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早稲田卒理系が語る勉強の仕方と研究に活かしかたと、その弱点

こんにちは!

理系の方も見てくれているのかな?とにかく勉強法。

1、まず前提として、「研究室に入るまで全く勉強してないのに、そこそこの研究成果を出す人が、早稲田、東大には居る。他の旧帝大はもうちょい勉強してるはず。彼らが1日30分でも専門の勉強してたら、世界は変わったかも!

2、例えば、OH基の分子間力に着目したとする。高分子化学、有機化学、訳わからない化学物質においても分子間力は普遍的だとする。さらに、とある無機物質でもこの分子間力が反応やその物質の特性の肝だとする。

このような、ある特性や大きな特徴は大別して100パターン無い。このパターンに着目しながら、1日30分位反応、条件、使用する機材等に注目して勉強する。

何故なら、実際会社で利益になる製品を作る時の反応は何十年も昔のチンケな理論によるチンケな反応だからだ。あれもこれも簡単に製品化して、利益が出るなら苦労しません!

つまり、1日10時間化学と向き合っても30分向き合っても、「製造工程でトラブルが起きた時の対象法は?」とか、「製品を製造するラインに乗せるには?」みたいな問題の解決にはそれほど差はありません。レジュメ一枚で対応可能。

「100℃以上だと、OH基が脱離して分子間力がなくなるから、100℃以下で!」

たったこれだけ。

つまり、A   + B    → C

の反応が年間5000億円利益が出ています!

我々が勉強するのが、反応条件、設備、そしてこの温度や、時間だけは、絶対やめてね、壊れちゃうから!というNG条件がかなり重要。

研究者志望、化学者としては、こういうシンプルかつ利益が出る反応や技術を開発したい!

と思いながら勉強するのだが、化学はいかんせん何十年も昔の至ってシンプルな反応が一番儲かっている。

したがって、教科書に乗っている499ページ分の解説はほぼ全く無意味!というノリで流し読みが正解。あくまでもその1ページに5000億円の製品の作り方と、これやったら駄目だよ、が書かれています!

流し読みでなんとなく理解でも20年後には頭に入っています!

これは極論だが、何もリチウムイオン電池を作りたくて勉強してたのではなく、ハーバーボッシュ法みたいなのを作って世界を変えたい!と無意識に思っている間に、ふとリチウムイオン電池を開発した、が正解でしょうね。

同じ理屈で、幹となる大きな反応パターンに着目する!そのパターンから大きな利益を出している。

このパターンから派生した、ちょっとした考察や理論が、勉強するのつまらないんだけど、基本は、「一番重要なシンプルな反応を抑えておけば利益が出る!その反応は50個も無い!」

重要な利益になる反応が50個しかないんだから、1日30分で大丈夫!

残りの「あまり重要ではないが、研究者になる上で必要な知識や、理論、理屈はあくまでもおまけとして得られた先人達の雑学!」位に思うべきてす。

別に、電気を通すプラスチックの開発過程には、化学オリンピックの知識必要ありません!

要するに、1日30分の勉強はメーカーに就職したとき、社会人として生きて行けなくならない勉強だが、残りの勉強ははっきり言って趣味に近い。何故なら、全く勉強してないのに、研究室で成果出してる!

ちなみに、弱点はこんなにヘボい反応に依存して利益出して、飯食ってて大丈夫かな?と不安になるのが早稲田卒。

全然大丈夫!と自信満々なのが東大卒


おまけ

化学工学だと12項目しかないけど、化学工学はその12項目内で完結してるから、研究室に入るまではその1項目に特化した研究がピンと来ないから、設計の勉強したりするしかない。

どうしよう、私の理論が化学工学には適用出来ない。

ちなみに、物理化学は「何十年も昔のそのシンプルな反応、を理論的に補強してくれます!」




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