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#007 ファッションはサブカルになりつつある件

めずらしく連投

私は比較的長身で手足が長い。

大学の入学式とかで、洋服の青山とかで買った既製品スーツがとりわけ似合わない体験から、比較的早くからパターンオーダーのスーツに手をつけている。この辺りは弟がアパレル関係の仕事をしている影響が大きい。

ところが、ビジネスカジュアルの季節はシャツ+スラックスが基本なので、これまた冬と分けて対策する必要がある。

スラックスは幸い既製品で体型に合うものがあるので助かっている。自分の体型に合うようにマッキントッシュフィロソフィーを選ぶことが多い。高機能な生地を使うことが多いブランドで、買うたびに繊維技術や繊維素材の進化がわかる。

ここまで書くとお洒落な印象を与えるかもしれないが、実態は大きく異なる。

仕事で着る服は前述の通り、体型に合うかどうかが優先事項で、せいぜいネクタイで変化をつけるくらい。あらかじめ5セットくらいの組み合わせを作っておいて着回す方が悩まないで済む。

シャツもアイロンがめんどくさくてほぼノーアイロンのものしか着ていない。要は着回しとかの機転が利かないのであらかじめ準備しているに過ぎない。

ただ、時々気まぐれに変わった行動に出てしまうのだが、今日はバゲットハットを買った。ちょっと見た目がいいと予算オーバーになるのがメンズファッションの辛いところ。

強いて理由を言えば、子供たちと咄嗟に外に出るときにさっとかぶれて日焼けしないで済むのがいいなと思ったのだ。これは妻の影響でもある。合理的だ。

Apple Watchで時計のステータス競争にある種の歯止めがかかったことや、ファストファッション、パターンオーダーなど、衣服の必要十分が定義されてきた中で、衣服で自己を表現するというのはいささかハードルが高くなってきたように思う。

私はあまり服に頓着がない中で、自分なりの無難を決めてその範囲で少しずつ時代の変化を楽しんでおりますが、これってどうなんでしょう。充分頓着があるような気もしますが。

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