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フォロワーが増えれば増えるほどおかしな人間になってしまう

いいね!リアクションがあればあるほど承認欲求が満たされていきます。
それがだんだん過激になってしまうSNSの怖さ。もっともっと!前よりもっと!
そんな怖いSNSの話です。


フォロワーの意見=すべてみたいになる

SNSのフォロワーはあくまで"自分側"の人たちです。しかも最近ではSNSでおすすめされる投稿や広告、トレンドは自分用にカスタマイズされたものです。
SNSの学習機能であるAIを使ってより長い間、そのサービスを使ってもらうためにカスタマイズされています。
なので、自分側の中で自分の意見や気持ちと合う人が多いのは当たり前です。

やっぱり自分と同じだ!とか、自分が悪としたものや人は、みんなもそう思ってるんだ!と勘違いしてしまいます。

誰も反対しない

フォロワーが多いゲイはルックスが優れてることがほとんどで、少なからずイケる。と思ってフォローしてる人がほとんどです。
そんな人が投稿することには媚びたリアクションしかしないのは当たり前ですよね。
しかも、そんなフォロワーが多い人に立ち向かって反対意見を言うなんて何のメリットもありません。
静かにアンフォローするのが安全です。

だから誰も反対できないんです。

肯定され続けて気付けば極端な思考性になる

僕も今は使ってないXのアカウントは1万人を超えるフォロワーがいて、極端な思考性に陥ることがありました。

一度知り合いだけにしてブロック解除でちまちまフォロワーを減らしてたんですが、だんだん追いつかなくなったので今は放置しています。

リアクションをする人の多くは少なからず好意がある人なので僕が過激なことを言っても肯定してくれる人ばかり。
だからだんだん極端な思考性になって、それをどんどん発言するようになりました。

「波風立てるような生き方はもったいないからやめときな」と言ってくれる友だちがいて今では、確かに何のためにやってたんだろう。とXで投稿さえしてないです。

視野が狭くなってしまう

自分好みなSNSなので、当たり前だけど視野が狭くなっていきます。
おすすめされる情報も、トレンドも自分が求めてるような投稿ばかりになります。
AかBかで、Aを選んでいけばAの道に進み続けてしまいます。
もうBの道は視野に入りません。

反対意見や指摘も受け入れなければならない

それでも、中には優しい友達はちゃんと自分を注意してくれます。
若くてまだまだ血気盛んなら、なんだそれ!と突っぱねてしまうかもしれません。
それでもそういう自分とは違う意見というのは大切。
言ってくれる人は大切です。

歳を取ればとるほど、腫れ物には触りたくないし、注意される機会は減っていきます。

だから、それやめた方がいいよ。それは違うよ。と言ってくれる身近な人の話はちゃんと耳を傾けましょう。

リアクションが低下していくから、過激化してしまう

SNSとの付き合いは難しいです。僕は今では個人の投稿はしておらず、ブログアカウントで告知専門でやってるだけです。

最初は自分のなんてことない写真でもいいね!が貰えていてもだんだんとリアクションが減っていきます。
そうなるとゲイがとる行動として多いのが、「脱ぐ」ことです。
そしてまたいいね!が爆増していきます。で、その後またその裸も見飽きられていくとセンシティブな方向になっていって、最終的に過激なコンテンツになっていきます。

そのリアクションはそんなに自分を切り売りして必要なものなんだろうか。自分が求めてるのは見ず知らずの人たちのいいね!なのか、本当に好きな人のためだけでいいものなのか。
どこかで立ち止まるのも大切なんじゃないか。と考えている今日この頃です。

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