何屋さんなんだろう?

ゲームは30代までは結構やっていた、職場の友人とサッカーや野球やいろいろ、でも職場じゃやらなかった。
固定観念として、職場はゲームをするところじゃない、やっても昼休みくらい、周りに迷惑かけない範囲と思ってた。というか仕事が忙しくてそんな余裕なんてなかったし、少しでも早く帰りたくて、休憩はしっかりとった記憶がない。

最初に衝撃を受けたのは霞が関だった。となりの上司がずっとソリティアをやってる、ときどきマインスイーパー、ずーっと6,7時間、要員1名減、おかげで私の仕事は全然終わらない。
上司の上司の上司はいわゆる官僚様だが、机の前に行くとたいがいソリティアをしていた。官僚ってすごいなと思った、悪い意味で。

7時くらいになるととなりの小部屋で酒飲みが始まる、なんで?と思うがどこの課でもやっている。というか当時私は若かったから昼休みに酒飲みの買い出しに行って、6時過ぎたら調理場でアテづくりもやっていた。完璧に権威主義と同調圧力に負けていた。
7時から少し酒飲みに顔を出してそれらしい雑談をして、仕事に戻る、そして終電が12時なのでそれに間に合うよう働いていた。暢気なもので上司連中はすっかりできあがってくだを巻いていた。
12月の予算作成時期の仕事はだいたい朝方になる、場合によっては3日程度自宅に帰れない。そういうときは上司の上司が仕事の様子を見にくるが「おい、朝までにこれができねえと明日お前の席はここにないからな」と赤ら顔で責任転嫁して酒飲みに戻っていってた。衝撃的な言葉だった。

そういえば、窓側の人たちをウィンドウズといい、入り口の人たちをドアーズといっていた、権威主義っていうのはウィンドウズを遊ばせ、ドアーズは虐げられる構図だったけど、この図式は今でもどの省庁でも同じだと思う。

非常勤の給与がだいたい15万円程度、ひな壇にいるウィンドウズは40~50万程度、働ける非常勤を3人雇えるなといつも思っていた。

まあ、地方は地方でも問題はあるのだが、いろいろ回ってわかったことは、ハラスメントはどこに行ってもあったなーと。


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