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マンション管理組合の理事長ってなにそれおいしいの??

はじめまして、がすたまと申します!

東京外周区の板状マンションで初めてのマンションを買ってから初代理事長を経験(仕事の都合で泣く泣く引っ越し)。
そして、「死ぬまでに一度くらいタワマンに住んでみるかな」と思い狭い部屋を購入したのは良いのですが、紆余曲折を経てなぜかここでも理事長に…。

最後は一部の熱烈な区分所有者から火炎放射器で焼かれて黒コゲ
になったものの、何とか懸案事項に道筋をつけたので理事長を降りることができたのですが、気が抜けた瞬間に、
「あれ? なんで理事長なんてやってたんだっけ?」
と思うようになったので、ここではその動機付けを整理してみたいと思います。

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(参考)焼け焦げたアバター

そもそも理事会役員や理事長ってどうやってなるん?

これはマンションによって様々ですが、ざっくり書くと
① 抽選で当たっちゃった
② 輪番で回ってきちゃった
③ 立候補
のいずれかで理事会役員候補に選出されて、総会で承認を得て就任する流れになります。
その後、最初の理事会にて互選で理事長、副理事長…といった役職が互選で決まるという流れです。

私の住まい歴だと、
1件目:1期目理事会「③立候補」→不足分を「①抽選」
     2期目理事会「②輪番」を設定。
         「③立候補」があれば立候補フロアの順番繰り下げ。
2件目:(一部留任役員を選出の上)「③立候補」→不足分を「①抽選」
という流れでした。
選出方法は各マンションの管理規約や細則で異なりますので、ぜひチェックしてみてくださいね。 

理事会役員になるモチベーションっていずこに?

理事長をやる動機を分類すると主に以下のパターンじゃないかと思います。

① 住みやすくするために頑張ろう!
新築マンションって良いですよね。
ピカピカのお部屋、キラキラのエントランス、もう引っ越してしばらくは帰ってくるたびに「良いマンションだなぁ」とうっとりしながら過ごすことが出来るでしょう。

しかし、1期目の理事役員の立場になると様々な問題が起きます。
「ちょっと!あそこ傷つけられてるんだけど早くなおしてよ!!」(おこ)「駐輪場があふれてて、そこかしこに停められちゃってる!!じゃま!!」(おこ)
「無料でレンタルできる自転車、いっつも予約が入ってるのに誰も載ってないじゃん!!」(おこ)
「子供の足音がうるさい!」
とまぁ、いろんな問題が管理会社経由で上がってくるわけですね。

また、
「この開いているミニバイク置き場を駐輪場に転用すれば、電動自転車も置けて良いんじゃない?」
「この設備にこの機能があればもっと便利になるんだけど…」
といった運用変更やグレードアップ等のアイディアも出てくることでしょう。

そのような課題解決やアイディアの反映を経て、住みやすくすることで皆がハッピーになるように頑張りましょう!というパターンです。

私が1件目で理事長に手を挙げた理由はまさにこの「住みやすくするために頑張ろう!」だったわけです。あの時は若かったなぁ。


② 廃墟にしないために頑張ろう!

主に修繕積立金の適正化や管理委託費等の管理組合の経営部分をしっかり行い、適切な管理水準を維持しようという考え方。
Twitter上だと自称「はるぶーチルドレン」と呼ばれる先鋭的理事会セクターが該当します。

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(参考)先鋭的理事会セクターの代表例

私が2件目で理事長を引き受けたのは、財務面で破綻しかかっていた状態を放置して抜けるのは夢見心地が悪いので「どげんかせんといかん」と思って手を挙げたのが理由です。そして黒焦げになりました。

③ 売主に喧嘩を売られたので買ってやろう!
はるぶーちゃんパターンです。
共用部分の瑕疵や不具合の指摘等、一個人では取り合ってくれず「理事会経由で相談してくれ」とか言われて覚醒する一部の理事会セクターが該当します。

(参考)全国各地に覚醒した理事長を誕生させた罪深いデベについて思いを馳せるはるぶー先生

理事役員は大変なこともありますが、楽しいですよ!

Twitterですと大変な部分だけが表に出がちなのですが、当然楽しいことややっててよかったなぁということもたくさんありました。
noteではそこらへんもお伝えできればなぁと思い、最後にこのツイートを引っ張ってきてこの記事を締めたいと思います。


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