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交情親交友誼 その3


今日、ご紹介するのはまる山あつ子ちゃん。この記事を読んで頂ければ1分でわかりますから、是非(笑)。

でも、自然との共存は危険との共存でもあります。

・・・昨日降った重い雪で木が倒れたに違いない。おそらくは戦後すぐ植林されたカラマツ。そして、その倒れた先にあったのが、なぜかたまたま中部電力の送電線だった・・・ブーンという音とともに換気扇が回り出し復旧を知る。17時すぎに復旧!! わ〜い、電気だ!電気だ! ありがたや〜〜!!・・・中電さん、ありがとう〜〜!! 電気さんありがとう〜〜!!・・・ I love you♪

日本では「電気事業法」によって、特定の電力会社(中部電力をはじめ10社)に対して、それぞれの地域で独占事業を認める代わりに電力の安定供給を義務づけるという施策をとってきました。

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電力自由化が盛んなアメリカにおいて、優等生と言われたのがテキサス州でした。一般消費者や企業のほぼ100%が従来の電力事業者から新規参入事業者に乗り替えているのですから。そう、テキサス州と言えばいしまるゆきちゃんでしたね。

その温暖なテキサス州で、2月15日未明から記録的な大寒波による大規模な停電が発生したことは記憶に新しいですね。

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そこで、昨日、ご紹介したのうえんちゃんの記事を振り返りましょう。

のうえんちゃんが声をあげてくれたおかげで、コメントから様々なみなさんの取り組みや考え方がわかるようになりました。



オイラも、個々の家庭に太陽光パネルを設置することに、もろ手を挙げて賛成します。なぜなら、家の屋根に設置するだけだから。

でも、オイラの主張が科学的かどうか、科学の客観性について触れておいた方がよさそうですね。

この記事で葵ちゃんに薦めている『小論文を学ぶ―知の構築のために』(長尾達也 著)の173ページをご覧ください。そこに、カール・ポパーという哲学者は「科学と非科学とを峻別(しゅんべつ)する最終的なメルクマール(徴表)は反証可能性である」といった、との記載がありますから。つまり、事実が理論の誤りを指摘できるかどうかで科学的かどうかがわかるってこと。


そこで、こんな事実に焦点を当ててみましょう。

2020年12月14日の韓国メディア・韓国経済の記事を要約。過去6年ほどの間に約2兆円を投じて6万7千カ所弱に商業用太陽光発電システムが建設されたが、生産された電力はその2割の建設費で済む原子力発電所1基分にすぎない。・・・コストパフォーマンスが低い太陽光発電システムでは、政府が掲げる2050年カーボンニュートラルの目標を達成できない。・・・温室効果ガスの排出を減らすためにも、脱原発政策を全面的に修正すべきだとの意見も。
韓国のネットでも「山の木を伐採して破壊された自然、生態系の価値は、お金には換算できない」など否定的な見方が多いようです。

わが国でも、こんな事例が。

茨城県常総市で2015年9月10日、鬼怒川沿いの堤防沿いの複数の地点から水が氾濫。若宮戸(わかみやど)付近ではもともと堤防がなく、自然の丘が堤防の役割を果たしていました。ところが、その丘は太陽光発電所の建設の際に削り取られていたのです。明らかに人災ですね。

20-30年程度と言われる寿命を終えた太陽光パネルの廃棄についてはどうでしょう。

パネルによっては、鉛、セレン、カドミウムなどの有害物質が含まれており、処分には技術とコストが必要です。

ところが、水漏れを防ぐための設備が整った最終処分場があるのに、そうではない処分場に埋め立てている違法なケースも。また、将来、大量廃棄の時期を迎えた時、使用済み太陽光パネルが産業廃棄物の最終処分量の6%に及ぶとの試算もあります。


オイラがへそ曲がりなのは、この反証可能性を考えるからなんです(笑)。

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日本の火力発電は、世界でも有数の二酸化炭素を排出しないシステムです。カーボンニュートラルバイオマス(生物資源)エネルギーである林地残材や下水汚泥を燃料に加工し、石炭と一緒に利用することでCO2を削減しているから。

また、日本の石炭火力は蒸気タービンの圧力や温度を極限まで上昇させる方法で高い発電効率を実現。仮に日本の技術を米国、中国、インドに適用した場合、日本のCO2総排出量以上のCO2を削減することができます。

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科学的に考えてくると見えてきました。電力も地産地消が出来たらいいのかなって。あつ子ちゃんのような森の妖精には、森の間伐材から作られる「バイオマスを使った自家活電」や「風力発電」、さらには有害物質を使用していない「太陽光パネルでの発電」を組み合わせることを 要請 しちゃいましょう(笑)。

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最後に、対案も出さずに、ただ、「原発反対」しか唱えいない大臣さまの小噺をひとつ。

「ねえねえ、大臣さま、原発反対を唱える裏には何かあるのでしょうか?」。

すると大臣は答えます。「そりゃ、裏があるに決まっているだろう」って。

だって、大臣の奥さんって、あの おもてなし(表なし) の人ですから(笑)。

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