ワダツミの木 / 元ちとせ

2021/01/30 Uploaded to Youtube

鹿児島県奄美大島出身の歌手、元ちとせのデビューシングル。2002年リリースである。ノンタイアップであったが、オリコンシングルチャートでは初登場19位を記録。4週目に週間TOP10入りしてからもロングヒットを続け、発売から約2ヵ月後の4月22日付で同チャート1位を獲得した。

同年の新人アーティストとしては驚異的な売上となり、2002年デビューの歌手としては最大のヒットとなった。オリコンの年間シングルチャート、プラネットチャートでは3位であったが、サウンドスキャン、COUNT DOWN TVの年間チャートでは1位を記録した。

後に、作詞・作曲を手がけた上田現が、自身のソロアルバム『十秒後の世界』においてセルフカバーをした。 また、2008年にはLÄ-PPISCHがトリビュート・アルバム『Sirius〜Tribute to UEDA GEN〜』でカバーしている。

海外では、韓国のロックバンドCherry Filterによって2007年にカバーされている。
カップリングの「幻の月」は、後に映画『「また、必ず会おう」と誰もが言った。』の主題歌となった。同じくカップリングの「夜に詠めるうた」は杏子のアルバム『BLACKTHORN CIDER』収録曲のカバーである。

「ワダツミ」とは、日本神話に登場する海の神である。作詞を手がけた上田現によると、歌詞の内容は「ある女性が、人を好きになるあまり花になってしまう」物語であるという。なんてロマンチックな発想だ・・・。

奄美大島中南部の山すそに生育するクロタキカズラ科クサミズキが奄美大島固有の種であることが京都大学の研究グループによって明らかとなり、2004年に同島瀬戸内町出身の元ちとせのヒット曲にちなんで、ワダツミノキと命名されたらしいw

元ちとせが、この曲を引っ提げデビューした時は、鮮烈でした。奄美の島唄の民謡の節をそのままポップソングに融合させた、耳新しい響き・・・。正直、この曲以外は全く触ってませんがw この曲は上田現が唄うLÄ-PPISCHのバージョンをよく唄っていました。叙情的なメロディに和の要素がほのかに香り、神秘的な歌詞と相まって、不思議な世界観を生んでいます。サビでは一気に感情が乗り、静かな前半から一転して激しい〝想いが〟渦巻きます。今回もHarryさんのピアノ伴奏で唄ってみました。


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★ 音源提供 Harry Black さん
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★ ワダツミの木 Piano ver. / 元ちとせ(音源動画)
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