ペルソナについて考える

ペルソナを決めたほうがいい。ってなんとなく聞くけど、そもそもなんで設定したほうがいいのかってところを自分自身見失ってたのでメモとして残しておきます。

「ペルソナ設定したほうがいいって聞くけど、実際にそんなユーザーいないことが多いし、空想上の人物だよね?そんな人をターゲットにしても意味ないんじゃ?」ざっくりだけど、こういう意見を聞くことが増えたきがする。

ペルソナの設定流行ってたね?

ぼくの体感した記憶だと、3~4年前、webメディアが盛り上がって、ペルソナマーケティングが注目されて、web制作の現場にもペルソナの設定についての重要性が浸透したように思われる。「ターゲットとは別に、ターゲットを細かくしたペルソナを設定しよう」みたいな。

うまくいかなかったね?

ペルソナ設定してもうまく想定したユーザーこないし、そもそも想定したユーザーなんていないし、想定したユーザーの周りの層に響くようすもない。そして、取り組んで結果が出なかった人たちが、SNSとかで「ペルソナ設定したけど、ぜんぜん意味なかった」って発言することで、ペルソナ意味ないじゃん?みたいな風潮?というか空気感?を感じる

ペルソナ設定する前に考えよう

ペルソナを設定するという選択肢があるということは、なんらかのサービスやコンテンツなどの商品を売るという目標があるでしょう。(ブランディングが目的だとしても、最終的にはどこかで利益を得る)
ここで大切なのが、その商品についての理解を深めるということです。商品は何かしらの問題解決の手法です。まずはその商品がどんな特徴があるのか。ブレーンストーミングなどをして洗い出すとよいでしょう。ブレーンストーミングの最後に出てきた言葉がその商品の本当の価値と言われることも多々あります。この作業で自分でも気づかない商品の価値を発見できるかもしれません。

どんな人の問題を解決できるのか。

本題です。前述の作業で洗い出した商品の価値を使って、だれの何を解決できるのか。ここを考えることがペルソナの設計になります。
よく「ペルソナはありますか?」ってきいても20~30代の女性で...という大枠?ステータス?から入りがちになりますが、この考えかただと、解決したい問題→その人のステータスという順番で考えることになるので、ペルソナが浮世離れした人になりにくくなります。

ペルソナは変わることもある

実際に商品を利用したユーザーからの声で、商品に対する価値を新たに発見できることもあるでしょう。その際、商品が解決できる問題がズレていたり、広がったり、狭まったりすると思います。そうすると当然ペルソナも変わります。数字をみながら、柔軟に対応しましょう。

結局ペルソナ設定すると何がいいのか

商品に対する理解が深まることで、効果的なライティング、デザインを施すことができ、売り上げがあがる。そうすると給料も上がって最高!!

以上。

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