精神マネジメント

昔、初めて漫画喫茶に行ったときに漫画の「闇金ウシジマくん」を読んだけど、「やばい。これ読み続けたら、多分病む」と思って、途中で読むのを止めた。

これは偏見だけど、心が闇に沈んでる人は、闇がある漫画が大好きでしょう。だから「闇金ウシジマくん」も大好きでしょう。「おやすみプンプン」っていう漫画も大好きでしょう。アーティストで言えばcoccoとか大好きでしょう。

私も昔、「おやすみプンプン」を途中まで集めてたし、coccoも大好きだった。

でもある日「もっと私は健全になろう」と決意し、「おやすみプンプン」を途中から集めるのをやめ、coccoとも決別したのだ。

結果私は、昔よりは健全な人間になったと思う。健全な魂は健全な文化に宿るのだ。健全になった私にはなぜか相変わらず友達がいないけど。

でも、ここだけの話……っていうか、多分みんな知ってると思うけど、実は人間って心が闇に沈んでる方が、芸術能力が高まるんだよね。

「心を闇に沈める」というリスクを得ることで「芸術能力を高める」。ハンターハンターっていう漫画の念能力みたいだ。制約(リスク)をつけると念能力は飛躍的に向上する。

だから、今心が病んでる人も「ここから健全な精神を手に入れる方に舵を切り、芸術能力はあきらめる」か「現状心が病んでいるのを維持する代わりに、芸術能力も今の高いままを維持する」か、どちらを選ぶかで悩むと思う。

正直好みの問題だよね。

でも「基本的に私の心はずっと病んでるなー」っていう人は、その状態があまりにも当たり前になりすぎて、「心が病んでいるというリスクの大きさ」を忘れないようにね。

ゴッホは耳を切り落としたよ。

最悪自殺するよ。

というか、私は多分一旦人生がつみかけて「やべえ。病んでる場合じゃない。病んでたら詰む」と思って健全化に舵を切った気がする。あんまり覚えてないけど。

大体、「心が闇に沈んでないと芸術能力が高くならない」っていうのは人間の敗北だと思う。誰だよ。そんな謎の世界バランスにした奴。神かよ。

我々人類が本気を出したら「健全な精神を持ち、なおかつ芸術能力も高い」もきっと可能だ。なぜなら私達人類の辞書に「不可能」という文字は無いんだもの。私達人類はなんだって出来る。

Yes We Can! Yes We Can!

なんでこんなに前向きな考え方をするかというと、私が健全な魂をもっているからです。

なんで今回の文章のまとめ方が雑なのかと言うと、私の芸術能力が落ちてるからです。

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