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立つ鳥跡を濁さず

あっという間に3月が終わってしまいますね…
アパートの近くの桜も満開に咲き誇り、暖かくて今日は散歩日和ですね🌸

上は去年の今頃に旦那さんの地元を散歩した時に撮影した写真です。あれから1年経つのかぁと感傷に浸っております。笑

昨日はお休みをもらって1日のんびり過ごしておりました。
今週から桜がライトアップ開始されるそうなので、
早速夜桜を観に行ってきました。

春の訪れを全身で味わった最高な夜を過ごせました。

山崎川

みなさんはいかがお過ごしでしょうか。

まだまだ昼間と夜の寒暖差がありますのでお身体に気をつけください。

さて、私は職場に退職の意志を伝え、今は3ヶ月後の最終出社日に向けて諸々の整理をしております。

先日の投稿でも書きましたが、本当は今すぐにでも辞めたいところ…
しかし、今抱えてる仕事やチームの人手不足など色々問題が山積みな状況。
いつ後任が来てもいいように引き継ぎ資料を作成するところまでやって退職することになりました。

バタバタした日々の中で色々考えさせられたので記録します✐☡
良かったらお付き合いください。


引き継ぎの準備

『辞めたい』という意志を上司に伝えてからは
ある意味目まぐるしい日々を送っていた。

事前に辞めることを上司や部長以外に伝えることは、混乱を招くため推奨されていないらしい。

しかし部内で残業時間がダントツに多い私のチームで「1人抜ける」ということは迷惑がかかるのは間違いないのが目に見えてる。

諸々引き継ぐことが多いため、チーム内の一部の人にだけ知らせることになった。

引き継ぎ資料や手順書作成、作業の効率化アイテム・ツール作成が私の退職するまでの仕事になった。

退職する=キャリアからの離脱という感じで今まで厳しい要求ばかりしてきた上司が何も言わなくなった。

毎日ビクビクしながら過ごし、会社に行くだけで胃がキリキリしていたのに今は穏やかに過ごせている。笑

引き継ぎ資料や効率化ツールができる度、チームメイトから感謝される状況。

小言が多く一緒にいるだけでピリついた空気になってしまう女の先輩とは個別で話す時間を作った。

彼女には私が多嚢胞性卵巣症候群であり、
5年かけてやっと体調が改善に向かっていること。

これから妊活やマイホーム購入の検討をするため、
仕事を辞める決断をしたことを伝えた。

体調面を考慮して早く仕事を辞めたいと思っているが、引き継ぎのために退職予定時期を先延ばしにしたことも伝えた。

女の先輩はちゃんと状況や自分の思いを伝えれば理解してくれるし、今はなるべくストレスの少ない日々を送るのがベストだね!と言ってくれた。

たった数日でギクシャクしていたチームの仲も戻って、穏やかに過ごせるようになっていた。

しかし、私が体調を崩すほどのストレスが溜めてしまう原因が改善された訳ではない…

「居なくなるなら…」と女の先輩から託される雑用が寧ろ増えた気がする。

これまで「歳だから…」「よく分からないから」と押し付けられてたExcel作業や試薬の配合調整計算方法は猿でもわかるようにして欲しいという依頼。

「時間が無いから」と押し付けられてた備品の手配・発注など諸々は、しばらく発注かけなくて済むように大量に購入しておくようにと唐突に言われる。
今期中の予算で購入してということで怒涛の発注作業が発生…

恐れていたことだが、自分の抱えてる仕事と引き継ぎ準備にプラスされ負担になってきている…

理不尽な理由で仕事が増えて残業せざるを得ない状況。

3ヶ月メンタルが持つだろうか…

昨年はストレスから体調を崩しがちだったので有休は残り少ない。

4月に増える予定だが、早く最終出勤日を迎えたいからこれ以上は有休を消化したくない。

メンタルケアのための休みも取りたいところ…
今から不安になっきた。

仕事を辞めるということ

先日、部長から改めて辞職の意思確認をされた。

課長からある程度は部長へは伝えてもらっていたが、本人から直接ヒアリングしたいとのことで時間を割いてもらった。

課長からの提案で部長へ伝えられる辞職理由は、
結婚をして将来のことを考えて今の職場で働くことは自分のライフスタイルに合わないからということだけ。

チーム内の人間関係悪化し、ストレスで体調を崩していること。妊活に悩んでることや将来は在宅ワークにしたいと考えていることなどは伏せた。

ただ、職場が遠くなって通い続けながら生活してくのが大変だということだけ部長に伝えた。

部長とは元々直属の上司だったので、少し寂しそうな顔をしていた。
「やめる時期を延期するとか…落ち着いたら戻ってくるとか無いのかな?」と、引き止めてくれた。

とても有難い言葉…

今まで課長や女の先輩から散々な言われ方をされてきた。「この会社だから雇ってもらえたけどさ〜」「(私がやって欲しいことに気づいてくれないなんて)思いやりがないね」「性格的に損してるよ?それ直さないと友達減るよ?」と人格否定のようなこと言われ続け、自信を失いかけていた。

私は社会不適合なのではないか?と落ち込んでいたところだったところに部長からの言葉。まだまだ求めてもらえる人材なんだなと少し心が救われた。

退職届の提出時期もざっくり伝えたが、
部長と話していると「転職先が決まってないなら…」と危うく先延ばしにされそうになった。

最後の最後まで引き止めようとしてくれた部長には感謝しかない。

辞めると宣言してから「寂しくなるね」と言ってくれる人もいた。
ちゃんと見ててくれてた人がいたし、私の判断は間違ってないよと言ってくれる人もいた。

どうしようか悩み続けたけど、勇気を出して1歩踏み出して良かったと今は思う。

今やれること

幼い頃、母から何かをし終わった時、必ず「立つ鳥跡を濁さず!」と言われて育った。

お陰で片付けないと落ち着かない性格になった。

有休消化を使って6月中旬には最終出勤日を迎える。

4月末からGW明けまでは結婚式からの新婚旅行で長期のお休みをもらうので残りの出勤日は50日切っている。

今抱えている仕事は最後まで担当できるか分からないが、引き継いだ人が困らないように資料は用意しておくつもりだ。

実験で使う試薬や備品の手配はすべて完了した。

Excelも自分の勉強だと思って、新しい機能の使い方をマスターして解説付きで誰でも使えるように工夫してみた。

まだまだやれることはたくさんある。

限られた時間の中で何が出来るかリストアップし、
計画を立て、必要があればチームメイトにヒアリングをしよう。

そして、せっかく改善したのに体調を崩したら元も子もないので残業はなるべくせず定時退勤を心がけたい。

退職後、「迷惑な子だった」と言われないためにもこれが最善の3ヶ月の過ごし方ではないか…と思う。

あと少し頑張ろう…

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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