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【ネタバレ注意】「ヘレディタリー/継承」おもしろくない

全米で大ヒットしたホラー映画の一つである、本作がとうとう日本にやってきました・・・。

全体的に言うと、まあつまらなかったです。はい。

それにしてもアメリカ人は悪魔とかそういうネタ好きだよなあ・・・向こうのオカルト物とかみていても怖いとかんじがあんまりしないんだけどどうなんだろうね。シンプルな殺人鬼やエイリアンのほうがまだ怖さは共有できると思う。

逆に日本のホラーを見ても外人が怖いと感じないとかは聞かないけど・・・そこらへんはどうなんだろうか。

(初代ゴジラを外人が見ても怖くないみたいなことを新作ゴジラの監督をするマイケル・ドハティがいっていたがそれはいかがなものか。あれのこわさは今でも日本人にしか理解できないのだろう。哀れなり、外人ども。)

あらすじはわかりやすくいえば、おばあちゃんを失ったアーティスト一家が散々な目にあって死んでいくという身もふたもない内容だ。

この芸術家一家もほんとうにろくでもなく、完全にメンヘラな母親、父は「エンドオブデイズ」でサタンをやっていたのに落ちぶれたガブリエル・バーン、四六時中女のケツを追いかけまわし常に麻薬を吸ってキメている息子、常にタンコ鳴らしながら絵をかいてる感じが悪い知的障害者っぽい妹・・・。

誰にも感情移入できないようになっている。

あと、もっというと・・・この映画についてだがあまり正直目新しさはほぼまるでない。

家族が続々呪いで死んでいくあらすじは「呪怨」シリーズでやっているし壁にババアがはりついている画は名作「エクソシスト3」でやっている。とどめを刺すとオチの悪魔崇拝者関係の設定は「ローズマリーの赤ちゃん」のまんまだ。

こういってしまえばあれだが、もっと俗悪にするか悪霊にするか悪魔にするかどっちかで方向性を決めて映画にしたほうがいいのではなかっただろうか。






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