きい企画の展覧会はそれが初となった。大きいといっても私の中の規模

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