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大規模スタディ

この2年、中国は欧米諸国の新型コロナ死者数を論拠に自分たちのやり方が優れている、と主張。

ところが、ゼロ・コロナ対策を放棄した2022年12月以降、医療機関には患者や高齢者が押しかけ、火葬場に運ばれる遺体が急増

この数週間、企業や研究機関、学校、一般家庭からは相次いで訃報が出されて行動制限の緩和に伴う犠牲の大きさが浮き彫りに。


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そもそも効きもしないワクチンでは国民の安全は守れませんって。

https://note.com/gashin_syoutan/n/nc1884182d93d


新型コロナに感染すると、高齢者だけでなく、糖尿病や肥満などリスク要因のある人は重症化率が高くなるし、老衰期のお年寄りの死期を早めます。

虚しく響く公式見解を述べる前にすべきことは、出国時にコロナ感染していないことを確認して、諸外国から安心して受け入れてもらえるようにするのが大人の作法ってもんでしょう。

それなのに、科学軽視を反省するどころか、中国からの渡航者に対する水際対策の強化を非難し、「中国への差別的な入国制限措置に断固反対する」として、中国に行く日本人と韓国人に対するビザ(査証)の新規の発給業務をとりやめる対抗措置をとるんですから、開いた口がふさがらない。

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WHOから出ている指針を無視して、恥を知らない国は、入院者数、集中治療室(ICU)利用者数、死者数を過少に報告している模様。


さすがに、武漢肺炎の初動で大きな過ちを犯したWHOも今回は、「中国での感染が非常に多くなる一方で包括的なデータが出てこないので、各国が自国民を守るために必要と信じる措置を講じるのは理解できる」と。

国が自国民を守るのは当たり前なのに、1月10日の記者会見では、日韓を念頭に「少数の国は政治的な操作をすべきではなく、差別的な取り扱いをやめるべきだ」と間違った言葉のチョイス(笑)で他国政府を批判。

「ちょっと、何言ってるかわかんない」   by  サンドウィッチマン


言うまでもなく、批判されるべきなのは、惨状をひた隠しにする中国政府であり、国家主席肝煎りのゼロコロナ政策の緩和を擁護しようと、「感染は制御されている」「中国で広がっている変異型はそれほど深刻ではない」と繰り返す中国のプロパガンダ機関の方ですから。

中国が実態を正確に開示しない以上、中国からの渡航者にウイルス検査の陰性証明を義務付ける動きが広がっているのはやむを得ないとWHOが言うのも当然のこと。

このままでは、「水際対策の国(=コントロール群)」 Vs.「 経済優先で水際対策を怠った国」の大規模スタディとなることは必定。
もちろん、仮説としては後者で死亡率が爆上げですよ、爆上げ。

改めて大規模スタディの「コントロール群」になれる国に生まれたことを感謝すると同時に、岸田首相の大英断に拍手喝采。



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