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早稲田卒から見た研究者志望へのアドバイス

研究者志望の方、思ったより多いみたいなので、基本的なアドバイスと心構えを。

①東大卒研究者から京都大学卒研究者を見て

「あー、こんな感じでやれば、研究者になれるんだ??へー」って位レベル知能共に、差がある位研究者にも差がある。って事を知るべき。

→「東大卒なのに、こんな事も知らないの?」という意味は「京都大学卒の研究者を見て、批判する権限が与えられている、あるいは仮に京都大学卒の超優秀な研究者より、ある意味期待されているから」当たり前。という意味。

②では、京都大学ではどんな教育が与えられているか、見てみよう!

そもそも、京都大学に合格するレベルってかなり優秀です。

その上で、かなり幅広く授業を選ぶ事が、出来ます。(物理の力学の一分野の授業、次は数学の特殊な代数学の授業、とか)

その上で、専門専攻を選ぶ事が出来ます。

→電気化学の授業を取って、生物の基礎を学んで、量子物理論の授業取って、半導体の基礎を学んで、基礎解析学を学んで、代数学の研究者になりました!みたいなのが、許される。

→ここから何が言いたいか、というと彼は代数学が一番好きで、興味があったから、ではなく「電気化学が、理解出来ず、あるいは電気化学の研究に希望を持てず(おいしいとも思わず)」「半導体の基礎も理解出来ずあるいは、~以下同文」「基礎解析学が興味持てず、~以下同文」

たまたま、「代数学の研究が、府に落ちた。」可能性が、あります。

→何が言いたいかと言うと、ある分野を極めようとして極めた!ではなく、ある分野に逃げたら、たまたま極めてしまって研究者として成功しました!がそもそも研究者としての正しいルート。

→つまり、何がしたいか?ではなく何が出来るか?で最終的に代数学選んだ。

→気が付かない間に、周囲から極めろ攻撃をされて、嫌々勉強してたら、いつの間にか力がついていて、極まって研究者になってた!

何故なら、道は極めようとして極められる程甘くないから。

逆も真で、血の滲む努力を何十年もしたいなら別によい。

③まとめると、②の「超優秀な京都大学の研究者が出来上がるまで」を読んで、もう一度だけ言いたい!

化学の研究者を目指した僕、貴方、ぶっちゃけ、生物、物理のワケわからん授業の単位取りたくなかったですよね!

同じ理屈で、ある日化学が嫌いになるかもしれません!

しかし、ある日手に取ったプログラミングのテキスト、ある日手に取った文学の研究書、ある日手に取った生物の教科書、実はその出逢いが、研究者への最短ルートかも知れませんよ!

そう、貴方の持つ数学のセンス、化学の才能、実はコンピューターサイエンスの分野で大輪の花を咲かせる、ための物かも知れませんよ!

さらにまとめ

京都大学ですら、このレベル、なので東大楽々合格出来ないで、研究者になりたい!というなら、一つ視線を下げて、京都大学を見て勉強して見よう!何かが起こるかも!

もう一度言います!気が付いたら、真綿が水を吸収するかのように知識が、身に付いていた!という分野に出会う事を祈っています!

何故なら、それ以外の分野では東大に勝てないから。何故なら、別の分野から逃げたとある分野にフィットした京都大学に勝てないから。



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