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若い世代のゲイ個人撮影のビデオ販売をビジネスしている人たちへ、一つだけ重要なこと

最近では個人撮影をして楽しんでいる人もいれば、それを突然ビジネスに切り替えて有料販売していく人もいる。

これは誰でも映像制作ができやすくなり、また配信媒体も幅が広がってきたからとおもわれる。

内容はともかく、問題はモザイク処理である。

業界では古参のメーカーであればそのほどが徹底されているのであるが、某社であれば徹底的なダブルチェックを行なっている。と言うのもおそらく過去の歴(意味深)がすでにあるので絶対に捕まりたくないのだと考える。

ときは遡り、ビデオに対してモザイクを入れるようになったのはいつの頃だろうか。

この期限は当時風紀が乱れるということで、一部をモザイクで隠したりして、ピンク映画館などで映画の一つのジャンルとして上映されていた。
今の平成後期や令和生まれの子はおそらく、全く知らないことだと思うが、当時はビニ本といってアレを黒く塗りつぶして販売していたのである。ゲイのビニ本もあることはあった。昭和ババアにとって懐かしいお子様のビニ本もあった。確かメモワールだったか。新宿のルミエールで売っていた。非常に懐かしい時代だった。

要はこの世には、エロビデオというものは存在しませんという建前なのである。

どういうことなのか。
理解がしにくい方のためにもう少し砕いていく。
法律では2人以上の者が同じ空間にいる場合、自分の局部を見せると公然猥褻になる。これをピンク映画館で放映しているということに当てはめるととんでもない公然猥褻である。しかしモザイクがかかっていた場合どうだろうか?当然ピンク映画で放映されるものにはモザイクがかかっている。

これがアダルトビデオと呼ばれるものなのである。

よく芸人がお風呂シーンでモザイクではないもので隠されていたりす。要は完全に一瞬でも見えていなければなんてことはないただの映像なのである。とりあえず隠しておけばいいのである。

つまりモザイクがかかっていることによって、可能性が生み出されている。本当は前ばりをしているかもしれないし、そもそも前ばりをしているのであれば格好は悪いが公然猥褻にはならない。そのほか肌色の紙で包んでいるかもしれないしさまざまな可能性があるということである。極小の競パン履いていても捕まらない。これによりモザイクがかかっている=映像作品として扱われて一本の映画として見なされる。だからTSUTAYAにもレンタルで映画と同じくできるし、アダルトビデオというくくりならオンラインでも合法で見れるのである。

余談だが、税理士の先生は、なんとか税金をうまくして下げたいという言葉を嫌う。その代わり節税という言葉を使えばなぜかよくしゃべってくる。言い方の一つだけでこんなにも変わるのかという話である。

話は逸れたが、面白いのがモザイクをかけていなくても、有名俳優などが出ている過激なシーンの含まれる映画であれば倫理機構に審査に出してから放映開始されるのでお墨付きということである。

写真に関しても写真集を出していたアジア人のレスリーキーなどは、当初海外インポート扱いであったためもろ出しで売っていたので店主が仕方なく黒塗りでマジックで消すなどの対応に追われていた。紙媒体であってもこの世には公然猥褻にならないようにある程度決まりが整っているのである。

つまりこの世にはエロビデオではなく、ピンクなアダルトビデオは存在すると言うことである。
その証拠に、新聞記事などでもアダルトビデオと称されてもエロビデオとはかかれていない。お国がきっちりと決め出したことなのである。

もっというとこのモザイクの濃さも業者泣かせの問題の種の一つである。当初このモザイクの濃さについて規定しようという動きがあったがこれは無理な話だった。というのも近くなったり遠くなったりとりあえず動くからである。こうなったとき同じ濃さでも遠近によってはモザイク薄過ぎなんじゃないの?ってことにもなる。結局お偉いさんたちも規定ができなかった。しかしここは日本人、なんと今の今までもこれについてはグレーゾーンのままなのである。これは理由がありそもそも判断の限界があるのと、業界に浸透しておりモザイクをかけないといけないという信念が各メーカーにはあるので、これは業界の功績だと思っている。

とはいえ、しょっぴかれていないわけではない。男女それぞれの業界のメーカーにも当然ニュースにはなっていないもののちょくちょく聞いたりする。特にタレコミでいくケースもあり、1回目は厳重注意となることが多いが、今は一発アウトなのかもしれない。この匙加減はおそらく挙げたいかどうか刑事次第なのだと思う。ちなみに多分こんなモザイクが薄いから挙げたいという刑事はほぼほぼいないと思うがあえて念の為モザイクの重要性について書いておくことにした。

Twitterで無修正でばしばしと乗っけてビューを回しているなんてオンライン上で凶器を振り回しているのと同じことなのだが、あまりにも数が多いので警察もめんどくさがってたまにあげるだけなのだと思う。せめて鍵垢内でやるようにしましょう。

今は流行りのメーカーなんだけど皮かぶって新しいメーカーに見せたりしているケースもありナントも言えないのもあるが、個人撮影でmyfansやonlyfansのようなところで出しているケースもありこう言った場合は最低限モザイクをつけることを強くおすすめする。というかつけたほうがいい。つけろ
保身のために

見て欲しいと言うど変態はもう一回捕まるしかない。

勘違いしてはいけないのが全部被せてモザイク処理をしないといけない。例えば部分的にゲイものであればハミチンしていては何の意味もないのである。ちゃんとトラッキングしないといけない。この部分を一人でワンオペでやってるのが西麻布撮影所やEXFEEDである。その代わりアングルやモデルの質に重点を置いている。どちらもCOATの出身である。

最近では業界への風当たりが強く、昔はなあなあになってた部分が今ではダメとなっているところも多い。すでに儲からない業界になりつつある。違法アップロードやモデル関係などありとあらゆるリスクがその数千円のなかの値段に含まれている。それでもエロを表現したいと言う熱意でメーカーをやっている会社がほとんどだと思う。

真面目にエロやってんな。
ということなのである。

そうなのである。
この業界は真面目に不真面目なものをつくっているのである。


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