#5

友達の話。
15年来の友達がいて、今も割と良く飲みに行くしたまに遊びにいったりもする。焼き肉を食いに行くことが多いんだけれどもそれは置いておいて。
この友達含めて複数人で遊んだり飲んだりすると、「小学生からの友達って凄いね!」って言われることが多い。言われて考えてみると、確かにこんなに友人関係が続くのって凄いのかもしれない。お互い、『地元メンマジ最高ウェーイ!』みたいな感じじゃない。ずーっと地元にいて、地元で就職とかしてるなら友達関係は続きやすいのかもしれないけれども、私も友達もそんな感じじゃなくて、割とフラフラ色々なところに行ってる。
それで友達の輪が広がっていってて、楽しいのだけれども。腐れ縁っていうか、親友ってこういうのなんだろうなって改めて思ったりする。なんでも話せる関係を親友という人もいるけれども、それは親友じゃなくてただお互い依存してるだけだと思うのですよ。私と友達は別になんでも全部話せるってわけではないし。まあ…だいたいの事は話せるけれども。
前に付き合ってた女性は「そんな付き合い長い友達なんていないよ。すぐに縁が切れてく。そういう友達がいるのは正直羨ましい。」って言っててなんとなく男女の違いもあるんだろうとは思いつつ、人から言われて結構凄い事なんだなって実感が湧く。

悪い癖ってわけでもないけれども環境が変わるとその前の友人関係が疎かになることが多い。私は極端な例だと思うけれども、実は高校卒業してから、高校のときの友達と一切連絡を取ってない。中学から高校が一緒だった友達とはたまに連絡取ってるけど。理由はシンプルで、大学が楽しかったから。新しい友達も出来たし、サークルにも入ってたしで楽しくて昔に戻る余地がなかったから。あとは高校が実はあんまり合わなかったってのもある。ずーっと勉強ばっかりしてたしね。
そして、大学卒業、大学院を修了してからは大学・大学院の時の友達とも連絡を取る頻度がかなり減った。それでも定期的に連絡取って旅行行ったりしてるんだけどだいぶ減ったなって思ったり。

15年来の友達の話に戻るけれども、過去の昔話だけじゃなくて新しい話が沢山出てくるのが一番楽しいかもしれない。友達とは高校、大学、社会人のどの時代を切り取ってみても昔話もしつつその時のトレンドを取り入れた話をしていた気がする。些細なことで言えば、「〇〇って場所知ってる?あそこに最近オープンしたラーメン超旨いぜ!」みたいな。常にアンテナが高めにはられてる。
そんな友達はweb界隈のロイヤルカスタマーとして名を馳せてきててめちゃくちゃ面白いし、私は私で銭湯が好きで色々な銭湯行ってその話したり。たぶん、昔話ばっかりするのが私は苦手なんだと思う。……自分も昔話たまにするのにね。人のことになると急に駄目になってしまう。
ちょっと哲学というか変な言い方になけれども、今を生きてるのであって昔に生きてるわけじゃないからやっぱり話題は広く、古きも新しきも両方話が出来た方が楽しいんだと思う。そんな話が長いことずっと出来てる親友がいて私はまあ、恵まれてる人間だなって思ったそんなお話。

追記
これからもよろしく頼むぜ親友。

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