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「育休明けてから仕事がしんどい」その根本について考えてみた(ママに求められる察する力は職場では捨てよ)


今まで通りバリバリできないなら、いらない何も捨ててしまおう精神になってそんな自分が嫌で負のループ。ウルトラソウル(ハァい)

1人目育休から職場復帰した時、それはもうしんどくて辞めたくなりました。今思えばあれは軽い鬱。明日のことを思うと涙がでてしまう日々。

何がしんどいって、繁忙度の高い職場で時短勤務をすると、やっぱり周りのフォローありきで仕事を回すので必然的に迷惑をかけてしまうんです。その申し訳なさ肩身の狭さからくるしんどさがダントツでした。


今までフルタイムで時短ママのフォローをしてたとき、もちろん自分もそうなることはわかっていつつも、目先の忙しさが邪魔をして「時短は楽してるな」と思ってしまうことはありました。

みんなしんどいなかでやってる

分かるからこそ、子供が熱を出したりしたとき休まなきゃいけないとなると申し訳ない。
在宅勤務はできるものの客先と結構センシティブな会話を要する仕事のため、病児保育✖️仕事はかなりハード。

選択を迫られるわけです。辛い…

ですが仕事は溜まっていくわけです。自分も着実に苦しくなり、休むと周りに皺寄せがいき、どうしたらいいのとなり一度壊れかけました。

その時は一度心を捨ててがむしゃらに仕事をやろうと誓い過ごしているうちに子供が免疫をつけてくれて休むことが減り、なんとか耐えることができ、私も慣れてなんとか第二子産休まで漕ぎ着けたわけです。

でもあの辛いときを忘れられません。

忘れなくてもいいけど、そんなに自分を責めなくて良かったはずですし、もっとうまく自分と付き合えたと思うんです。


2人目産休の時間に、同じ失敗をせず心身ともに健やかに子育てと労働を両立させるための練習をしようと思います!

すべてうまく運ばすことなんて到底できないのは分かってる。せめて自分の心の中だけは血だらけになるまじとおもって、頭の中で考えてみたんです。


変わったのはハード面だけ?ソフト面は?

子供を産み育てる育休復帰ワーママのハード面の変化って、

自分・仕事中心にできる生活→子供絶対中心の生活(時間面の制約)

これが絶対的ですよね。
子供が熱を出したら休んで看病しなきゃですし、親としてはそれは当然そうなんですけど。仕事って出社して仕事するのが当たり前にできてますからそりゃ相性が悪いですよね。
社会人なるときに身勝手に休むなってオーラ教わりますし。

親になることで当然制約があるわけですが、このキツさよりポテコはソフト面にしんどさがあったんです。
じゃあ、ソフト面の違いってなんでしょうかと

「子育てに必要とされる【察する】と、仕事に求められる【察する】が違う問題」

だと気づきました。

子供🟰ママがしっかり観察して、守らなきゃいけない存在

子供を育てていると、乳児期の何を考えてるのか、元気なのか、体調が悪いのか、何で泣いてるの?なんで泣き止まないの?みたいなカオスすぎてでも超可愛い時期からとにかく24時間察することを求められます。

まぁそれも1人目の子だから必要以上に神経質に考えてたんでしょうがね

そこからちょっと訳がわかるようになって、1〜2歳になってくると感情を先回りして理解してあげて言語化してあげると、イヤイヤが落ち着いたり、素直になったりするんですよね。

しかも教えてあげた感情をちゃんと学習して、またおんなじ気持ちになった時教えてくれるようになるんです。

例えば保育園でおもちゃを取り返せなくて、むしゃくしゃしてたとき。「悔しかったのね」と教えてあげると、悔しかった日にはそう言ってくれるようになりました。

そんな経験をすると、親としては成功体験に思えて子供の感情にのめり込んじゃいます。

それが育児の正解かどうかはわからないので置いておいて、とにかく子供のサインを見逃すなということが求められていると思うんです。

一方で、

仕事🟰

俯瞰で見る、気を配るは◎
勝手な感情の先回り
✖️
スルースキルや鈍感力も重要

察する
🟰すべての気持ちを受け止める必要なんかない

求められてること自体も違うわけで、
仕事さえこなして周囲との人間関係をある程度円滑にしていればいいわけです

会社で定期的に職場の人がメンタルを病むような職業柄(どんなや)、勝手に周囲の感情を先回ったら死あるのみ。折り合いをつけないと心が蝕まれてしまいます。

だから同じテンションで頑張ろうとすると、
職場内の空気が少しでもギスギスするとダメージを喰らう

職業柄仕事先の人との折衝でダメージを喰らう

ダブルパンチを勝手に1人で喰らう
子供の負の気持ちも察して言葉にしてあげてたあの感じを職場でやるとハートがズタボロになります。

ばかみたいですね!時短の給料に見合ってません!!ほとんど保育料で消えるのにバイトみたいな給料で傷ついて。愚かものもいいとこです。

だからといって周囲への感謝は口にしないと、ワーママは周囲の支えがあり成り立っていることは紛れもない事実です。

ある程度のハートフルさも、周囲のメンタルフォローのためには必要です。

ママが周りに役立てるとしたら誰かの仕事の辛さの吐露先になることくらいかなと。

次の復帰のときに肝に銘じたいこと

職務において果たすべき領域、求められるものを理解して、そこに勝手な感情を差し込まないこと。

子育てのために休まないといけないことはある程度しょうがないと割り切る。ここも感情は捨てるべき(申し訳なさそうな顔をしながら休むのがポイント)

逃げても仕事という敵が大きくなって見えるだけですから、仕事のスキルを磨いて倒す気概を持って臨む。先祖は逃げずにマンモスを倒してきたから今こうやって生命のバトンがつながってポテコが産休にはいってるんですから!!(クソ大袈裟)

割り切りの良さと、周りから受けた恩は倍返ししてやるという気概

そして子供への向き合い方と仕事への向き合い方は全く別ベクトルであるということ

これらを武器に、復帰後はマンモスを倒していきたいと思います!!!!!!!!!!

fin.

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