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ゲイLGBT業界 あれこれ 〜ビデオ制作会社編 その2〜

とりあえず第二弾のビデオ会社紹介をしていきます。書くのにかなり時間がかかり公開が遅れました。まだあまり出しきれていないメーカーばかりですが、どうぞご覧ください。おもに2000〜2010年前後のメーカーになります。


【2023/11/21 更新しました】

Acceed

東京の制作会社。中堅でありニッチなジャンルのマニア御用達老舗メーカー。
昔からとんでもない企画モノでマニアにはとても愛されているメーカーである。特にここでは書けない様なバラエティ豊かな企画から、大運動会シリーズは恒例となっており、運動会シリーズはCOATも途中から真似をした傾向があるほど。売りと併設しているのでしばしばみたことあるようなモデルもちらほら。某ホラー映画の撮影場所で撮影してモデルがそれに気づいてビビるが撮影は強行されたという話もある。とにかくノリがノンケなのだが、少数精鋭でやってるのでバイタリティMAXなのだろうか。

MC(メンズキャンプ)

東京の制作会社。現在はもう存在していないメーカーである。
メンズキャンプというメーカーでやっていたが内部事情としてはノンケメーカーから派生したメーカーであったが故に、バスを一台貸し切ったりかなり業界にしてはぶっ飛んだ作品が多くその甲斐あって当時はかなり売れていたメーカーであった。しかし資金繰りではないと思われるが要となるスタッフが相次いでやめたことが原因でメーカーを辞めることになったという(諸説あり)。ここの母体メーカーは女の子ものでかなり有名なメーカーになっているのだが社長はわからなかった、代わりにメンズキャンプ事業の責任者は30代だったが、やり手だったと感じた。
現在は、某動物のアイコンがかわいらしいFC⚪︎などでよくみるメーカーになっている。なんであの動物にしたんだ…。最近は心配なのは薄すぎて、大丈夫か。おじさんは心配だゾ。

RCHS STUDIO

大阪の制作会社。某メーカーの独立系。
2012年頃より出てき始めたメーカーで、やんちゃ系から可愛い系がメインの作品が多かった印象がある。アクシードと路線は若干似たものの目指してる層はかなり若い。転機はタイ撮影をした海外ロケを行っていた時期で、昔のYBSportのような作品を現代版にアレンジして発表した時期である。海外撮影の中では詳細が語られており、パタヤ撮影はコーディネーターをつけたりして店側と交渉して撮影していたため鮮明な動画やインタビューが丸ごと楽しめた。これにより、かなりジジイのファンを獲得したと思われる。
こんな作品ばかり撮っているので社長は飛んだジジイかと思ったが実際は社長はかなり若かったが若干半⚪︎⚪︎?のような、ノンケがやってるメーカーの様な印象を受けた。いまは社長が交代しているようで、そこから新作がほとんど出なくなったがどうなっているのか。

JUSTICE

東京の制作会社。単体モノ専門。
モデルのジャケ写がとても綺麗に整え(加工)られておりそそりやすい。あと映像で、若干映像のガンマ値を調整されておりこれもまたそそる。いかにも撮影されてしまっている感がある照明、ゴーグルマン、全てパーフェクトである。変な小細工なしに 出しオンリーの映像でほんとうにここまで徹してると清々しい。またおまけグッズがものすごい量で、販売店がめんどくさいのかスクラッチくじを引かせてくれなかった笑。どうやら設定があるみたいで、B賞はファイルと〇〇とみたいな感じで書いてあるのだが、若い店員だったためあまりよく理解しておらず、なぜかウェットティッシュだけくれて会計されたこともあった。とまあ、私の話はどうでもいいとして写真やらティッシュケースやら、こんなもんどこに置いとけばいいのかしらというグッズばかり毎回つけては店員を困らせ、挙げ句の果てに客にはグッズはまともにとどかないというとんでもないことになっていた笑。(他店ではちゃんとスクラッチしていたか知りませんが自分の通っていた店はそうでした笑)ここの社長は昔なつかしのずんべろのバーをやっていたが、まさかビデオメーカーになるとは思っていなかった。二度成功するとは思わなかったが、モデル選びで失敗して不運なことにニュースになったこともあって心配だったが、今でもまだ続いているそうで何よりである。

BRAVO

大阪の制作会社。がちむち系。
映像にねっちり感があるが、モデルがカッコ可愛い子が多い印象である。ちょいぽちゃからちょうどいいサイズのぽちゃで留めたこが多かった。インタビューがなかなかのホゲ隠しで、隠してるんだけど隠しきれてないみたいな。インタビューの返事をしてから始まるシーンが多く、その後に潮を吹くという本当にどっちなのかわからないのが大当たりしていた。個人的にあまり理解できない分野だったが、売れているので好きな人が多いのだと思った。なぜかDVDは毎回ディスク1&2のカラーケースに入った2枚組である。ビデオショップではよく面だしされているDVDをぽとぽと落としていた。内容はフレッシュな感じで大変好みだったが撮影の凝り具合は多分各社のなかでは結構上位に入ると思われる。というのは細かいショットを撮る癖があるみたいでなかなか見応えのあるビデオに仕上がっている。社長がKOからの派生と聞いているがこの真偽がいかに。

まとめ

発足が2000〜2010年前後のメーカーをまとめてみました。
なかなかどのメーカーも良作を残しており、ニュースになったタイトルも複数あります。どのメーカーはいえませんが、警察沙汰になっているタイトルもありそれらは業者のみに通達され、ひっそりと回収されています。
回収されたのは、ごくここ数年の間で、理由としてはAV新法がらみになってきます。ようは自分で応募してきておいて、やっぱり辞めるなどといい、その後ギャラも返さなくてもいいというとんでもない法案なのですが、もともと女性保護のために作られた法案が男女どちらも適応されるべきになっただけで、これを悪用しているわけです。
自分で応募してきておいて、取り下げてくれとは本当に笑うしかないですが、確かにメーカーによってはあれよあれよともう息もつかせぬ撮影を行って結局よくわからないまま撮影がおわってたという流れも多く、こういう撮影方法をしているメーカーは少し流れを変えないといけないとは思います。

現在動画配信だよりになっている現状があり、複数のメーカーの中で実際はAメーカーがつくっているが、A1レーベル、B1レーベルのように他社がつくっているのかオリジナル個人撮影なのかわからないようになってしまいました(よく作風をみるとわかるのですが…)。各社新レーベル合戦で、よりマニアックなコンセプトレーベルが出てくると思われますので、各社毎週チェックしています。

それではみなさま、春のパンツ祭りまでもうしばらくですね。
次回投稿までごきげんよう。

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