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顔が見えるということ。

誰が作ったか分かると料理はより美味しくなる気がする。安心感のおかげかな。

生産者さんあっての飲食店だから、真心込めて作った食材が届くとこっちも気が引き締まるし、どう活かして美味しく仕立てようかワクワクする。

ブランドとか、宣伝文句に躍らされて、美味しいと思い込んで食べていることもあるかもしれないけど、漁師さんや農家さんなど、生産者さんの顔が見える食材を使った料理はなんだか美味しい気がする。

先日、生産者さんがご来店することがあり、実際に会って、一緒に味わったお客さん達はとても感激していた。直接、美味しい!やごちそうさま!を伝えられるのがまた良いのかな、と。

生産者さんだって、生のお客さんのリアクションが気になっているだろうし、その後の品質向上の励みにもなるだろう。

こんなに支えていただいているのに、なかなか生産者さんにはお返し出来てないけど、実際に顔を見たり、物語がわかったりした上で食べて実感してもらうのが、一番その美味しさを伝えられるのだろう。

食材のストーリーを生産者さんの代わりに代弁したいし、お客さんのリアクションをフィードバック出来たら良いな、と思っている。

生産者さんとお客さんの間に立って、繋げたい、関係をかき混ぜたい。みんなで幸せになれればいいのにね。

野菜たっぷりサラダチキンのチョップドサラダ

レタス、ルッコラ、クレソン、玉ねぎ、カブ、ピーマンなどを小角に切って、水にさらす。アスパラ、スナップえんどうなどはサッと茹でて角切りにする。皿に盛り、同じく小角に切ったサラダチキンとトマトを散らし、好きなドレッシングをかける。

おいでくださりありがとうございます。 不器用な料理人、たぬき女将が季節の食材、料理、方言にまつわるよもやま話を綴っています。おまけレシピもありますよ。