難波駅の熱帯魚どーするの?捨てるの?

(いつもの映画レビューで茶化しますけど、結構真剣に悲しいです)

難波駅はあれだけ奇麗に国際化してるように見せつけるように必死だが、内部はこんなにずさんなのである。


これは大阪という街そのものにいえるが・・・・いくらなんでも東京の後追いを目指しすぎではないだろうか?もしくは本当に大阪という街はスラム化していくのではないだろうか?

大阪は東京と違う、東京を目指し追い越さんと観光都市を目指しているが、それをすればするほど大阪の独自のいい意味での「汚さ」を失っていくのではないだろうか?

かつて難波は本当に汚かった、そこを奇麗にしようとしたはいいが広告ばかり重ねるようになっていってしまいその実バブル時代よりお金がないのではないだろうか?

それにしてもこの熱帯魚たちはどーなるんだろうか?捨てるにしてもどこに捨てるんだ?万が一捨てたとしてもどこに行きつくのだろうか?

そこで引用させてもらうが、こんなことが書いてあった。

1996年に松下電器産業(現パナソニック)が水槽を提供し、広告会社「大阪オリコミ」が管理してきた。しかし最近は水槽脇のスペースに広告が入りにくく、年150万円の維持管理費を賄えていなかった。
 大阪メトロは水槽がある場所を壁にして、より大きな広告が出せるスペースをつくることにした。

なんと年間150万円もケチる気なのだ、はーどうしようもない。マジで貧乏なんじゃないか?というか難波駅自体が狭いくせにでかすぎである。そんなもん150万円ケチるわな。

はーどうしようもない。

90年代以降日本第二の都市として栄華を極めた大阪はついに終焉を迎えているのではないだろうか?

例えば・・・大阪湾に捨てたらそれこそ公害物質で見ているのではないだろうか?そんな大阪湾に捨てて公害物質を吸収してしまえば・・・どうなるのか?

なんてことを思い出してたらある映画を思い出した。「ゴジラ対へドラ」だ。

昭和怪獣映画の中でもベストに挙げる人が多く、俺も子供のころにみて本当にゴジラ相手に一方的に叩きのめしていたへドラに対して恐怖感を抱いた。

まずこのヘドラ、すさまじい戦闘力を誇っている。

硫酸ヘドロをまき散らし存在するだけでその場を汚染させる公害という当時の負の象徴を権化するかのようなへドラは、宇宙から降ってきた宇宙生物が公害物質と合成し生み出された怪獣である。

まず肉弾戦ではほぼ無敵であり、体が硫酸ヘドロにみちているので触れるだけで相手を溶かしてしまうという凶悪な性質をもっている。

今でこそ怨念を吸収したり、マグマを平気で泳いだり、格エネルギーをエサにしているゴジラだが、この当時はまだ普通の恐竜扱いだった。そんなもんにさわってしまったらゴジラでも傷つくという話だった。

その後、「ゴジラファイナルウォーズ」でよみがえったへドラは最強最大のゴジラを相手にしてしまったので一瞬でアボーンであった。これは相手が悪い。

怪獣の世界でもインフレがすすんでいって、へドラでは勝てないほどゴジラは強くなっていったのだ。

そんなことはともかく、公害といえば発展する日本経済の負の象徴であった、その負の象徴の代弁者こそへドラである。

公害は今でこそ話題になっていないがもちろん、今でも問題は多く起きている。

考えてみれば大阪湾どころか道頓堀のヘドロにだってなにがあるかわからないのだ。

もしも、このナマズをうっかり汚染物質でまみれた空間でながせばそれこそへドラのように汚染物質を吸収する凶悪強大な怪獣になるかもしれない。

さらにもう一つあげると、以前ワニ映画レビューの中で取り上げた「アリゲーター」という映画がある。

このアリゲーターは、生物を巨大化させる汚染物質を垂れ流していた下水道に捨てられた飼いワニが巨大化・狂暴化をはたして8mぐらいある巨大ワニとして猛威を振るうという内容だ。

さて、捨てられたナマズだが・・・大阪の下水道に捨てられるかもしれない。大阪といえば以前は松下グループが牛耳っていた。この松下グループも裏でなにをしているかわかったもんじゃない。

巨大化したナマズが大阪湾で暴れ狂ったらどうなるか・・・・。

難波駅で見る熱帯魚をみて「あー難波だ」と思って育った世代なのでなんとか生かしてあげてほしいものだ。


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